hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

キングスパーク ワイルドフラワー フェスティバル

2006年09月29日 | パース

 

恒例のKings Park Wildflower Festival が今日9月28日から開催された。


CityのLondon Courtを突き抜けSt Georges Terraceにあるバス停から37番のバスでKings Parkに入り、Fraser Avenueの並木を通り、終点の駐車場まで乗った。無料なのも嬉しい。


まずはおなじみの自然に囲まれたパース高層ビルの美しい眺めをごらんあれ。

          

 


戦争記念碑の裏から入る室内には第一次、第二次世界大戦の戦死者の名前をずらりと壁に刻んである。

少し奥へ行くと、星の王子様に出てくるアフリカ原産のバオバブBaobab(オーストラリアではBoab)が数本ある。

さらに木々の上の橋を歩くWalkawayの方へ行くと、South Perthへ渡るNarrow Bridgeが見える。

    

Walkawayから見た赤い屋根はOld Swan Brewery旧醸造所で現在は高級ホテル、レストランである。ちょうど、PerthのBarrack Street JettyとFremantleを結ぶ Captain Cook Cruiseの船が通った。次の写真は4月のものだが、逆に船からとったWalkawayの写真です。

    

Walkawayからの帰り道、東屋(?)の向こうに橋が見えた。Pioneer Women’s Memorialの手前に滝があった。ほぼ平地のパース近辺で滝は珍しい。と言っても、高さ1mほどでした。

    

ようやくメインのWildflower Festivalの会場に入った。一人$7は多少高いが、テントでWildflower関連の販売があり、舞台で歌や、アボリジニの踊りもあり、にぎわっている。今年はテーマが Backyard Botanicals で、いくつかに分けた花壇が整えられていて、強引に庭をイメージさせるためにドアが置かれていて、番号が書かれていた。日本語で、「何でドアがあるの?」との声が聞こえた。

     

植えられている花とテント内の花を最後の写真にする。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パース周辺をジョギング

2006年09月28日 | パース

夕方1時間半ほどパース市から3,4km離れた住宅街をジョギングした。



わずかな起伏があるので地平線までは見えないが、かなり遠くまでまっすぐな道が多く、変化が少なく楽しむジョギングにはきつい。



線路際や、スワン川沿いなどにサイクリング道路が整備されており、トレーニングには良いが、ゆっくり周囲の景色を楽しんで走る往年のジョガーには適さない。



それではと、かなり車の通る道を走ったが、これも中央と両側が緑なのは良いのだが、どこまで走っても周囲の景色がなかなか変わらない。グランドか、ランニングマシンの上を走っている気分だ。オーストラリアはうんざりするほど広い。



この写真には救急車ambulanceの後部がかすかに写っている。後ろで急にサイレンがなったと思ったら、救急車がすごい速度で他の車を追い抜いて行った。前方が詰まっていたら、なんと1車線だけ空いていた対向車線を逆走。ハリウッド映画を見るようだった。



MT Lawley Golf Clubに隣接する目標地点のYokine Reserve に着いた。とくに有名な公園ではないが、ただただ芝生が続くだけで、後ろを見ても、前を見ても芝生で、ここも走る苦しみだけがある。地図で見ると短辺は500mだが、長辺が1.3kmある。
この公園にも周囲にアンツーカーのジョギング用の道が用意されている。例によってスタイルの良い女性が後ろから来て追い抜いていく。ちょっとだけ追従して楽しんだが、苦しみが勝ってあきらめた。また、もう一人追い抜いてゆく。
会社の昼休みのジョギングで、若い人にどんどん追い抜かれ、最初は無理したが、すぐあきらめるのに慣れてしまった。それが、会社生活でも役に立ったのが、トホホ、悔しい。
犬が喜んでフリスビーを追いかけているのと併走になって、あほらしくなってWalkingに変えた。



帰り道、道路脇の広場に木屑の山があった。木々の根元によくまかれていて、その上を歩くとクッションがよい、あの木屑である。パースでは並木などの手入れをきちんと行うので、大量の伐採くずが出る。それを専門の工場で処理して木屑にして、樹木の根元にまくのだそうだ。



目立たないが、ときどき見かけるこのポールには電話線の接続を変えるための端子板が入っている。Telstra ( 元オーストラリア国営電話会社)の保守の人がカバーを開けて工事しているのを見たことがある。



運動施設の入口で、昨日のブログのLawn Bowling と共に、野球Baseballのメンバー募集の看板を見かけた。オーストラリアでBaseballの文字を見つけるのは珍しい。Seniors & Juniors と書いてあるので、野球ももはやLawn Bowlingと同じく年寄りのスポーツなのだろうか。TVではスポーツといえば、オージー・ルールズによるフットボール、通称フッティーばかり放送されている。



英連邦の代表的スポーツ、クリケットCricketは競技に時間がかかりすぎるので若い人には人気がなくなっていると聞いた。道端の小さな(オーストラリアにしては)公園でクリケットに練習をしていた。インド系の人のようだった。



