事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「愛にイナズマ」(2023 東京テアトル=日本テレビ)

2023-11-14 | 邦画

土曜の朝、映画館に行こうと心に決める。候補は鶴岡まちなかキネマで「春に散る」(ちょうど沢木耕太郎の原作を読み終えたばかり)か、フォーラム東根で「ゴジラ-1.0」。東根に決めたのは、この「愛にイナズマ」もちょうどいい時間帯だったから。まあ、どっちにしても佐藤浩市の作品ではあった。

主演の花子に松岡茉優。映画監督志望の彼女は、斬新で個人的な作品を作り上げようとしているが、老獪なプロデューサー(MEGUMI)と保守的な助監督(三浦貴大)によって企画自体をとりあげられてしまう。

……ここまでの展開はちょっとしんどいんですよ。確かにプロデューサーと助監督は薄汚い業界人のように描かれてはいるけれども、それなりに魅力的。だけれども、花子は世間知らずのはねっ返りにしか見えないのだ。

やばい、と思いました。あの「ぼくたちの家族」「舟を編む」「夜空はいつでも最高密度の青色だ」の石井裕也監督にして、妙に独りよがりな映画にしてしまったのではないかと。

ところが、一種の天使として窪田正孝(殴られて血のにじむマスクが妙におかしい=この作品の英題はMasked Hearts)が登場してからの展開が意表をつく。花子は自分の家族を題材にして映画を完成させようと父(佐藤浩市)とふたりの兄(池松壮亮若葉竜也)にカメラを向けるが……

母親がいないのはなぜか、余命一年を宣告されている父親がそのことをどう娘に伝えるか、などがからみ、わたしの涙腺は決壊した。タオル地のハンカチがぐしょぐしょ。

これまで、常に意識的な人物を演じてきた佐藤浩市が、なすすべもなく人生に流されていく弱い人間を演じて絶妙。すばらしい映画だった。東根まで来てよかったよー。

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「ゴジラ-1.0」GODZILLA MINUS ONE(2023 東宝)

2023-11-13 | 邦画

監督・脚本・VFXを担当した山崎貴が「続・三丁目の夕日」を撮ったとき、オープニングにゴジラを登場させ、東京を蹂躙していたことを思い出す。ああ、山崎はゴジラを撮りたいんだろうなあとつくづく。なにしろあのシーンは、のちに「シン・ゴジラ」が登場するまで、もっとも精緻な特撮だったので。

「ゴジラ-1.0」(ゴジラマイナスワン)を見た人たちが、とにかく泣けると教えてくれた。ほお。となれば山崎は

・ゴジラを撮るように三丁目の夕日を撮り

・三丁目の夕日を撮るようにゴジラを撮った

のかな。息子は初日の一回目に観に行き、とにかく混んでいたと言っていたので、念のためにとフォーラム東根まで遠征。知り合いと会うのはいやなの(だからなんで?)。

朝9:30からの回だったので、お目当ての足がのばせる席を確保できる。オープニングは特攻機の着陸から。乗っていた敷島(神木隆之介)は、特攻から逃げてきたのである。その、味方からも見放された孤島には、伝説の生物ゴジラが生息し、整備兵たちに襲いかかってくる……

敵から逃げたという負い目があるので、敷島の戦争は終わらない。そこへ、核実験によって巨大化したゴジラが東京へ向かって来る。敗戦によってゼロになった日本に、災厄としてのゴジラが現れ、マイナスの状態に陥ってしまう。

前半は木造の小舟で機雷を除去する場面がメイン。船長は佐々木蔵之介で吉岡秀隆と山田裕貴がチーム。もうまるっきりJAWSなのが笑える。そして、お偉いさんがゴジラの殲滅を担うこれまでのゴジラと違い、民間の英知を結集して、という狙いもよくわかる。

日本が圧倒的にアメリカの支配下にある(それはシン・ゴジの時代でもいっしょだったが)時代。ちょっと泣かせがあざといくらいではあるけれど、神木隆之介と浜辺美波の朝ドラコンビ、そして安藤サクラの芝居のうまさがこの映画を(きわどいところで)成立させていました。

ゴジラの背びれが膨張するギミックと、日劇が吹っ飛ぶシーンは必見。ポスターのかっこよさは比類がない。

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「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(東宝=フジテレビ)

