hiyamizu's blog

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都心観光3-静嘉堂文庫

2023年12月17日 | 観光

 

都心観光2で、皇居東苑の汐見坂、本丸跡、天守閣模型、果樹園を見て、大手門から出た。

 

 

内堀通りを日比谷方面に歩いて行くと、和田倉噴水公園に変わった建物が見える。

 

噴水が目の前にあるこの建物は、

 

スターバックス皇居外苑和田掘噴水公園店だった。入って一休み。隣の同じような建物は無料休憩所だった。

 

東京駅の方へ行幸(ぎょうこう)通りを進むと、

 

左手の和田倉濠に白鳥が。

 

日比谷通りを日比谷方面へ行くと、馬場先門手前に明治生命館がある。1945(昭和20)年から11年ほどアメリカ極東空軍司令部として接収され、私は、柱が並ぶ建物の外観がマッカーサー元帥のイメージにつながる。

世田谷にある静嘉堂文庫美術館の展示ギャラリー(静嘉堂@丸の内)部分は、2022年10月、明治生命館1階に移転した。

明治生命館1Fに入り、静嘉堂@丸の内のチケットを購入して、黒光りしたフロア(ホワイエ)に入る。展示室は右に1,正面に2,左に3と自動ドアで入る。3から先に4がある。

 

 

右が「果皮緑双耳瓶」、左が「炉鈞釉三足盤」でいずれも産地は景徳鎮官窯。

 

粉青罍形象耳瓶で産地は景徳鎮官窯。

 

紅彩暗花龍文鉢

 

青花臙脂紅龍鳳文瓶

 

そして、写真不可だったが、国宝の「曜変天目(稲葉天目)」、お目見えは数回目だが、相変わらずお美しい!

 

ここで知ったかぶりの「油滴天目」「曜変天目」の素人解説。

茶碗を鉄系の釉薬(黒釉)に浸し掛けして焼く。このとき、窯の中で思わぬ、コントロールできない変化(窯変)が起こって模様ができる。
その窯変の仕方で、油滴天目と、より奇跡的な曜変天目にわかれる。

油滴天目:茶碗の内外全面に黒釉の中に小さく丸い斑点が現れたもの。

国宝や重要文化財となっているものが5点ほどある。

曜変天目:碗の内側に釉薬が破裂したことでできる斑紋があり、その周りを群青や紫などの光の角度によって色が変化する光彩がある。
曜変天目は中国で作られたものだが、世界中に3碗だけで、その全てが日本の国宝となっている。この静嘉堂文庫美術館の他には、藤田美術館と大徳寺龍光院にある。現在の技術ではどうしても再現できていない。

 

 

 

明治生命館を出て、東京會舘へ入ってみた。

正面のクリスマスツリーが美しい。

 

右手奥には、黄色と紫に変わるイルミネーション。

   

 

 

日比谷の交差点から見上げる5つ星ホテルの「ザ・ペニンシュラ」。高い! たぶん値段も。

 

明日は、都心観光4-東京ミッドタウン日比谷

 

コメント
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