hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

貫井徳郎『乱反射』を読む

2018年12月31日 | 読書2

 

貫井徳郎著『乱反射』(朝日文庫ぬ1-1、2011年11月30日朝日新聞出版発行)を読んだ。

 

裏表紙にはこうある。

地方都市に住む幼児が、ある事故に巻き込まれる。原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、誰にでも心当たりのある、小さな罪の連鎖だった。決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するしかないのか? 第63回日本推理作家協会賞受賞作。

 

登場人物たちのちょっとしたマナー違反。だれにでもありがちなそんな行為が連らなって、結果として重大な事故となり、不運な2歳の子供の命が奪われる。記者である父親・加山の追及に彼らは言い逃れする。ただ一人、責任を認めた者は、結果を予測できたとして起訴される。しかし、父親の気持ちは晴れず、……。


加山聡:新聞記者。妻・光恵と2歳の健太と旅行に出発する朝、マナー違反と知りながら高速道路のサービスエリアに家庭ごみを捨てる。新聞社支社のデスクは海老沢。

田村ハナ:暇な主婦。娘・佐緒里から馬鹿にされて街路樹の伐採反対を、阿部昌子、佐藤和代、静江と始める。

三隅幸造:毎朝、犬との散歩を欠かさない。しかし街路樹の根本にする犬の糞を腰痛を理由に始末しない。

久米川治昭:アルバイト医者。患者はさておきまず自分の都合を優先し、責任を持つことを避ける。

安西寛:学生。空いているという理由で急患のふりをしてたびたび風邪の治療で病院に行く。

小林麟太郎:市の道路管理課の職員。街路樹の根元の糞処理を途中で簡単に諦める。

河島:道路拡張部の地権者でひとりだけ説得に応じない。

榎田克子:運転技術が下手で車を家の車庫に入れられない。生意気な妹は麗美。

足達道洋:病的な潔癖症の植木屋職人・樹木医。

 

貫井徳郎(ぬくい・とくろう)
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。

1993年、第4回鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』によりデビュー。

2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞

なお、『愚行録』、『乱反射』、『新月譚』、『私に似た人』が直木賞候補。

 

本書は2009年2月、朝日新聞出版より刊行。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

7,8人の罪に問えないほどのマナー違反が積み重なって、2歳の男児が死亡する。父親である加山はなぜ息子が死ななければならなかったのか、原因、責任者を調べ上げ、追及し、突き詰めていく。しかし、追及された各人は自分にはそれほどの責任はないと言い逃れる。幼児死亡という結果を予測できなかったからと、法的罪にも問えない。

ひとり足達だけが罪を認め起訴されるが、加山の心は晴れない。

 

同程度のマナー違反は自分も犯していたと気付いた加山は妻・光恵と旅に出る。

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12月の花

2018年12月29日 | リタイヤ生活

 

12月に届いた花は、

 

 

9本のガーベラと白いマーガレットは少々。レースフラワーは隠れている。

 

 

この写真だとレースフラワーが後ろに少々見える。

 

 

主体のガーベラは最近は淡いパステルカラーもあるようだが、あざやかではっきりした色が多い。

陽気で明るいのだが深みがなく、色が派手で蛍光色じみていて人工的に感じられ、あまり好みではない。

  

「ガーベラは水を汚すのでこまめに取り換えてください」との注意書きを覚えている。毎回長持ちせず、気が付くと花ががっくり首を垂れていることが多い。そうなると、茎の下の方が柔らかく、表面がどろどろになっていることもある。曼殊沙華のように茎がスーと長くなっていることも原因なのだろうか?

 

12月に届くのは1回のみ。30日に特別注文の正月の花が届く。といっても、期待されても困る(そんな人いないか)。つつましい生活をしている年寄二人、ごくささやかな花だ。

 

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海堂尊『アリアドネの弾丸』を読む

2018年12月27日 | 読書2

 

海堂尊著『新装版 アリアドネの弾丸』(宝島社文庫Cか-1-21、2016年7月20日宝島社発行)を読んだ。

 

裏表紙にはこうある。

東城大学医学部付属病院に導入された新型MRI、コロンブスエッグ。その中で技術者が死因不明の怪死を遂げた。さらに数日後、今度はMRIの中で射殺された元刑事局長の死体が発見される。警察は、現場で拳銃を握って倒れていた高階病院長を犯人と疑うが……。エーアイセンター長に任命されてしまった医師の田口と、厚生労働省の役人・白鳥は、高階の無実を証明すべく奔走する!