2023-11-10 | 邦画

文句なく今年観たなかで最低の映画。どうして脚本を井上由美子さんに任せなかったんだ。

いやもちろんなぜアニマルトラップに仕掛けた本人がひっかかったのかとか、周到な伏線ははってあるんだけど、いくらなんでもこんなに陰惨な話にしなくてもよかったのではないか。謎解きに爽快感がないの。ミステリにおける天使であるべき探偵が、まったく天使に見えないあたりも致命的。よくこの脚本で製作にGOサインが出たよなあ。

劇場版のおかげでドラマのシーズン2は吹っ飛んだことであろう。いい役者をそろえたのに。

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「アンダーカレント」(2023 KADOKAWA)

2023-11-09 | 邦画

Undercurrent……①下層の水流、底流 ②(表面の思想や感情と矛盾する)暗流。

わたしにとって「アンダーカレント」とはケニー・ドリューのアルバムタイトルだが、人によってはビル・エヴァンスかもしれない。ビルのアルバムジャケットと同じようなシーンがこの映画では何度も挿入されています。水面に出ている人間の表側と、内面とは違っているという意味がこめられているんでしょう。

ようやくコロナの影響も弱まり、わたしの映画館通いも復活しつつある。といっても今年はまだ14本しか見ていない。そんななかでも、やたらに出てくるのが安藤サクラ、井浦新、永山瑛太、リリー・フランキーだ。なんか近ごろの日本映画は彼らの順列組合せで出来上がっているのではないかと思うくらい。

この「アンダーカレント」も、「福田村事件」の井浦新と永山瑛太(「怪物」でもいい味を出してました)にリリー・フランキーがキャスティングされ、主演が真木よう子。面白そうだ。

しかし絶対に見ようと決めたのは、監督が今泉力哉だったから。「愛がなんだ」「アイネクライネナハトムジーク」の力感あふれる演出に期待。

その期待にみごとにこたえてくれました。「湯を沸かすほどの熱い愛」「時間ですよ」につづいて風呂屋の話に外れなし!

夫(永山瑛太)が失踪した妻(真木よう子)は、銭湯をなんとか切り盛りしている。そこへ、住み込みを希望する男(井浦新)が現れて……

夫をさがすリリー・フランキーが絶妙。ちょうどわたしが買ったばかりのサリバン先生タイプのサングラスをかけていたのでうれしくなる。

山形県庄内町がドラマにからんでくるし、なにしろ瑛太の役名がわたしといっしょなので「〇〇さん」と真木よう子のあの声で呼びかけられるたびにドキドキ。ラストシーンには深く考え込まされる。傑作。

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「バッド・ランズ」BAD LANDS(2023 東映=SONY)

2023-11-04 | 邦画

わたしはこの作品の脚本・監督・プロデュースを担当した原田眞人のファンだ。大ファンだ。「盗写1/250秒」「バウンスko GALS」「クライマーズ・ハイ」「駆込み女と駆出し男」「日本のいちばん長い日」など、こういう映画が作りたいという意図が明確に伝わってくる。

わたしはこの作品の原作「勁草」を書いた黒川博行のファンだ。特に疫病神シリーズの、延々とダラダラつづく大阪弁のおかしみは比類がない。先日も最新作「悪逆」を読んで、あいかわらず尿酸値ネタやパチンコ屋=カジノの持論を展開していて笑った。

わたしはこの作品の主演女優、安藤サクラのファンだ。わたしは今年13本しか劇場で映画を観ていないのに、そのうち3本が彼女の作品なのだ(まもなく「ゴジラ-1.0」も)。

これらの条件がそろって「バッド・ランズ」を見ないという選択肢はない。

オープニングから安藤サクラがはずむ。原田眞人の得意技に、まだ映画界で知られていない役者を発掘してみせることがある。たとえば、この映画でも融通のきかない刑事役で吉原光夫が好演を見せているし、宇崎竜童の枯れっぷりもいい。サリngROCKなんてどこから探してきたのだろう。そしてなんとあの天童よしみがきちんとハードボイルド的な悪役をこなしているのだ。

もちろん安藤サクラはすでに名優としての地位を確立していて、その演技力をかって主役に原田は起用したのだろうけれども、撮影が開始されてから彼女の凄さにあらためて驚嘆したのではないだろうか。この映画において彼女は、とにかく動きまくる。そしてその動きが激しく魅力的なのだ。

犯罪の世界に身を置きながら、ラストで疾走を開始する(名作「かぞくのくに」のラストで、スーツケースを引きずって未来に向かう安藤と二重写しになる)ヒロインの姿に感動。決して万人におすすめできる映画でないことは承知。でも、わたしにとっては大傑作。

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「ゆとりですがなにかインターナショナル」(2023 日テレ=東宝)