また線路際の道を走ることになった。遠くにパースの高層ビルが見える。パース方面から自転車が次々と走ってくる。そろそろ5pmだから、多分4時半頃会社を出て自転車で帰る人たちだろう。そういえば、4月に滞在したCityのApartmentsの前の駐車場も、朝満杯になり、夕方4時ごろから減り始め6時半には完全に空になっていた。残業の習慣が無いそうで、それで勢い良く成長できるのだから、天然資源も含め豊かな国土はうらやましい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cityの西側をぶらぶら

2006年09月27日 | パース

 今日はCityの西側に行くので、バスでパース駅やWilliam Streetをやり過ごしたら次のバス停は、終点のCitybusportだった。
ここも何回か来ているのだが、2階に上がったことがなかった。2階にはいくつかの店もあり、通路を通ってそのままSt. George’s Street まで出られた。最近できたのかもしれない。

 St. George’s Streetを西に歩き、はずれに近いMilligan Streetとの交差点にあるQV1ビルの25階へ行った。 WA州は鹿児島市と、パース市は兵庫県と姉妹都市になっていて、ここに兵庫県文化交流センタがある。

茶室、会議室やちょっとした本棚とテーブル、椅子4個ほどのスペースがある。何と言ってもすばらしいのは、茶室前のソファーのところから見るスワン川の眺めだ。

        

 Narrows Bridgeを通る車や、South Perthとフェリー、そしてKings ParkのWarMemorialも見える。誰でも入れるようなので、Cityの西側を歩き疲れたらここで一休みすることをお勧めする。
住所:25th Floor, QV1 Building, 250 St. George’s Terrace、 Tel:8-9321-8536、 www.hyogo.com.au

    

 St. George’s Streetを東に戻り、Kings Streetの角近くにあるOld Perth Boys Schoolに行った。いかにも古そうな白っぽいレンガ造りで、1853年創立のオーストラリアで2番目に古い学校だ。現在はReveley’s Cafeが入居している。ここで昼飯にした。

           

 Sandwich、 Turkish Bread、Iced Coffee、 English Breakfast Teaで $43は高いが天井も高い古い建物の中の食事もたまには良いものだ。パースのIced Coffeeは写真のようにアイスクリーム入りである。

          

 ST Georges Terraceからわずかだが高級品店があるKings Streetに行く。Hay Atreetとの角にグッチGucciがある。そのまま行くと、いわゆるお土産でなく、高いが本物のアボリジニの絵、工芸品を売っているCreative Native がある。Didgeridooという尺八を大きくしたような楽器の無料レッスンを水曜日3pm-4pmにやっているとの掲示があった。

     

いろいろなパンがあり、多少高いが有名な喫茶店44Kings Streetの向かいが奥様御用達(?)のルイ・ビトンLouis Vuittonである。
店内の棚にはそれほどの品物は置いていないので安心してはいけない。店員さんと話をすると、しまってある引き出しや、奥から手品のようにいろいろ取り出してくる。カタログを持出すこともある。
いろいろ物色しながら、店員さんが寄ってくると、お得意の「Just looking」 が使えない店なので、ご主人は要注意である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パース郊外のご近所を散歩

2006年09月26日 | パース
このところほぼ毎日、運動のためApartmentsの近辺を1時間ほど走ったり、歩いたりしている。
パースの近郊は山がないため、ちょっと高いところからはどこからでもパースのCityの高層ビルが見え、方向確認できる。



パースの住宅街のほとんどには歩道とグリーンベルトの並木があり、すべてがゆったりとして余裕がある。並木の手入れも行き届いている。

  

しかし、このあたりの道路の裏側には裏道があり、そこは草も生えたままで表道路とは大違いに荒れ果てている場合が多い。カナダのバンクーバーのダウンタウンも、表と裏のギャップは大きかったが、裏道路は個人で手入れしないといけないなど事情によるのだろうか。

        

庭はもちろん塀際にも花が一杯の家も多く、それぞれが競うようである。日曜日に芝刈りするご主人もよく見かけられ、好きな人以外はそれも大変であろうが、通りすがりの身にとってはありがたい。



塀際になるレモンを一個だけ外側のペットボトルに入れてある家があった。「木になっているのはとらないで、これをどうぞお持ちください」という意味なのだろうか。帰り道には、無くなっていた。



教会の前の広場に9月中ごろに来たときには咲いていなかった花が沢山咲いていた。



道の向こう側を少女があるいていく。顔にはパックだろうか、仮装だろうか。カメラを向けると、手を上げて「ハーイ」と言った。



ボーリングクラブがあり、芝生の上でボールころがしをやっていた。ローン・ボーリングLawn Bowlingと呼ばれ、選手や、観客がお年寄り中心で日本のゲートボールを思い出す。氷上で行うカーリングに似た競技で、芝生の上のジャックと呼ばれる1個の白い小さなボールめがけて、直径10cmくらいのボールを遠くから転がす。慎重に転がされたボールは、カーブしながら近づいて不思議なほどジャックのそばで止まる。

    

花屋さんもけっこうほうぼうにあるが、その鮮やかさは造花かとおもうばかりだ。奇妙なWildflowerも売っている。最低限の家具、道具がそろい、合理的な一時滞在Apartmentはシンプルな生活ができてけっこうなのだが、40日間もいるとなると、多少の潤いも欲しい。以前紹介した急須や、昨日の人形につづき、今日はジョギングの帰り道に花を買った。



