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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ミクロの決死圏」 Fantastic Voyage (1966 20世紀FOX)

2015-01-17 | 洋画

大昔にテレビで見たっきり。アシモフの原作も読んでいない。

なぜ今ごろDVDを借りて観てみようと思ったかというと、キネマ旬報の鬼塚大輔さんの連載「誰でも一つは持っている」で監督のリチャード・フライシャーの自伝が採りあげられ「抗体がラクエル・ウェルチの身体にとりついたのを、男優たちが必死でひきはがす」シーンにおいて、男優たち(スティーブン・ボイド、ドナルド・プレザンスら)が、やたらに遠慮してしまうので……てなくだりがあったから。

そんなシーンありましたっけ?ありましたありました(笑)。

さすが職人監督、男優たちをうまくあやつってほとんどレイプのように描いてある。質量保存の法則に反しているとかいろいろ言われた作品だけど、科学的はったりを遠慮なしにぶちこんで、しかも最後の脱出が“涙とともに”なのは映画として正しいあり方ですよね。すばらしい“幻想的な旅行”でした確かに。

コメント (2)
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