 

「田口・白鳥シリーズ」の第5作。従来の解剖を主体とする法医学側と、新技術のAiセンターを押す医療側が戦い、論戦する。その中で発生する殺人事件と鮮やかな捜査。

 

田口は万人が驚くAiセンター長に就任させられる。しかし、法医学者と、警察はAiセンターを潰そうと画策し、運営会議で論戦、駆け引きが続く。

友野の死のあと、院長高階が殺人の疑いで拘束される。白鳥は警察が強制捜査を3日遅らせ、その間に高階の無実の証明に努力する。

 

巻末に海堂ワールドの「全登場人物表」があり、総勢593人の名前・所属・備考のリストがついている。

 

本作品は2010年9月宝島社社から単行本として刊行し、2012年6月上下巻で文庫化したものを一冊にまとめた。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

ミステリーとしてはまあまあ。白鳥のキャラクターが冴えるが、相棒たる田口はただボーとしているだけ。全体にAi装置、MRIなどの説明が長く、うんざり。

 

海堂さんの主張するように、人の死亡した原因を確かめることは大切だし、限られた人数しか実施できない解剖よりAiセンタを設置すれば医学の進歩もさらに進むだろう。だからと言って、小説のテーマにその主張をばっちり入れ込むのはどうかと思う。東大教授とやりあったという(ウィキペディア)恨みを小説で晴らしているように見える。

 

 

海堂尊(かいどう たける)
1961年千葉県生まれ。千葉大学医学部卒業、同大学院医学博士号取得。
外科医、病理専門医を経て、現在は放射線医学総合研究所・放射線医学病院研究協力員。
2009年より独立行政法人・放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター・Ai 情報研究推進室室長。剣道3段。
2006年『チーム・バチスタの栄光』で、「このミステリーがすごい!」大賞受賞。
その他、『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの伝説』『イノセント・ゲリラの祝祭』『アリアドネの弾丸』『ケルベロスの肖像』『極北ラプソディ』『トリセツ・カラダ』『死因不明社会』『ーン・ワルツ

 

 

登場人物

東城大学医学部付属病院

田口公平:神経内科学教室講師、不定愁訴外来主任、リスクマネジメント委員会委員長。「行灯」

島津吾郎:放射線科准教授。田口の学生時代の親友で雀友、同期。
神田宏樹:放射線科技師長

沼田泰三:心療内科学教室准教授、エシックス・コミティ代表

笹井浩之:法医学教室教授

高階権太:東城大学医学部付属病院病院長。
藤原真琴:不定愁訴外来専任看護師。美味しいコーヒーを入れてくれる。

兵藤勉:神経内科学教室助手兼医局長。

 

Aiセンター運営連絡会議メンバー

彦根新吾:房総救命救急センター診断科・病理医。田口や島津の2年後輩の麻雀仲間。
桧山シオン:ジュネーブ大学放射線ユニット特任准教授。画像診断の名手。

東堂文昭:マサチューセッツ医科大学上席教授。話にでるだけで、この本には登場しない。
南雲忠義:元極北市監察医務院院長

北山錠一郎:元警視庁刑事局局長

オブザーバー

白鳥圭輔:厚生労働省の技官、「火喰い鳥」、公平の師でもある。
宇佐美壮一:警察庁初動遊撃室警視。方言がきつい。斜視。締め技の達人。

桜宮市警ほか

加納達也:警察庁刑事局企画課電子網監視室長、「電子狗」

友野優一:MRI担当業者のメンテマン。ショスタコーヴィチの愛好者。

玉村誠:桜宮警察署捜査一課。

斑鳩芳正:桜宮市警広報室長

南雲杏子:南雲忠義の娘

 

 

メモ

日本人の年間死者約100万人のうち、85万人は病院で死に、うち2万人に警察がかかわる。解剖の97%は体表からの推量で死因が決められる。

 

Ai(死後画像診断=オートプシー・イメージング)設置に、批判・監査を拒否する司法は反対する。(本当なの?)