あまりにも鮮やかで濃い色は敬遠し薄いピンクのガーベラを選んだ。黄色い紙の箱の中に植木鉢があり、このまま水もあげられる。店の主人に「どのくらい咲いているの?」と聞くと、「下の方に小さな芽があるだろ。次々に咲くさ」と教えてくれた。
$8.5なりのこの花をテーブルの上に置いただけで、その周辺がホッとする空間になった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パースのモール街をぶらつく

2006年09月25日 | パース
21日のブログで刃のないピーラーと、差込口の合わない電球を買ってしまった話をした。昨日23日ピーラーの別売の刃だけ買おうと思ってCity唯一のスーパーWoolworth寄ったが、そこでびっくり。同じピーラーに刃が付いて売っている。かみそりのように刃が取りかえられのだと思っていたのに。なにしろシェフ用なのだから。私の買ったものは不良品だったのだ。



そこで、刃のないピーラー、差込口が違う電球と領収書を持ってCityのWoolworthへ再び出かけた。久しぶりに一人でお買物だ。
今日24日は日曜日だが、午後からCityのWoolworthはやっている。タバコやチケットなどを売っているカウンタで事情を説明すると、刃のないピーラーを見て苦笑いするが、あやまりもしない。そこで電球も取り出し、違うタイプに変えて欲しいと言うと、領収書を確認して、両方ともあっさり了解し、売り場へ行って自分で取って来いとのたまう(命令的なのか、丁寧なのか不明)。正常なピーラーと適合する電球を持ってくると見もしないで袋に入れる。
領収書があって、お金を返してくれという要求でなければ賞品交換は問題なく対応してくれるようだった。



パース駅南側のForrest Placeではテントの中でファッションショーが行われていて、女性はもちろん、ニヤニヤした男性も多くテントの中は一杯だった。私はもちろんニコリともせず、すぐ出てしまった。人ごみで背伸びしても良く見えないもので。さすが日曜日、Murray Streetもパースとしては人が多い。



今日は日曜日なので、時計台のあるLondon Court の入口前ではおなじみの銀像の女神(?)が立っていた。写真を撮って1ドルコインを箱に入れると、ゆっくりにっこりと会釈してくれた。



Hay StreetとBarrack Streetの交差点にあるJurilqueという化粧品の店は日本の一部の女性に人気で日本よりかなり安い(独占輸入代理店がもうけている)との話があった。真偽のほどは不明。



市の冊子にEmergency polesが6個設置されているとの記事があった。蓋を開けてプッシュボタンを押すと、 Citywatch Police Postに直接つながり話ができる。ここのほか駅の北西のNorthbridgeなどにいくつか設置されている。やはり、夜は多少危険なことがあるのだろう。
このほか、背の低い茶色のポールがモールの入口に設置されている。こちらの方は、蓋の内側にはボタンとインタフォーンらしきものがある。表には、いざと言うときにはボタンを押すと、助けに来てくれると書いてある。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パース市内を散歩

2006年09月24日 | パース


繁華街を抜けてMurray StreetとIrwin Streetの角にあるパース消防博物館Perth Fire Station Museumに寄ってみた。1927年の Dennis 消防自動車を含む消防機器、ユニホーム、写真などを展示しているとのことだったが、4月に来たときは「2005年9月12日から2006年6月まで展示改装のため休む」との掲示があった。建物の工事は終わっていて、なかなかおもむきのあるものだが、博物館の方はやはりというか、パースでは当然というか、まだ改装中で、今度は「2007年まで」と書いてあった。今度は何月までと書いてないところに進歩のあとが見える。
 


Irwin StreetとHay Streetの角に来ると大きなコンクリートのビルが建設中で、以前このブログに書いたと思うが、前面の古いビルの玄関部分だけを残してある。ここまで古い部分が少ないと、保存の意味があるのか疑問だ。それにしても、中国向けの資源輸出で好景気なのだろう、パースは建設ラッシュで、日本人から見るとバブルに見える。



St George’s Streetには9月28日から開催されるPerth Royal Show の旗がずらりと並んでいた。



St George's TerraceとPier Streetの角にある旧首席司祭館The Deanery は、Perth最初の首席司祭の屋敷として1850年代に建てられた建物で、英国国教会聖堂建築の中で最古と正式認定されていて、ほとんど残存していない建物のひとつだ。お化粧直しが終わって古めかしさがなくなり、なんか安っぽくなった気がする。



聖ジョージ大聖堂St Georges Cathedral は、1880年から8年かけて建てられた英国国教会の美しいゴシック様式の大聖堂で、今年3月には工事用フェンスで囲まれて外壁工事中だったが、中に入れた。左右と正面のステンドグラスはすばらしいものだった。今回は中も工事中で、ステンドグラスもわずかに見えるだけだった。
現在stage 1で大聖堂とBell Towerを改装しているとのことで、こちらは予定通りの長期計画のようだ。

