第4報はこちら。
ガソリンがこんなに問題になるとは。
まず首都圏のスーパーからお米が消えつつある、ってあたりの事情がわかりやすい。
お米、余ってます。それはもう確実。明日食べるお米がないというならともかく、現物は日本に哀しいほど存在します。
外米が輸入されるきっかけになった不作のときですら、実はお米はちゃんとあったわけですから、まず冷静になりましょうよ。
同じことをガソリンに敷衍するのは確かに乱暴。医者におばあちゃんを連れて行くガソリンがない!緊急時のためにガソリンは絶対に必要だ!とか、不安になる要素はたーくさんある。
でも、携帯缶が売れているというニュースを聞くと考えこむ。オイルショックのときの教訓はどこへいったのかと。集団心理おそるべし。
酒田では時候のあいさつのように「今日、どこのスタンド開いてた?」と言い交わしているけれど、こんなことがいつまで続くものだか。
わたしが応援したいのは全国の気弱な方々。
「被災地のことを考えて、少しずつ我慢しよう」
そんな小声の正論を「この甲斐性なし!」と怒られちゃう感じは、おそらく終戦直後はすごかったんでしょうね。
でも、被災地以外の人たちは、少しなら我慢できるでしょう?計画停電にはいろいろと問題もあるし、もっとスマートにやれないのかとも思うけれど、まず、ヒステリーになることだけは避けましょう。
で、気弱な方々を批判しないでいてくれるとうれしい。それって、GSに並ぶ根性のない、まさしくわたしのことだから。あ、別にウチの妻が怒ってるわけじゃないですよ。ウチは逆に、原理的エコロジストである妻に……
第6報につづく。