 

 

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黒川博行『雨に殺せば』を読む

2018年12月25日 | 読書2

 

黒川博行著『雨に殺せば』(角川文庫 く26-9、2018年4月25日KADOKAWA発行)を読んだ。

 

裏表紙にはこうある。

大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。現金輸送車襲撃事件について事情聴取した銀行員が、飛び降り自殺したという。銀行員2名が射殺され約1億1千万円が奪われた襲撃事件と、死亡した銀行員の関係は? ふたりはやがて真相に近づいていくが、新たな犠牲者が出てしまい――。大阪弁での軽妙なやりとりと、重厚なハードボイルドの融合。直木賞作家が紡ぐ、傑作警察ミステリ。

 

阪神高速湾岸線の港大橋の上で、三協銀行築港支店の現金輸送車が襲われ、1億970万円が強奪され、銀行員二人が射殺された。


捜査の主力は、大阪府警捜査一課の<黒マメコンビ〉。
黒木巡査部長は、30歳半ばで独身男。とくに活躍もなく、相棒についていくだけ。

マメちゃんの亀田は、30歳手前で既婚者。童顔、色黒で背が低く、賭け事と酒をこよなく愛す。

二人の関西弁のアホな会話がさく裂する。

二人の事情聴取を受けた行員・川添が公団住宅11階の自宅のベランダから飛び降りて死亡。捜査を進めると、浮かんで来たのが、「ミムロ」と名乗る謎の人物。一方、川添担当の貸付業務を調べていた二課・岡崎の協力で、大手の「碧水画廊」と街金の「桜木商事」という会社が浮かび上がる。川添は「拘束預金」=「両建預金」と、さらに悪質な「浮き貸し」という不正融資にかかわっていたのだ。

さらに、捜査線上に浮び上った容疑者の死体が発見され、事件は複雑さを増していく…。

 

本書は2003年11月創元推理文庫より刊行。

 

 

黒川博行(くろかわ・ひろゆき)
1949年愛媛県今治市生まれ、大阪育ち。京都市立芸術大学卒。高校の美術教諭。

1984年『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作に入選してデビュー

1986年『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。

1987年作家専業に。

1996年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞

2014年『破門』で、6回目の候補、18年経過して、第151回直木賞受賞。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

怪しい犯人が次々と変わっていく展開はなかなかオモロイ。

 

黒マメコンビの関西弁での会話が軽やかで楽しい。マメちゃんは、普段は冗談ばかりでも推理に集中するときは一気に集中する。しかし、黒木は単にボーッとしていて、話を進めるワトソン役としても不十分。

 

銀行業務での「浮き貸し」「拘束預金」などの丁寧な説明があるが、個人的にまったく興味がなく、煩わしいだけ。

 

 

服部:府警本部捜査一課係長。通称、(揚げ足取りの)トリさん。部下は黒マメと沢居。

宮元:府警本部捜査一課警部。班長。頭頂部が光るのでバテレンさん。

岡崎:捜査二課(知能・経済犯担当)部長刑事

村山:シェ・モアのママ。未婚で美人。元画学生でパリ帰り。

 

朝野:三協銀行築港支店貸付課長

川添: 貸付課員

 

水坂:碧水画廊オーナー。立志伝中の人物。

桜木:サラ金の桜木商事経営者。

佐藤治:パチプロ。赤毛のチリチリパーマ。

 

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閉店まじかの「WiredCafeアトレ吉祥寺」でランチ

2018年12月23日 | 食べ物

 

吉祥寺アトレ2Fの端にある「WIRED CAFÉアトレ吉祥寺」が2019年1月7日に閉店すると聞いて、ランチした。

 

  

私は、「”KING” Tbaco ライス」(980+税)

 

 

飲物はカフェラテ

 

 

相方は、「サーモンとフルーツのサラダプレート(980+税)

 

 

 

オールドアメリカンといった雰囲気で、ナウくはないが、気楽にくつろげる場所だったのに閉店とは残念。

 

ヨドバシカメラ裏の「武蔵野カフェ&バー ふくろうの里 吉祥寺店」も閉店だそうだ。

いつも前を通ると、窓を見上げてフクロウを確かめていたのだが、12月21日は姿が見えなかったので、心配していたのだが、やっぱりだ!

 

吉祥寺も閉店が続き、東急はデパートというより場所貸しのモールになってしまった。賃料が高くなる一方で売り上げが伸びないらしい。寺が土地持ちという構造にも原因はあるのだろうか。金を持たない若い人と、購買意欲のまったくない年寄がいくら集まっても商売は成り立たない。

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なかなか捨てられない

2018年12月21日 | 老後

 

「俺が長く使っているものって何かな?」

「すべて! 何でも、何時までも使ってて、捨てないじゃない」

これが、買物好きな奥様の答え。


早めの(?)終活に心がけていて、使わないものはどんどん捨てている。本はほとんどすべて、趣味の収集品なども捨てたし、アルバムはすべてCD化した。

しかし、使っている物は、なかなか捨てて新しいものにしない。確かに自他ともに認めるケチだ。使い続けている理由は、物のない時代に育ち、何でももったいなくて捨てられないから。うまくリサイクルしてくれれば、喜んでさしあげるのだが。例えば、本を読んでチェックしたいところに張るポストイットも、新しいものを買ってあるのに、何回も繰り返し、付かなくなるまで使っている。