St George’s Cathedralの改装現場には看板があり、左端の寒暖計の目盛りは最大15百万ドルで、今9.7百万ドルまで行っている。その説明はおおよそ最後に追記(蛇足)するように書いてあるらしい。寄付に、マタイを持出すところがキリスト教らしい。



帰りがけに近くの教会のバザーに顔をだして、人形を$40で購入した。安いのか高いのか不明だが、殺風景なApartmentの部屋が少しだけ晴れやかになった。

以下、大聖堂の前の看板の説明(キリスト教に無知で、訳はいいかげん)なので、飛ばしてください。
―――――――――――――
大聖堂を訪れ、進行をごらんください。

ゴール
今、取り去った改装現場と足場を見て欲しい。 計画がある。 我々のゴールは、大聖堂の構内のすべての危険あるところを改装することである。改革は重要で安くあがらないことは当然である。しかし、完成したときには、St George’sは23世紀にまで市の泉として建ち、貢献するだろう(?)。

費用
大聖堂構内の改装には15百万ドルかかる。8百万ドルが既に寄付された。このお金は国と州政府教区被信託人からのもので、百万ドル以上の個人による新スレート屋根の寄付金が含まれている。
残り7百万ドルとそれ以上の寄付者を求めている。
イエスはすべての事柄が神と共に可能となることをお約束された。これは、ガリラヤの臨時の収税人、マタイによるものである。このお願いに答えるあなたのお金は税控除できると私達はお約束する。これは徴税監督官によるものである。マタイは確かに認めるだろう。

大聖堂改装に貢献するためのSt George’s Cathedral改装基金への連絡
電話:9325 5766、 Email : appeal@perthcathedral.org

www.perthcathedral.org

―――――――――――――――――――

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Subiacoで買物

2006年09月21日 | パース
今日は木曜日、土日オープンのSubiacoのマーケットはやっていないが、J.A.NEWS(www.janews.net) で見た「新鮮で本格的な日本茶をパースで」の言葉にひかれて Green Tea House に行ってみることにした。
以下、行動順にだらだら続けてみる。



チケットの写真の一番上は06年09月21日、2行目は10:25amに購入した切符が12:25分まで有効ということで、Perth駅からSubiacoはZone1で、大人$2.1であることを示している。我々は、買物して昼食を食べて、この切符で12時にSubiacoから乗って、Perthへ戻った。

日本でもお茶だけは贅沢している我々は、パースでのあまりおいしくないティーバッグの日本茶では物足りなく、あきらめていたときにオーナーの岩崎さんという方が開店したというこの記事を読んだ。



Subiaco駅の南側のにぎやかなRokeby Roadを南に200mほど行き、Hay Streetを左折してPerth方向に行くと右側に375の看板が見える。そのSubiaco Mews内に店がある。
茶葉はすべて窒素充填の真空パックで宇治の茶園から航空便で輸入している。開店して4ヶ月との話だが、なんとかオーストラリアの人にも本当の日本茶のおいしさをわかってもらって、徐々に定着してもらいたい。趣味の良い装いの店内で、茶器などを眺めているうちに、我々にとっては高級品だが、写真の急須とお茶を購入してしまった。



急須はごく小さなもので、色合いがすばらしい。写真を工夫したが、本物の深みがでない。



Subiaco駅前に戻り、確か今年開店のwagamama(ドアにカタカナでワガママとある)をのぞいたが、開店前で、しかも我々に縁の無いアルコール主体の店だった。チェーン店でいろいろなところにある隣のCroissant Expressで簡単な昼飯とした。日本語、多分フランス語、ではクロワッサンというが、英語ではクロイサントと聞こえる。




パースに住む日本人を対象にしたケア・サービスなどを行っている社会福祉法人「サポート 虹の会」( www,nijinokai.com.au) のNewsletterで、お土産に良いという記事を見て、薬局で「strepsils」なるのど飴を買った。けしておいしいものではないが、効き目はありそうである。だだ、日本人にはのど飴が $7には見えないだろう。



駅前のWoolworthで、9月30日から10月7日にClaremont Showgrounds で行われる Perth Royal Show の入場券を二人分$40で買った。列の前の人がトラブッテて、店員もその間、後ろの我々の処理をすればよいものをただ待っている。私は、「スローライフ、スローライフ」と唱え、気を落ち着かせる。もっとも、「こっちを先に済ませてくれ」と英語で言えないのであるが。
電車の切符が有効なのが12時25分までなので、SubiacoのWoolworthでの買物は止めて、Perthに戻ることにした。

帰り道にCityのwoolworthに寄って、魚を買った。魚の名前はもちろん、その他の書いてあることもよくわからないことが多いのだが、普段はいい加減な性格なので気にしない。これを機会に、一応辞書で調べてみた。



「Perch Nile Fillets FRZN 8.97kg」 日本でも売っていたスズキ類のナイルアカメの三枚卸(写真の左下で見えません)
以下、写真の左下から右へ、そして
「Basa Freshwater fillets FZN 7.87kg」淡水のBasa(?)の三枚卸
「Salmon Portions Skinned Boned Fresh 34.95kg」骨皮付のサーモンの一人前(?)
「Salmon Cutlets Fresh 28.98kg」フライ用サーモン
以下、写真の上左から右へ
「Cod Smoked South African Fillets FZN 11.48kg」南ア製スモークしたタラの三枚卸
「Crimson Snapper Fillets Fresh 26.99kg」深紅色ゴウシュウマダイの三枚卸
「Salmon Fillets Tasmanian Fresh 31.98kg」タスマニア製サーモンの三枚卸

