事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ミクロの決死圏」 Fantastic Voyage (1966 20世紀FOX)

2015-01-17 | 洋画

大昔にテレビで見たっきり。アシモフの原作も読んでいない。

なぜ今ごろDVDを借りて観てみようと思ったかというと、キネマ旬報の鬼塚大輔さんの連載「誰でも一つは持っている」で監督のリチャード・フライシャーの自伝が採りあげられ「抗体がラクエル・ウェルチの身体にとりついたのを、男優たちが必死でひきはがす」シーンにおいて、男優たち(スティーブン・ボイド、ドナルド・プレザンスら)が、やたらに遠慮してしまうので……てなくだりがあったから。

そんなシーンありましたっけ?ありましたありました(笑)。

さすが職人監督、男優たちをうまくあやつってほとんどレイプのように描いてある。質量保存の法則に反しているとかいろいろ言われた作品だけど、科学的はったりを遠慮なしにぶちこんで、しかも最後の脱出が“涙とともに”なのは映画として正しいあり方ですよね。すばらしい“幻想的な旅行”でした確かに。

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2 コメント

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子供の頃好きになった作品で (みこ)
2020-12-19 02:15:51
昨日見返してて一番印象に残ったのが「こういう作品にさえもセクシーシーンがどうしても必要なのかな?」ってことでした.まあそれがアメリカ映画らしさなのですが.
この記事検索してみるといきなり彼女の写真だったので,笑っちゃいました( ^o^)
やっぱりみんなそう思いますよね.
制服を脱ぐ動きだけでもうセクシーだったなあ.

ところでこの作品,今のCG技術でリメイクしないかな.
宇宙とか恐竜はしばらくいいから.
でも心臓弁の手作りの動きとか研究所内部とか,今観るとチープさがとても楽しい作品でした.

ドナルド・プレザンスはコロンボや「大脱走」「カリブ海の秘密(ミス・マープルシリーズ)」の役も好きです.いい俳優さんですよねぇ.
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必要ですよ!(笑) (hori)
2020-12-19 11:00:14
もしもラクエル・ウェルチの役がむさい
おっさんだったら……ああ考えたくない。
返信する

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