ホテルのバスタブにももったいないのでいっぱいお湯をためない。寝転がったときに体の半分から上までお湯がこない程度で止めてしまう。体に乗せたタオルに手でお湯をピチャピチャかけて寒くないようにしている。宿泊費は変わらないのにこんなことをやるのは、エコだからでケチではない証明になると自己満足している。


こんな私が、とくに今後とも長く使いたいと思う品二点がある。

一つは襟巻と言って笑われてしまうのだがマフラー。今流行しているように首にくるりと巻くにはちょっと長さが足りないが、褐色のカシミアで、冬の外出時には愛用している。もう一つは、夏の帽子。布製で折りたためるし、洗えるので、とくに旅行時にはもってこいだ。

これらを捨てられないのは、二つとも形見の品で、使うたびに一瞬だが亡くなったあの人を思い出すから。二人とも一途な人だった。

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若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』を読む

2018年12月20日 | 読書2

 

若竹千佐子著『おらおらでひとりいぐも』(2017年11月30日河出書房新社発行)を読んだ。

 

裏表紙にはこうある。

結婚を3日後に控えた24歳の秋、東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した桃子さん。身ひとつで上野駅に降り立ってから50年――住み込みのアルバイト、周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして、夫の死。
「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」
40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅地で、ひとり茶をすすり、ねずみの音に耳をすませるうちに、桃子さんの内から外から、声がジャズのセッションのように湧き上がる。捨てた故郷、疎遠な息子と娘、そして亡き夫への愛。震えるような悲しみの果てに、桃子さんが辿り着いた、圧倒的自由と賑やかな孤独。

 

河出書房新社の特設サイトはこちら。  

 

 

基本的に桃子さんの独白で進む。したがって、登場人物は、桃子さんの回想の中で登場する。亡き夫や、ばあちゃなど死者の声も混じる。

桃子さん

75歳ほど。60歳前に夫に先立たれ、息子と娘を育て上げたが、疎遠となり、一人暮らし。頭の中で、色々な人の声が聞こえ、50年標準語だったのに心の中で誰かが東北弁で語る。混乱の後、夫のため、子供のために生きてきたことが間違っていたと思うようになり、自分がしたいことをして自分のために生きるという心持になる。他人のために生きる、それはどこか間違っていると。

 

周造

亡くなった旦那。同じ東北出身。美男子。心筋梗塞で突然に60歳直前で亡くなる。

 

直美

桃子さんの娘。40代。疎遠だったが、最近、孫娘さやかを連れてきて、桃子さんの買い物などをするようになった。桃子さんの母は娘が年相応に女らしくなることを異常に恐れ、禁じられたので、桃子さんは娘の直美には可愛い服を強引に着せたりして嫌われた。お兄ちゃんばっかしと恨んでもいる。

 

正司

桃子さんの息子。「俺にのしかからないで」と、母の桃子さんを避け、音信不通だった。最近、連絡はしてくるが、ほとんど帰ってこない。

 

ばあちゃ

桃子さんの祖母。何かにつけて桃子さんをさがしいの、めんこいのと言って可愛がった。

  

 

若竹千佐子 (わかたけ・ちさこ)

1954年、岩手県遠野市生まれ。岩手大学教育学部卒。現在、専業主婦。第54回文藝賞受賞。

55歳の時に、ご主人が突然脳梗塞で亡くなった。長男の勧めで、嘆き悲しむ千佐子さんも小説講座に通うようになり、8年後の2017年、63歳で「おらおらでひとりいぐも」を執筆した。

本作で、第54回文藝賞を史上最年長で受賞し、デビューし、2018年、同作で第158回芥川賞を受賞

 

 

私の評価としては、★★★★★(五つ星:読むべき)(最大は五つ星)

 

最初、どうなるかと思った。幻覚、幻聴が続き、部屋はごみの山。認知症の人の話がこれからも続くのかと思うと、萎えた。しかし、守旧派の柔毛突起など複数の自分が頭の中でいい争い、だんだん話に引き込まれる。小道具もそろっていて、地球46億年の歴史なる話にも「ほほう!」と思う。

 

東北弁の迫力、悲惨な状況なのにあくまで明るい、表現が自由闊達で自在。新人がこんな小説を書けるとは!