「8.97kg」はkgで$8.97と言うこと。「Fillets」は三枚に卸したもの。「FRZN、FZN」は何かわからない。



また、オーストラリアの人は青い目の人が多く、外ではサングラスをかけている。日本人からみるとまぶしがり屋で、部屋を暗くしていることが多い。わがApartmentも電気が暗く本を読んだりするのに不自由するくらいだ。したがって、明るい電球(蛍光灯球)を買ったのはよかったが、差込口が2種類あるとは知らず、部屋のものとは異なっていて役立たなかった。
また、備付けのピーラーがやわで、切れが悪く、がっちりしたシェフ仕様のものを購入したが、空けてびっくり。歯がついていない。別売だったようだ。
こんな、あんなも笑って楽しまなければ、ロングステイはできません。と、慰めている。

Apartmentsに戻り、さっそく、はやくもお気に入りになった急須に有機栽培のお茶を入れて飲んだ。かそけき香りがのぼり、口の中に錯覚かと思うばかりのかすかな甘みが広がる。わずかに、もやっとするお茶を舌から喉に流れ込む至福のとき。この日本の文化である微妙な味わいをオーストラリアに人にも感じて欲しいのだが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WA Museum

2006年09月20日 | パース
パース駅の北側のパース・カルチュラルセンター Perth Cultural Centreにあり、WA美術館の北側のWA博物館 Western Australian Museum に行った。



ここには、WA州で見つかった隕石、鉱物、化石、巨大な鯨の骨、動物の剥製などの自然遺産や、開拓時代の展示品が陳列されている。
4ブロックに分かれていて、入口から入った吹き抜けの広間Foyerの左側が3階建ての Hackett Hall 、右側が2階建てのJubilee Wingで、その先がBeaufort Street Wingです。入口からFoyerを通り抜けたところが中庭で、Old Gaol(古い刑務所) などがあります。広いのでゆっくり見れば何時間もかかります。

恐竜の模型は写真ではわかりませんが、よだれが垂れていて迫力があります。象やトラなどの剥製が並んだ部屋は、人けのないときに行くと、ちょっとビビリます。

    
 
皆さんの好きな可愛いコアラもいました。



中庭には、再建された古い建物 Roe Street Cottageもあり、その壁は従来の長いレンガを積み上げる方法を革新した Sussex Bond Brickworkで作られているそうです。



中庭には、3個の大きな鉄の隕石が無造作に置かれています。Kalgoorieの東630km、Nullarbor Plainナラボー平原で発見されたものです。

    

Museum Shopや、ちょっとした空間があり落着けるCaféがあります。



トイレに行ったら、以下の写真のボックスがおいてありました。注射器の絵があり、「どうぞ捨ててください。安全」と書かれていて、上から入れるようになっています。トイレで麻薬でも打つ人のためのものでしょうか?



祝日も含め毎日9:30am-5pmオープン。アイザックデイは1pm-5pm。クリスマスデイ、ボクシングデイ、新年とグッドフライデイは閉館。入館料はゴールドコインの寄付。   Tel:9427 2700,  www.museum.wa.gov.au



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hyde Parkで鳥を眺める

2006年09月19日 | パース
パース駅から北へWilliam Streetを1kmと少し行ったところにあるHyde Parkに鳥を見にいった。回りを木々に囲まれた周囲500mほどの二つの池があり、その中心に人が入れない島がある。特に何があるわけでもないが、水鳥が多く、静かでのんびりするには良い公園である。



何回か行ったが、たいてい黒鳥がいる。今回は親子づれだった。白鳥の子どもは黒く、黒鳥の子どもは白いと言うが、少し大きくなっていたためか、灰色だった。ふわふわした毛で、水に入ろうとするところの写真でわかるようにまだ羽根は短い。親1羽の周りに子どもが5羽いた。




ときどきいるのが、長いくちばしを持つ、Australian White Ibis クロトキである。



どこにでもいて、尾っぽを横に振っているのが、Willy Wagtail ヨコフリオオギヒタキである。チョロチョロしているので、なかなか写真が撮れない。もともと3倍望遠しかない安いデジカメでは、かなり近づかないとはっきり撮れない鳥を狙うのは難しいのだが。



常連は、早足で歩き回るPurple SwamhenとEurasian Coot オオバンである。



そして、いつもいるのが、カモで看板には下の3 種類の説明(訳はいいかげん)があった。
Mallard:マガモ(= wild duck)。雄は首に白いカラーがあり、頭が黒緑。雌は茶色で、オリーブ色のくちばし、オレンジ色の足。
Black Duck:カモ。白い頬とのど。目をまたがって黒い筋がある。
Grey Teal:コガモ。グレイがかった茶色。白いのどとグレーのくちばし。
「The Slater Field Guide to Australian Biers」をパラパラ見ると、バードウォッチングの経験がない私には区別がわからないが、もっといろいろな種類がいるらしいし、名前も看板とは異なっていた。