2023-11-03 | 邦画

テレビドラマの劇場版をつくるメリットとデメリットってなんだろう。

メリット

・ドラマのファンはすでに感情移入済みなので、登場人物の紹介など、よけいなシーンを省くことができる。

・オンエアが(たとえ視聴率が悪くても)ある程度の人気を得ているので、製作費を調達しやすい。

・役者もキャラの造型をすませているので、過度のプレッシャーを感じなくてもすむ。

デメリット

・ドラマのファンの多くは劇場版に新味をあまり求めず、そのまんまの展開を求めているので、作り手が工夫する余地が小さい。

・ドラマを見ていなかった層は、まず確実に映画館に来てはくれない。

・テレビで観ることが通例だったので、わざわざ金を出してまで……と考える人もいる。

……こんなとこかな。悪い例としてとりあげてはいけないけれども、「バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版」はひどかった。ひょっとしたらありえたかもしれないシーズン2はきっと雲散霧消したことと思います。

それでは「ゆとりですがなにか」はどうだろう。宮藤官九郎の「木更津キャッツアイ」が劇場版になると「日本シリーズ」「ワールドシリーズ」になったのに似て、インターナショナルってなんだよ(笑)。

確かにあれから5年以上たって、マサカズ(岡田将生)はあいかわらずフラフラしているし、ヤマジ(松坂桃李)は童貞。マリブ(柳楽優弥)はとんでもないことになっている。

コロナの世になったことで数々のギャグがしこんであり(リモートがうまくいってないふりをしてフリーズしてみせるとか)、令和でなければ通用しない笑いがてんこ盛りだ。

でもね、はたして劇場版をつくる意味がはたしてあったのかといえば……ちょっと疑問。ファンであるわたしですら、ちょっと疑問。

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「福田村事件」(2023 太秦)

2023-10-25 | 邦画

A」「放送禁止歌」「i-新聞記者ドキュメント」などでタブーに挑んできた(というより、当然の姿勢なのだが)ドキュメンタリー作家、森達也の実話をもとにした初劇映画。

大正12年、ある事情をかかえて朝鮮から引き揚げてきた元教師の夫婦(井浦新田中麗奈)、戦争未亡人(コムアイ)と寝ている船頭(東出昌大)、讃岐から薬を売りに来た行商人たち、朝鮮人を排撃すべきだと主張する在郷軍人(水道橋博士)らが千葉県福田村にいる。

そこへ、関東大震災。朝鮮人たちが井戸に毒を入れているとか、反乱を企てているとする流言飛語がまん延する。“自衛”のために朝鮮人を拘束しろと騒ぎ出す在郷軍人たち。

そして、悲劇が起こる。日本人である行商人たちの言葉がわかりにくいという理由だけで、行商人たちは朝鮮人と誤解され、屠られていく……

村民たちが朝鮮人を血眼になって追い回す理由が恐ろしい。

怖いから、なのだ。

自分たちがいつも迫害しているからこそ、復讐されるのではないかとびくついたのだ。醜い差別意識が、そんな臆病さと表裏一体である理不尽。観客として、頬が怒りで熱くなる。

静かな日常が、一瞬にして地獄絵と化す転調がすばらしい。虐殺の描写は気の弱いひとにはきついかもしれない。しかし、弱いものがもっと弱いものを差別する構図こそが、体制の思うつぼであることをこの映画で知ってほしい。

天皇、被差別部落民、ハンセン病患者など、現代では放送禁止に近いことがらが、歴史的な事実であったことを感得できる。そのうえで、虐殺がなかったとする歴史修正主義者の主張がいかに唾棄すべきものなのかを理解できる作品になっている。

森達也の演出と、特に荒井晴彦の色が強い脚本がすばらしい。被差別部落民のリーダーを演じた永山瑛太の

「(じゃあ)朝鮮人なら殺してもいいのかよ

という啖呵が重い。東出昌大、ピエール瀧、水道橋博士など、わけありの役者をそろえるあたりのセンスもいい。

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「怪物」(2023 東宝=ギャガ)

2023-06-27 | 邦画

教室内のいじめ、教師の体罰、乗り込んでくる親、謝罪会見、緊急保護者会……この業界にいる人の、誰がこんな作品を観たいだろう。

実際、まわりの評判や、カンヌで脚本賞をとったというパッケージがなければ、おそらくスルーしていたことと思う。常に感服させてくれる是枝裕和監督作品であっても。

それに、是枝監督で安藤サクラが出ているとなれば、こういう言い方はなんだが、“読める”じゃないですか。おそらく子役やサクラの演技は例によって自然だろう、考えさせられる展開が待っているに違いない……

しかし是枝自身もその傾向を感じ取り、だから脚本を坂元裕二にゆだね、自分らしくない作品にしたかったのだと思う。そしてそれはみごとに成功している。

シングルマザーの早織(安藤サクラ)の視点、担任の保利(永山瑛太……彼はつねに××センセー、××センセーと呼ばれる。ドキドキする)の視点、そして早織の息子、湊(黒川想矢)の視点がからまりあい、次第に序盤とは違う実相が見えてくる。

かなり複雑な構成だけれども、ミステリ的に面白く観ることができる。時制が前後するので、観客はこれはどの時点のお話なのかと、たとえば少年の髪の長さ=彼はある時点で自分の髪を切っている=などで類推しながら観ることになる。

湊の同級生で、いじめられている依里(柊木陽太)の父親(中村獅童)は吐き捨てる。あいつは化け物なんだと。そして病気なのだと。

その病気とはなんなのか、が後半にならないとわからないようになっているあたりも周到だ。まったく表情を動かさない校長(田中裕子)が少年の嘘を許すのはなぜかという仕掛け。トロンボーンの音が怪物の咆哮に聞こえるあたりもすばらしい。

はたしてラストの少年ふたりの疾走は何を意味しているのか。そこへかぶさるのが坂本龍一の名曲「AQUA」なのが泣ける。さあ、怪物って、だーれだ。

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もう一度「茶飲友達」

2023-06-10 | 邦画

その1はこちら

この映画は正解も正義も示さない。なにしろマナは、常に正しいことを求める母親に反駁してこの世界に飛び込んだようなものなのだ。その母親からの逃避が、ティーフレンドという組織を疑似家族にしているという設定。

だからマナは過剰なまでに“家族”を維持しようとする。けれども、どこか彼女の言葉は軽いし、嘘くさく響く。

この作品でただひとりメジャーな俳優である渡辺哲は、妻を亡くした孤独な老人の役。彼はティーフレンドの女性と関わることで生活に張りを取り戻していく

女性たちもまた、介護や、ギャンブル依存症などからほんの少し目を背けることができている。スタッフの若者たちもまた、中途半端な生き方であることを承知しながら、自堕落さからかろうじて逃れている……ように見える。セックスを介在させて、誰もがウインウインな状況にいる……ようにも見える。しかし。

顧問弁護士まで用意して、会員数1000人を突破するなど、ビジネスとして成功しているティーフレンド。これ、実話がもとになっているらしいけれども、現実には組織暴力関係が黙っていないだろうし、警察だってバカじゃない。もっとダークに描くこともできただろうが、この映画の主眼はそういうことでもない。売春を賞揚も批判もしないあたりが勘所なのだろう。

単館での公開だったのに毎回満員札止め。ということで徐々に拡大公開されたというのは、同じ会社がつくった「カメラを止めるな!」の展開に近い。ほぼ半分がファックシーンである映画に、高齢者たちが駆けつけたのもうなずける。年寄りたちだって、枯れてばかりいるわけではない。

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「茶飲友達」(2022 イーチタイム)

2023-06-08 | 邦画

雨の土曜日。ある理由で妻が留守なので、このままお布団のなかでグズグズしていようか……いやいやそんなことではいかん。動け、俺

実はまたしても「RRR」を見ようと思っていたけれど、どうにも時間が合わない。えーと今から鶴岡まちなかキネマに向かって都合がいいのは……

「茶飲友達」

まったく知らない映画です。内容をチェックすると、高齢者向け売春組織のお話なのだという。

「…………」急げ!俺

その売春組織のやり方はこうだ。メジャーな新聞に「茶飲友達募集」という広告を載せ、連絡をくれた客に「煎茶コース(デートだけ)」「玉露コース(セックスを提供)」を選択させるというもの。

ワゴン車での送迎、現金のやりとり、ランキング付けで競わせるマネジメントなど、オーソドックスな売春組織である。いや知らないけど。代表が若い女性であることと、顧客も売春婦たちも高齢であることをのぞけば。

その、若き代表であるマナ(岡本玲)は、スーパーで半額落ちのおむすびを万引きする女性、松子(磯西真喜)を見かける。マナは機転を利かせて店員の注意をそらす。

マナは言う。

「“うち”に来れば、変われる」

人生に絶望していた松子は、その組織「ティーフレンド」で頭角を現わしていく。以下次号

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