 

 

メモ

桃子さん、自分の老いはさんざ見慣れている。だども娘の老いは見たくない。娘まではせめて娘だけは勘弁してけでがんせというような手すり足すり何かに頼む気持ちが生じ、……。

 

自分と同じ年恰好の婦人が足元おぼつかなくなって杖などを突いてよろよろ歩いているのを見れば内心ほくそえみ、シャカシャカ歩いているのを見れば、スカートの下の両腿をきっと揃え、背筋を伸ばすなんてことをほぼ反射的にしているのだった。

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知念実希人『崩れる脳を抱きしめて』を読む

2018年12月17日 | 読書2

 

知念実希人著『崩れる脳を抱きしめて』(2017年9月25日実業之日本社発行)を読んだ。

 

宣伝文句は以下。

彼女は幻だったのか? 今世紀最高の恋愛ミステリー!! 
作家デビュー5周年、 実業之日本社創業120周年記念作品
圧巻のラスト20ページ! 驚愕し、感動する!!! 
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく。
実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。
彼女はなぜ死んだのか? 幻だったのか?

ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜山手を彷徨う。そして、明かされる衝撃の真実!? 
どんでん返しの伝道師が描く、究極の恋愛×ミステリー!!
2度読み必至!

 

脳外科医を目指す26歳の研修医・碓氷蒼馬(うすい・そうま)は、地域医療の実習で神奈川県の高級ホスピス「葉山の岬病院」へ赴任する。碓氷は借金を3千万円もかかえ、優れた脳外科医になってアメリカに渡り金を稼ぐのを目標にしていた。そこで、脳腫瘍とされる「グリオブラストーマ」で寿命2~3か月の28歳の弓狩環(ユカリ)と出会い、惹かれ合った。


碓氷は膨大な借金を残し、家族を捨てた父に恨みを残し、ユカリは頭に爆弾を抱え、遺産目的で命を狙う相続人におびえて外出もできず、友人は同様な病気の朝霧由(ユウ)しかいなかった。

実習が終わり、碓氷は広島へ戻り、友人で研修医の榎本冴子から好きなら告白すべきとはっぱをかけられる。しかし、再び病院を訪れた時、院長や医師たちは「彼女はあなたの崩れかけた脳が作り出した妄想だ」という。

 

 

知念実希人(ちねん・みきと)

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。
2011年、『レゾン・デートル』で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。
2012年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。
本書『崩れる脳を抱きしめて』は2018年本屋大賞ノミネート
その他、「天久鷹央」シリーズ、『仮面病棟』、『螺旋の手術室』『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲』『あなたのための誘拐』『時限病棟』『屋上のテロリスト』『祈りのカルテ』など。

 

私の評価としては、★★☆☆☆(二つ星:読むの?)(最大は五つ星)

 

ちょっと酷な表現だが、よくある「彼女は難病で死は必至……」パターンで、携帯小説に毛が生えた程度。わざとらしい表現はヤングアダルト小説かなと思う。

最後のどんでん返しも、なぜそこまで面倒なことをやるのかと、納得できない。

遺言書の封を開けて中身を読むシーンがあるが、勝手に封を破ってはいけません。

 

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リュウモンカフェへ

2018年12月16日 | 食べ物

 

吉祥寺の末広通りにある「Ryumon coffee stand リュモンカフェスタンド」へ行った。

 

Ryumon coffee stand」 は、1階が丸椅子4席、2階がソファーなどで10席しかないカフェスタンドで、単一農園のコーヒー豆でつくるブレンドしない(シングルオリジンコーヒー)コーヒーやカフェラテが特徴のコーヒー専門店だ。

 

確か、2015年9月が最初で、その後何回か立ち寄っている。

最近、ホットコーヒーとバタートーストのモーニングセット(税込600円)を始めたとネットで知り、寄ってみたのだが、行くと閉まっていたり、混んでいたりで、入り損ねた。

 11月末に久しぶりにご来店。

 

今日のコーヒー豆は、コスタリカの「ラス フローレス農園」。

「あんずのような明るい酸味の感じられるコーヒー」らしい。

 

 

ちなみに、2016年1月に入ったときは、

同じコスタリカの「エル アルコン農園」で「キャラメルやチェリーのような印象、甘みのある後味が続くコーヒー」だったらしい。

 

 

さて、これが念願のモーニングセット

 

香りの中で私がもっとも好きなのはコーヒーの香り。上手にいれたコーヒーの香りと、ほんのり甘くさわやかな苦み。このコーヒーも美味しい!