湖畔を何周もウォーキングする人がいる一方、ベンチにパソコンと書類を広げて仕事する人もいる。早足でウォーキングする人はたいてい、「やらなくてもいいんじゃない」と言いたくなるスタイルだ。そして残りの多くの女性は、“No Fat”と書いてある食品を選びながら、ビッグな肉でも食べているのではないだろうか?何しろ、オーストラリアは、米国、英国に次ぐ肥満大国だ。



ともかく、パースは鳥が人家の近くに多くいる。City以外ではどこでも鳥の声が聞こえる気がする。Apartmentの窓から見える、パースではどこにでもある赤い花が咲くBottlebrushの木にもよく鳥が来て椅子に座りながら観察できる。それにしても、Bottlebrushとはよく言ったもので、いかにもボトルを磨くブラシに似ている。次の写真はオオムで、多分scarlet_chestd_parrotだと思う。



もう1羽の尾の長い鳥の名前は良くわからなかったが、近くで撮れた写真で、Red Wattlebirdだと判明した。ただし、2枚目の写真は実を言うと、WA Museumでの剥製の写真ですが。

   

前の道路にはAustra lian Magpie カササギフエガラスが我が物顔でのし歩いている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パースで携帯電話をレンタルする

2006年09月18日 | パース

 

今日14日もバスでCityに出て、携帯電話を借りることにした。今回のApartmentsには電話がない。たしかに、外国で1,2箇月の滞在なら、携帯電話があれば固定電話は必要ないかもしれない。
もっとも夫婦で2台借りるほどの利用頻度はないし、1台の携帯電話では、一方だけが出かけるときの互いの連絡はどうするのだろう。変な話だが、Apartmentにいる人が携帯を持ち、出かける方が公衆電話から携帯にかけることになるのだろう。

パースの日本語情報誌の広告や、知人の推薦、そして何と言っても日本人専門なので日本語で話せるので、「ニッテル・コミュニケーションズnittel communications」にした。とくに他をあたったわけでなく、宣伝するつもりもないので、一例としてサービス内容を簡単に紹介する。


まず、基本的にプリペイドでなく一ヶ月以上の条件付のレンタルである。レンタルは、プリペイドと異なりオーストラリア国内のすべての携帯電話につながり、料金的にも有利なようである。我々の場合は月$30のパターンで契約した。20時から24時までは10分以内の通話は無料などのサービスもある。Apartmentsでインターネット回線がまだ準備できないので、レンタルするとインターネットが無料で30分使えるのも嬉しい。
場所は、Murray StreetからHay streetへ向かうアーケードの一つ、Carillon cityに入って、直ぐ右側のエレベーターでLevel6へ昇る。 土日祝日と平日午前中は休み。Tel:08-9226-0254、 www.nittel.net

パース駅南口広場のForrest Place で、Catholic Education のイベントがあり、いろいろな催し物が行われていた。写真は、カーボイハットの少年が長い鞭を振り回して、大きな音を立てているところ。

久しぶりにPiccadilly ARCをぶらついたが、飴の太いかたまりを伸ばすキャンデー屋さんの実演が相変わらす人を集めていた。

昼飯を食べたCaféでは、パースにはよくあるが、トイレが店の外にあり店員に鍵をもらって利用する店だった。この写真はそのキーホルダーだ。たびたび鍵を失くされたり、落とされたりして、やけになってここまで大きくしたのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パース・シティへバスでお出かけ

2006年09月17日 | パース

 

今回は、あえてパースでの定宿を避けてPerth 駅から4kmほどの距離のオージーの知人のアパートメントに泊まることにした。Cityからは外れているので、無料のCATバスは走っておらず、駅までは普通のバスを利用することになる。日本でもそうだが外国ではなおのこと、初めてのところにバスで行くのには不安がある。

到着の12日に、とりあえずの食料、調味料などは近くのスーパーで調達した。また、日本から来た身には寒さがこたえるので、ストーブ、毛布などを持ち込んでもらい、インターネット回線以外の最低限の生活ができる準備はできた。

今日13日はバス利用の練習も兼ねてCityへバスで出かけた。
バスに乗り込み、運転手さんに“City。2 person”と、言うと、“Stand”らしきことを言う。「立ってろ」とは何事か、と怪訝な顔をすると、再度繰り返してから、”Concesson?“と聞いてきた。ConcessionとはWA Seniors Cardか、Health Care Cardを持っている年寄りか障害ある人のことで、私の頭髪の不自由度を見ての質問とみた。
もちろん、断固、”No”と答え、言われたとおり、$1.4を2名分支払った。Concessionだと$0.6である。プリントアウトされたチケットを見ると、「Standard」とある。アクセントが異常に強く、後半が聞こえず(異常なのはおまえの方だ!)、「Stand」と聞こえたのだった。

なお、Conessionチケットは、14歳以下の子どもや、許可されたフルタイムの学生ももらえる。
料金の仕組みは、Perthを中心とする ほぼ円形の9 Zoneに分割されていて、Zoneを何回横切かで料金が上がっていく。また、そのZone内ならバス、電車、フェリーに乗り換え可能で、Zone 1-4は2時間、Zone 5-9は3時間時間内(チケットに印刷される)なら何回でも乗降りでき、短時間で用事を済ませば往復も可能だ。

チケットにある「2 Sections」とはこの仕組みの例外の一つで、1 Zoneにも行かない短い距離の場合に特に安い料金になっている。そのかわり、一方通行で、乗り換えもできない。

Cityに着いてから、Plaza Arcade のTransperth InfoCenterに行って、City へのバスルートと時刻表をもらい、 2 Sectionsの40回分の回数券 MultiRider 40 を $42で購入した。一回、$1.05で、$1.4より、$0.35 しか安くないが、毎回このカードをリーダに通すだけで、チケットを購入する手間が省ける。それに、バスは紙幣を出してもおつりはくれないので、多くの重たいコインを持ち歩く必要がなくなるのが利点だ。

 

  

バス停には名前は書いてない。止まるバスの番号が書いてあるだけである。時刻表や、大きなバス停の看板のルート図には、バス停名として、○○street/△△streetと交差する通りの名前が書いてあるだけである。Perth市内や周辺のバス停は、たいてい写真のような屋根とベンチがあり、ここがバス停とわかりやすいが、もう一つの写真のように棒杭だけがさびしく立っている場合もあり、この場合はとてもバスからは見えない。複数のルートのバスが止まるバス停も多く、手をあげないとバスはそのまま通過してしまうこともある。

  

したがって、降りるときは、通り過ぎる通りの名前を確認して行き、あらかじめ覚えておいた降りるバス停の手前の通りを見てから、ボタンを押して、次のバス停で止めてもらうことになる。始めて行くところは、目立つ目印でもない限り、行き過ぎてから、またバスを拾うか、歩くかして戻る以外ない。これもスローライフと景色でも楽しむしかない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリア・パースへ出発

2006年09月17日 | パース

<o:p> </o:p>

4月以来5ヶ月ぶりのパースに来て、インターネットが出来ない環境にいたので、このブログをしばらくアップできなかったが、出発した911日の分から徐々にご報告する。

<o:p> </o:p>

911日、嫌な日を出発日に設定してしまったが、結局、とくに何事もなくカンタスQF70便で成田からオーストラリアのパースへ着いた。

<o:p> </o:p>

海外旅行傷害保険の約2回分を倹約し、その分で海外旅行傷害保険が充実しているクレジットカードのゴールド会員の年会費にあてている。幸いなことに両者とも、まだ実際に活用したことがないので、海外で実際に何かあったときの対応の差は不明だが、補償額などの両者の表を比較してみても一部に多少の差がある程度だった。このため、ゴールド会員のみ利用可能な成田第二ターミナル2階のエクゼクティブ・ラウンジ2を利用している。食事は出来ないが、飲み物が備えてあり、雑誌もいくつか置いてある。もともとエクゼクティブという柄ではないが、静かなだけで豪華な雰囲気はない。1時間程度の暇つぶしに良く利用している。

<o:p> </o:p>

<o:p></o:p>

<o:p></o:p> 

成田のオーストラリア行きのセキュリティ・チェックは英国でのテロ未遂以前と変わっていなかった。ペットボトルも手荷物OKだし、パソコンは一応バックパックから出して、X線検査を受けるが、電池回収騒ぎのDell製なのだが何も言われなかった。きわめてスムーズに短い時間で搭乗口までたどり着いた。

<o:p> </o:p>

いつも10時間くらいのフライト中は寝ないで映画を見っぱなしで過ごす。今回はなんと、遠くに小さなスクリーンがあるだけで、映画はやっているのだが、全くみることが出来ない。予約時には機種が767-300となっていたが、実際は767-338だった。カンタスは去年から10回くらい利用しているが、映画が見られないのは始めてである。

<o:p> </o:p>

落語はすぐ終わってしまうし、クラシックを1時間ほど聞いていたが、弱音が聞こえず楽しめない。なかなか眠り込めないうちに、脚が痛くなってきた。不自由な脚を持つ身には、カンタスの座席は太ももの膝の部分の裏が痛くなる。

「何が不自由か?つて。 長さだよ。不機嫌なんだから、そんなこと聞くな!」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ、9・11でWTCは崩壊したか?

2006年09月17日 | 雑学

望月重「ビルはなぜ建っているか なぜ壊れるか」文春新書を読んだ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

エンパイヤーステートビルにB-25爆撃機が突っ込んだことがあったという。<o:p></o:p>

1945728日、B-25爆撃機がニューヨーク圏に到達したとき、雲は高さ300m以下と低くたれこめていた。マンハッタン上空でビル群の谷間を縫うように飛行していた爆撃機はエンパイヤーステートビルの79階、地上278mの位置に突っ込んだ。飛行機は翼を折られながらも,ビルを横切って反対がわの壁を突き抜け向かいのビルの屋根を突き破って落下した。爆撃機の重さは約11トンでエンパイヤーステートビルは総重量8万トンあり、このときはビルはびくともしなかった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