厚いトーストにとろけるバターを塗って、刻み目のある所に蜜をかけて、……。ああ、うま!

 

相方はカフェラテ。1階のカウンタの中で、真剣にミルクで模様を描いていた。

 

 

 2階の席から末広通りを見下ろす。

 

 

庭を見ると、スズメが、と思ったら、作り物だった。

 

 

1階ではちょっと立ち寄って美味しいコーヒーをさっと飲んだり、オーナーとおしゃべりしたりして、

2階ではひと時のくつろぎを過ごすのに最適だ。

いずれにしても本格コーヒーが楽しめる。

 

 

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柚月裕子『盤上の向日葵』を読む

2018年12月14日 | 読書2

 

柚月裕子著『盤上の向日葵』(2017年8月25日中央公論新社発行)を読んだ。

 

埼玉県の山中で伐採作業中に発見された身元不明の白骨死体。時価600万円という初代菊水月作の名駒が一緒に埋められていた。かつて棋士を目指し奨励会で挫折した佐野巡査は、県警捜査一課のベテラン刑事、石破と組んで、7組しかないという名駒の持ち主をつきとめるべく、地べたを這うような捜査を進める。それから4ヶ月、二人の刑事は、冬の天童市に降り立ち、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場へ向かう。

 

二人の刑事による一歩一歩進む捜査の現在の話と、幼少期の上条桂介の過去の話が交互に語られる。

少年・桂介は、長野県諏訪市に暮らし、幼いうちに母を亡くし、父親からは虐待を受けて育った。彼を気にかけていた元教師の唐沢がその人並みならぬ将棋の才能に気づき、東京へ出てプロを目指すよう助言するが、桂介は父親の支配から逃れられない。

 

2018年本屋大賞第二位になったミステリー

 

本書は、2015年8月から2017年4月まで、「読売プレミアム」連載の同名タイトルの書籍化。

 

上条桂介:プロ棋士養成機関の奨励会を経ず、ITベンチャーの成功者から転身してプロになった東大卒の人気棋士で「炎の棋士」と呼ばれる。

上条庸一:桂介の父。妻春子が亡くなった後で、酒とばくちにおぼれ、桂介を虐待する。

東明重慶(とうみょうしげよし):賭け将棋で飯を食う「真剣師」のなかで歴代最強。「鬼殺しのジュウケイ」。元アマ名人だが、素行が悪く棋士になれなかった。「将棋を指したら超一流、人としてはろくでなし」

兼埼元治:「鉈わり元治」と恐れられる「真剣師」。一局百万円で最後の勝負を求めている。

唐沢光一朗:諏訪市の元教師で将棋は自称三段。妻は美子。少年・桂介に将棋を教え、励まし、援助する。

 

佐野直也:大宮北署地域課巡査。奨励会を26歳の年齢制限までに卒業でいず、棋士になれなかった傷を抱える。

石破剛志:埼玉県警捜査一課警部補のベテラン刑事。45歳。捜査力は抜群だが、態度が悪く、嫌われ者。

橘雅之:大宮北署署長

五十嵐:県警捜査一課管理官

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

563ページの大部だが、面白く、スイスイ読める。数か所登場する棋譜は読み飛ばしたが、話の筋を読み取るには支障ない。

 

柚月さんの作品は、相変わらず仕事はできるが、性格が悪いオジサンがいきいきと憎たらしく活躍し、真面目一方の相棒の若手をいじり、面白味を倍加させる。ただし、この若手の佐野が面白味に欠ける。奨励会崩れらしい、どこか鋭いところを見せて欲しかった。

 

なぜ高価な将棋の駒を埋めてしまったのか、殺されたのは誰なのかという疑問は最後の方まで残るのだが、最初から犯人の目星はつくのでミステリー上の面白味は少なく、途中でいろいろ登場するいわくありげな人物、事情も大部分が回収されず、胸に引っ掛かったままになる。

 

 

メモ

 

奨励会:満23歳の誕生日までに初段になれないと退会。半年に一度の三段リーグ戦を勝ち抜いた2名だけが四段になり、満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段にならなければ退会。

 

「この仕事(刑事)は、昔から四Kと呼ばれてな。絡まれ、嫌われ、煙たがられる」

「もうひとつのKはなんだ」

……

「上から、こき使われる」

 

柚月裕子 経歴&既読本リスト

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今泉忠明『ざんねんないきもの事典』を読む

2018年12月12日 | 読書2

 

監修が今泉忠明、絵は下間文恵・徳永明子・かわむらふゆみ『おもしろい!進化の不思議 ざんねんないきもの事典』(2018年7月20日高橋書店発行)を読んだ。

 

表紙裏にはこうある。

ざんねんはいきものとは 一生けんめいなのに、 どこかざんねんな いきものたちのことである。

 

人間が発見した生き物はだいたい400万種くらいといわれているが、どんどん増えている。ここでは、「どうしてそうなったの!?」とつっこみたくなる122種をとりあげている。

 

第一章      ちょぴり進化のお話

第二章      さんねんな体

第三章      ざんねんな生き方

第四章      ざんねんな能力

 

小学生の男の子が好きな「パラパラ劇場」も3つ、ページの左下にある。

 

ダチョウは脳みそが目玉より小さい

ホッキョクグマの毛がぬけると、肌は黒い

スズメバチの成虫は幼虫から食べ物をもらう

雨の日が続くとミツユビナマケモノは餓死する

食事も、木の葉を一日一枚か二枚食べる程度。内臓も省エネなので消化に数週間かかる。雨が続いて気温が下がると内臓が働かず、おなかいっぱいのまま餓死することもある。

ウサギは自分のうんこを肛門から直に食べる

食べる用のうんこはねっとりしていて黒豆に似ている。

アリジゴクはいくら食べてもうんこをしない

成虫になるとたまっていたうんこを出しきり、身軽になってから空へ飛び立ち、ウスバカゲロウになる。

ウシは1日に180リットルのよだれを出す

(オーストラリアの温室効果ガス削減のネックが牛のゲップだと聞いたことがある)

 

 

私の評価としては、★★★★★(五つ星:読むべき)(最大は五つ星)

 

子供向けと侮らず、一見の価値あり。

 

小学生なみに純真な私には、ウケた。大人風に言うと、「進化とは、ランダムに起こる突然異変の結果が自然淘汰されて、優れたものが選択されていく」のだが、自然淘汰は大雑把で、人間から見るとかっこ悪く残念な特性も残されることがあるということなのだろう。

 

タイトルの「ざんねんな」がヒットの女神になったと思う。

 

今泉忠明(いまいずみ・ただあき)
1944年東京都生まれ。東京水産大学(現東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省の国際生物学事業計画(IBP)調査、環境庁(現環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加する。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小型哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園の動物解説員を経て、「ねこの博物館」(静岡県伊東市)館長

 

 

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リンツショコラカフェに入る

2018年12月10日 | 散歩

 

スイス・チョコレートの「リンツ」の東急・吉祥寺裏にある「リンツショコラカフェ吉祥寺店」に入った。

 

各種チョコレートが並ぶ売り場の奥に、結構スペースのあるカフェがある。

店内の様子は少し変わっていた。9月にリニューアルしたらしい

 

今日のランチはケーキとホットチョコレート(ココア)で済ますこととする。

 

私は、クリスマスバージョンのケーキ。

クルミを砕いたベースの上に抹茶が乗り、さらにチョコムース?と、一番上にマカロンみたいな軽い菓子が乗っている。

イチゴ味の蜜?を付けながらいただく。甘いがフワフワと軽く、美味しい。

 

 

相方は○○ケーキ。

これもベースはクルミで、その上にチョコムース、さらに白い濃厚なムースが乗っている。

これもおいしく、お勧め。

 

 

二人とも、飲物はココアにしたが、甘甘で参った。紅茶にすれば良かった。

 

ランチ代わりにはならないが、休憩時にはまた入りたい店だ。

売場にはひっきりなしに人が入っていた。

次回は「リンドール」でも購入しよう。

 

 

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11月の花

2018年12月09日 | リタイヤ生活

11月に配られた花

 

 

 

下旬

 

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宮崎賢太郎『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』を読む

2018年12月07日 | 読書2

 

宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』(2018年2月22日KADOKAWA発行)を読んだ。

 

表紙裏にはこうある。

江戸初期から明治国家誕生まで、命がけで信仰を守り通したとされる潜伏キリシタン。
だが、宣教師たちのたどたどしい日本語でキリスト教の三位一体の意味を理解できたのだろうか。
まして、禁教時代は一人の宣教師もいなかったのだ。
著者は、かねてからこの点に疑問を抱いてきた。
そして、今なお長崎県下で信仰を伝えるカクレキリシタンたちの調査研究から、
彼らが信じてきたものはキリスト教ではないことを突き止める。
キリシタン=「夢とロマン」の幻想に一石を投じる書。

 

一般的にはこう考えられている。

キリスト教は1549年に日本に伝来し、1614年には禁教令が出され、1644年には最後の宣教師が殉教した。1873年(明治6)まで約230年間、仏教を隠れ蓑にした信徒だけの「隠れキリシタン」の時代が続いた。

以下、後藤真樹『かくれキリシタン 長崎・五島・平戸・天草をめぐる旅』より、

大浦天主堂竣工の翌年、1865年、祈りを捧げるプチジャン神父に「あなたと同じ心だ」と話しかけ、サンタ・マリアの像の場所を聞く女性がいた。230年の時を経て、神父が「信者発見」した瞬間だった。潜伏キリシタンにとっては7代待ち続けたパードレ(神父)との出会いだった。

 

これに対して、著者の主張は、以下だ。

16世紀後半、日本では大名から庶民まで30万~40万人がキリスト教に改宗したが、その多くは、貿易による利益のために改宗した領主から強制的に集団改宗させられたのだ。また、当時日本にいた宣教師は日本語ができず、無学な庶民が果たして、キリスト教の教理を理解できたとは思えない。

そして、潜伏キリシタンは、キリスト教の言葉らしきものが混じった祈りの言葉(オラショ)を受け継ぐが、それは単に先祖から伝わる呪文を、五穀豊穣や無病息災などご利益のために唱えていたに過ぎず、キリスト教信仰とは言えない。
著者は、「迫害されても仏教を隠れ蓑として秘かにキリシタンの信仰を守り通した」というロマンを否定する。
さらに、1865年の「信徒発見」の奇跡も、神父側の創作だと想像する。土着宗教化した信仰を持つ一農民が初対面の外国人神父にいきなり「ここにいる私たちはあなたさまと同じ心の者です」と告白できるはずがないと考える。


私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

死を覚悟し、迫害から身を隠し、代々伝えてきたキリシタンの教えを、伝え通り7代、200年以上経ってから神父であうことができたという「信徒発見」の奇跡、「隠れキリシタンの夢とロマン」にひかれて、これらの本を読んでいる身には、冷水を浴びせられる本だ。

潜伏期のキリシタンの信仰は、実際は土着化した先祖崇拝信仰で、キリスト教とは呼べないものだったし、「信徒発見」もカトリック側の脚色だという著者の主張には興ざめだ。

 

しかし、これまでの定説、人々の夢を打ち破るには、推理が強引で、ほとんどが状況証拠だ。

 

 

宮崎賢太郎(みやざき・けんたろう)
1950年、長崎市生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程中退。純心女子短期大学教授などを経て、長崎純心大学人文学部教授。2016年3月退官。キリシタン時代から現在まで、日本人のキリスト教の受容と変容のあり方を追求。カクレキリシタンたちが暮らす地域でのフィールドワークも続けている。著書に『カクレキリシタン』『カクレキリシタンの信仰世界』など。

 

 

以下メモ

 

韓国ではキリスト教信者が総人口の30%なのに、日本は1%以下。

 

フランスでは、1958年には35%のフランス人が日曜日のミサに参加していたが、2004年には5%。

 

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九頭竜蕎麦本店でランチ

2018年12月05日 | 食べ物

 

小石川後楽園の帰り、神楽坂を超えてアグネスホテルに行き、

 

 La Collineランチをと思ったのだが、団体客がいて、12時前なのに満席。

ようやく退職し予定に縛らないようになったので、時間が固定される予約はしないこととしている。これもわがままの報いとあきらめる。

 

神楽坂に戻ったが、昼時とあって人が多いし、店はチェーン店ばかりで、横道に入る。

軽子坂へ向かう道で、「九頭竜蕎麦」という看板を見つけた。

 

どう見ても予定より大幅節約になってしまいそうだが、路地の老舗を探すのも面倒だ。

福井県の九頭竜川、いいじゃない、とばかり入った。

 

「本店」と神楽坂に「はなれ」があるらしい。

 

 私は、「(冷)昇竜舞茸天おろし蕎麦」

5~6個ある舞茸の天ぷらを蕎麦に載せて、大きなどんぶりのおろし汁をかけていただく。

味がしみ込んだジャガイモと、左下は蕎麦湯のための小さなおろし。見た目よりボリュームがあっておなか一杯。

 

 

相方は「(冷)越前おろし蕎麦」。おろしが辛いと嘆く。

 

 

二人で2千円足らずで、ご満足。

 

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