2001911日 午前848分、マンハッタン島南端のWTCの北棟の96階から103階の間に、続いて午前96分、南棟87階と93階の間に、それぞれボーイング767旅客機が激突した。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

ボーイング767は重量125トン、時速は900kmB-25は重量約11トン、時速400km<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

ボーイング2機の旅客機が搭載していたガソリンはそれぞれ9万リットル。鋼の強度は600℃で半減するが、温度は500から1000℃に達したと想定される。

<o:p> </o:p>

WTCの構造設計者レズリー・ロバートソンは、ボーイング707の衝突は想定していた。707は重量119トン、時速290km767の速度は3倍あるので、激突時の運動エネルギーは8から9倍あった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

結局、建設当時は想定外の衝突エネルギーと燃料の熱でWTCは崩壊した。そして、午前9時前後の激突から南棟の崩壊10時まで、一時間は持ち、この間25千人が退去できたが、2800人の人命が失われた。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先進国で肥満が問題に。あなたは?(その3)

2006年09月10日 | 世の動向

どうも記事が細切れになってしまって申し訳ありません。

これで最後です。

 

肥満はなぜ悪いか

<o:p></o:p> 

過体重なら生命予後(寿命)は3年短くなり、肥満なら6,7年短くなるという統計もあり、若いほど肥満が寿命に及ぼす影響は大きくなり、問題は深刻です。死亡率はBMI 2025が最低でそれより低くても高くても上昇するそうです。<o:p></o:p>

2000年、厚生省は、2060歳代男性肥満者27.9%4060歳代女性肥満者24.9%を、2010年度までにそれぞれ15%20%以下にする努力目標を掲げました。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

また、最近話題のメタボリックシンドロームがあります。

肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満といいます)、が原因であることがわかってきました。このように、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』といいます。

<o:p></o:p> 

内臓脂肪の蓄積はウエスト径で判定し、男性85cm以上、女性90cm以上を基準値としています。ウエスト径は腰の一番細いところではなく、へそまわりを測るので、気をつけて下さい。この数字は、腹部CT画像で精密に内臓脂肪を測定した場合、断面積100cm?に相当します。その他のコレステロール、血圧、血糖値の基準値は、http://metabolic.jp/metabolic06.htm にあります。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

日本肥満学会のTOPICSなど(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasso/ )OECD Health Data 2006や、社会実情データ図録(http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2220.html)を参考にしました。<o:p></o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先進国で肥満が問題に。あなたは?(その2)

2006年09月09日 | 世の動向

(記事が途中になってしまったので、図の下から以下がつづきます)

 

肥満Obesity(病的肥満): BMI 30以上の人口比率(%)<o:p></o:p>

過体重Overweight : BMI 25-30 以上の人口比率(%)<o:p></o:p>

OECD Health Data 2005, Health at a Glace 2005 <o:p></o:p>

OECD Health Data 2006でも肥満の数値は2005と大差ありませんが、カナダは、2004年は自己申告から健康調査結果に代わっていて22.4と大きな数値になっています。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

オーストラリアの子ども肥満対策

<o:p></o:p> 

オーストラリアの子供の肥満増加率は、世界で一番高く、国としての対策が叫ばれています。<o:p></o:p>

JAMSによるオーストラリア・ニュース(http://news.jams.tv/)によれば、<o:p></o:p>

連邦政府が発表した新たな国民の肥満問題解決キャンペーンには、両親は子供の前で、チョコレートやポテトチップスなどのジャンクフードを食べないようにし、もしどうしても、食べたかったら、子供が就寝してから食べるなどの配慮をすること、また、子供が、テレビやコンピューターの前に一日2時間以上座らないようにする、などの忠告が盛り込まれている」<o:p></o:p>

「連邦保健相、通信相、教育相は300万ドル、今後10年をかけ、国家の栄養調査を含む反肥満対策計画を開始する予定ですが、野党は、何十年も前に実施されるべきだったと非難している」<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

日本の傾向<o:p></o:p>

 

日本人の食事は急速に洋風化しましたが、米飯中心は保たれていて、脂肪摂取は大幅に伸びてはいません。消費食料エネルギーは上昇していますが、摂取エネルギーは低下しています。その差が無駄に捨てられるエネルギーですが、これが年々増加しています。<o:p></o:p>

それでも、男性は、20歳代を除き、各年齢ともBMI23の後半で、年々BMIが上昇していて、太りすぎが懸念されます。<o:p></o:p>

女性の20歳代は高度成長期にはじまってBMIが年々低下し、どんどん痩せていって、30歳代、40歳代も10年、あるいは20年遅れて、痩せへの方向に転じています。60歳代に入ると、スリムより食べることに関心が行くのか、肥満となり、糖尿病が男性より多くなります。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

肥満の原因

<o:p></o:p> 

人類の祖先はいつ食べ物が手に入るかわからないので、摂取したエネルギーを効率よく体内に取り込み、飢餓にそなえて生存に有利な仕組みを持っていました。これが節約遺伝子で、飽食の時代には過剰栄養によりエネルギーが体内に蓄積して肥満を生じるという説があります。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

肥満はなぜ悪いか<o:p></o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする