hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

更科本店でランチ

2022年09月27日 | 食べ物

 

麻生十番には、「更科」の名前を持つ紛らわしい蕎麦屋が3軒あり、かって壮絶な本家争いを繰り広げた

更科堀井」、「永坂更科 布屋太兵衛」と、「麻布永坂 更科本店」だ。

 

 

更科堀井」は、寛政元年(1789年)麻布永坂に「信州更科蕎麦処 布屋太兵衛」を創業。布屋太兵衛の本名は堀井清右衛門。「更科」とは、信州そばの集散地だった更級の「級」の音に保科家から許された「科」の字を当てたものと伝えられる。

しかし、1941年に廃業となり、「永坂更科」や「布屋太兵衛」の登録商標は堀井家の手を離れた。昭和59年(1984年)8代目当主の堀井良造さんが麻布十番大通りの奥に「総本家更科堀井」を開店し、支店3店舗を持つ。

我家の墓参りの帰りに時々寄る

 

 

永坂更科 布屋太兵衛」も、寛政のはじめの創業と掲げ、麻布十番大通り中ほどに店を構え、全国に15支店を展開している。看板には「総本家 永坂更科 布屋太兵衛」と書いてある。

我家の墓参りの帰りに寄ることが多い

 

 

麻布永坂 更科本店

1950年に「永坂更科」の商標を取得した料理店が蕎麦屋「麻布永坂更科本店」を設立した。ホームページでは新参者らしく、「かつて、料理屋にて起業した」とだけあり、歴史には触れてない。

今回墓参りの帰りにランチしたのはこの店。

 

 

お寺を出て、環状3号線を歩いて来て、新一の橋の交差点の手前、道路の向こう側に「乃が美の麻布十番店」が見えた。

2019年3月には行列に並んで食パンを買った店だ。

 

今や、続々高級パンの店はつぶれる昨今、ちょうど11時だが、誰も並んでおらず、一斤486円と高価な買い物をする。40分も並んだのが夢のよう。

 

 

環状3号線と麻布通りの交差点・新一の橋に行き、11時の開店と同時に「麻布永坂 更科本店」に入る。

 

店によってはときどき置いてあるらしいマスクを置く紙。

 

会席は6千円~11千円と高いのでパス。以下の平日ランチを選択。メニューを見ると、我々には結構高めで高級店のようだ。

 

私は、そば付カレー御飯。特製の和風カレー餡の丼ぶりと、冷たいお蕎麦のセット。

 

蕎麦屋でカレーは邪道かとも思ったが、単品を頼むのも面倒で、他の選択肢がなかった。カレーは多くの具が入っていて、結構イケた。蕎麦は腰があるというより固めだが、これも美味しい。

 

 

相方は、土用・寒そばセット。温かいそばと冷たいそばの両方と、出汁巻きと、とろろが付く。

 

凄くというほどではないが、美味しかったとのこと。

 

 

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久しぶりの爽やかな朝に飛行機雲を見た

2022年09月26日 | 日記

 

久しぶりの爽やかな朝。いつものように5時に起きて食事を終える。

相方の「飛行機雲がある。久しぶりね」の声にベランダに出て空を見上げた、9月26日5:30。

 

スマホを左に振っても、まだ一直線。

 

30分後には、薄く太くなっていた。

 

 

 

私が作っただた一つ俳句(?)

 畏友逝き 空を切り裂く 飛行機雲

を思い出す。あいつは真面目過ぎるやつだった。まだ若いのに、一直線に逝ってしまった。

 

 

飛行機雲って英語でなんて言うのか、調べてみた。

 

Contrail (Condensation(結露) trail) だが、あまり使わないので、vapor trailか The trails that planes make in the sky. の方が良いらしい??

 

 

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久しぶりの墓参り

2022年09月25日 | 日記

 

我家のお寺は麻布十番にある。

息子が代わりにお参りしてくれているが、我々は3年以上ご無沙汰だ。

毎度書いているのだが、入口の坂は、子供の頃は見上げるような厳しい坂で、大きくなるとこんな大したことない坂だったかと思い、年とった今、再び厳しい坂になった。

 

今回は右側の階段が通れなくて、工事中。

ここもマンションが建つらしい。お寺の向こう側に景観を台無しにする頭でっかちの「元麻布ヒルズフォレストタワー」が南西方向に見える。

 

800mほど北北西には六本木ヒルズ。まったく昔の荘厳な雰囲気はぶち壊しだ。

 

賢崇寺は小さな山の上にあって、佐賀藩主鍋島家の菩提寺だ。立ち入り禁止の境内の中心には歴代藩主の五輪塔が並ぶ。

 

二・二六事件でクーデターに参加し後に処刑され、遺体の引渡しすらできなかった「二十二士」を、当時の29代住職・藤田俊訓が奔走し、墓を建立したことで知られた。

 

入口の坂を登り切って左側に新しい墓地がある。

遠くからしゃれた帽子があると、近づいてみると、鎧塚なお美(川島なお美)の墓だった。ワイン、グラス、ダックスフントの絵など華やかなお墓だ。54歳と刻んであった。

 

 

変わったお墓を探していたら、「ムッシュかまやつ」のお墓があった。

楽譜は「きみとあった その日かーらー なんとなーく しあわせ」とある。釜萢家の墓で、日系アメリカ人でジャズミュージシャンのお父さんのティーブ・釜萢ほか、皆さんの名がアルファベットで刻まれていた。

 

富士山の形のお墓もあって、最近は自由な形で、好きな言葉を刻んだり、くつろいで見て歩ける。

 

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辻村深月『盲目的な恋と友情』を読む

2022年09月23日 | 読書2

 

辻村深月『盲目的な恋と友情』

 

裏表紙にはこうある。

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

 

第一章が、ヒロイン蘭花が自分の恋について語る「盲目的な恋」(p134)。

第二章が、留利絵による「盲目的な友情」(p148)と二つに分かれている。

 

蘭花の結婚式の場面で始まる。かっての恋人の死がなかったら、この穏やかな愛情に満ちた時間はなかっただろうと思っている。その恋人は大学のオーケストラの指揮者で美青年の茂美星近だ。美人だが感情に乏しかった蘭花が初めて性愛の喜び、恋の恍惚を知り、舞い上がっていく。
しかし、中年の菜々子の登場で地獄が訪れるが、蘭花の苦悩は友人にはのろけに聞こえるし、彼女自身にも睦言と感じる部分もある。しかし、彼は亡くなり、冒頭の結婚式の場面につながっていく。

 

第二章では、容姿にコンプレックスを持ち、友人がほとんどないい留利絵は、大学のオーケストラサークルで美人でかつ文化的造詣も深い蘭花にのめり込んでいく。第一章で蘭花の目から語った同じエピソードを、第二章では留利絵の目から語っていく。
蘭花が留利絵をただの友達と思う一方で、留利絵にはなんとしてでも一番の親友の座を勝ち取らなくてはと思い込んでいることがはっきりと示される。留利絵は思い切った賭けにでる。

そして、冒頭の結婚式の場面でおさまったかに見えた行く末は、……。

 

 

私の評価としては、★★☆☆☆(二つ星:お好みで、最大は五つ星)

 

どう見てもそんな男だめだろうという男を諦められない蘭花にイライラする。
留利絵が外観の劣等感に悩まされているなら仕事に向けた勉学に熱中すればよいのにと呆れ、留利絵の異常さが不気味になるおじいさんには楽しめない小説だった。

ともかく辻村作品には珍しく短いのが唯一良い点だ。

 

従来の作品とはまったく変わったこんな小説も書いてしまう辻村さんには感心するし、おじいさんにともかく最後まで読ませるだけのものはある。

 

解説で2021年に亡くなった山本文緒さんが書いている。

その作家さんらしさが満載でありつつ、まったく予想していなかった驚きで体が痺れるような新刊を読ませてほしい。……辻村深月さんは、そんな欲深い読者の期待にデビューからずっと応え続けている作家だ。

 

 

辻村深月(つじむら・みづき)の略歴と既読本リスト

 

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東急吉祥寺店の「梅の花」でランチ

2022年09月21日 | 食べ物

 

9階でランチ処を探し、「神田まつや」は人が並んでいるので、空いていそうな「梅の花」に向かった。今年3月以来だ。

靴を脱ぐのが面倒だが、個室に案内された。4人席に互い違いに座る。間に仕切り版がないだけましか。

 

私は「彩ランチ」

 

まずは、茶碗蒸し、豆腐、湯葉、豆腐サラダなど。

 

煮物? 豆腐しゅうまい

 

生麩田楽(なまふでんがく)

 

湯豆腐、湯葉揚げ。

給仕してくれた女性は、「彩ランチの品ですが」と小声で云いながら相方の前のIHに私が食べる湯豆腐をセットした。私は、「若い女性でもまだ、当然女性が給仕するっていう感覚なの?」と思ったが、若者夫婦にはそんなことしないのかも。そういえば、お茶を私が要求したのに、ポットは相方の前に置かれたのだ。

 

松茸の炊き込みご飯、香の物、湯葉吸い物

 

デザートと、追加したコーヒー。〇〇作と銘のある華やかなカップ。趣味じゃないけど。

 

相方は「梅ランチ」

 

茶碗蒸し、ごま豆腐 豆腐サラダ

 

煮物?

 

生麩田楽

 

湯葉吸い物、香の物、松茸の炊き込みご飯

 

デザート

 

二人で5千円ちょっとなら、たまには「良いじゃない」。

 

 

食事が終わって靴を履いていると、音楽が。

ガラスの中の「からくりモニュメント」がちょうど動いている。

 

まず、右の女性が扇を動かしながら顔を上下させてご挨拶。

真中の引き出しの上の小さな女の子がハンドルを回すと、左の女の子が扇を持ったまま箱の中から立ち上がってくる。

ぼーっと見ていると、あら不思議。一瞬の間に左の女の子が老婆に変わっていた。(写真撮り忘れ)

 

「千代の絵草子」という「からくりモニュメント」で、夢童(むどう)由里子さんの2001年の作。各地に作品が残っているが、惜しむらくは2015年他界された。

演技時間は上の写真のように掲載されていたが、実際には15分ほど早く始まっていた。

 

 

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9月(1)の散歩

2022年09月19日 | 散歩

 

相変わらず散歩しながら他人のお宅の花を楽しませていただいて、おまけにブログネタにしていて、感謝です。

 

バラですよね。

 

これは我家にもありました。相方に聞いたら、「ギボウシじゃない?」

 

これはオーストラリアのワイルドフラワーの一種、ボトルブラッシュ。

 

でも、枝の先端でなくちょっと手前に咲いています。何か変。

 

塀を超えて覆いかぶさるブーゲンビリア

 

塀から乗り出すノウゼンカズラ

 

塀から顔を出すブッソウゲ。画像検索でブッソウゲなんですが、ややこしい話は抜きにハイビスカスでいいんじゃない? だめ?

 

塀の足元にはニラズイセン。

 

生垣の根元には、ユリ?ですよね?

 

玄関先でお出迎え。お名前は?

 

こんなお顔ですが。

 

道端のコスモス。雑草じゃないですよ。「秋桜」っていう歌、知りません?

 

アメリカフヨウ? でも葉が細い。

 

コキア?

 

手が届かないところにあるザクロ。

 

子供の頃、熟れて先端が割れたザクロを食べたらどんなに美味しいのかと想像していました。自分で買える大人になって食べてみると、種ばかりでたいして甘くなくてがっかりしました。見ているだけの方が良かった。

 

散歩の終りに、吉祥寺丸井の1階にある「BIO-RAL」で買った「骨まで食べるさんまと秋の味覚弁当」。特別製法だそうで、いまや高級魚のさんまが、本当に頭からしっぽまで、普通に食べられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今野敏『オフマイク』を読む

2022年09月17日 | 読書2

 

今野敏著『オフマイク』(2020年7月10日集英社発行)を読んだ。

 

集英社文芸ステーションの「担当編集より

警察小説の旗手・今野さんが描く『オフマイク』は、嗅覚の報道記者・布施と執念の敏腕刑事・黒田がタッグを組む“スクープ”シリーズの最新作です。

今回の事件は、二十年前に起こった大学生の自殺が、どうやら現役大物政治家の黒い繋がりと関係しているのではないか、という情報が黒田の同期で捜査二課の多岐川からもたらされるところから転がり出します。
一方、布施が担当する報道番組「ニュースイレブン」にもきな臭い話が。人気キャスター・香山の引き抜き話に加えて、番組打ち切りの噂に、関係者たちはにわかに浮足立ちます。
そんななか布施だけは、いつものようにどこ吹く風で気になる事件を追い続け、それにヒントを得た黒田は捜査線上にある一人の男を見つけ出し──。

夜の街を飲み歩き、面白そうな話に顔を突っ込む飄々としたスタイルの布施と、頑固一徹で未解決事件の解決に突き進む黒田は、実はどちらも今野さんの持つ側面のような気がします。
加えて布施と黒田がよく会う居酒屋「かめ吉」にも、なんとなくモデルがあるような……。
色々と想像をしながら、先の展開を味わっていただきたい一作です。

 

報道記者布施と特命捜査対策室の黒田刑事が活躍する「スクープ」シリーズの第五弾。

 

捜査二課の多岐川が、今ときめくIT長者の藤巻の政治献金違反に迫ろうとして、とりあえず20年前のイベントサークルSSメンバーの自殺について、特命捜査対策室の黒田・谷口に内密に再捜査を依頼した。

当時藤巻が関係していたイベントサークルSSではねずみ講まがいが行われていて、幹部・春日井と恋人の篠田玲子が自殺したのだ。二人はとりあえずの細い糸をたどって調査を進める。

 

一方、TBS局の「ニュースイレブン」の打ち切りの噂が流れてきて、番組メンバーは噂に振り回される。番組の担当記者である情報通の布施の話では、噂のもとは藤巻の一言らしいと分かる。

やがて、人気キャスターで、藤巻もご執心の香山恵理子が……。

 

 

登場人物

警察

黒田:捜査一課・特命捜査対策室(継続捜査を担当する)の刑事。ペアを組むのは若手刑事・谷口

多岐川:捜査二課(汚職(サンズイ)、詐欺(ゴンベン)を担当する)の刑事。黒田の同期。

鯉沼係長:赤坂署強行犯係係長

 

TBN局・夜のニュースショー「ニュースイレブン」

布施:報道記者。飲み歩いてばかりだが人脈豊か。

香山恵理子:人気キャスターで、フリーアナウンサー。もう一人のキャスターは局アナの鳥飼。

栃村:大阪から視聴率テコ入れのため番組に呼ばれた。

鳩村:デスク(二人のうちの一人)。上司は報道局長の油井

 

春日井:イベントサークルSSの幹部。当時23歳。首吊り自殺した。

藤巻清治:IT長者。ネットのカリスマ。フィクサーになりたいと広言。香山のファン。かってSSの主催者?

芦沢:怪しげな会社「渋谷エンタープライズ」を経営。42歳。半グレ。藤巻の古くからの知り合い。

遠藤明子:スナック「ハーフムーン」のママ。元SSメンバー。

篠田麻衣:「ライザ」のホステスでレイを名のる。自殺したSSメンバー・篠田玲子の姪。

真島:有名芸能プロダクション創設者。元半グレ。

 

 

初出:「小説すばる」2019年3月号~2020年2月号

 

 

私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め、 最大は五つ星)

 

当初、匂わせられる政治家の黒い影といった話は全く見えず、結局はしょぼい拉致監禁事件で幕。しかし、TV番組スタッフの動きなど、気楽に楽しく読める。

 

番組記者の布施の、仕事などどこ吹く風と言ったひょうひょうとしたキャラが魅力的。局の打ち合わせに出席せず、夜の六本木などを自由に飲み歩いていて、影響力ある人脈を持ち、貴重な情報通である。

彼が、一見熱血漢の刑事の黒田と互いに信頼し合っていて、巧みな連携プレイを見せるところが、読みどころ。

 

黒田とペアを組んでいる若手刑事谷口は、ほとんど機能せず、単に語り手に留まっている。よけいなお世話だが、ホームズのワトソンのように、わざとらしくない範囲で、少しはドジな考えや行動を見せて、黒田を際立たせれる方が良かったのではと思った。 

 

 

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土曜日午前中の井の頭公園

2022年09月15日 | 散歩

 

井の頭公園東側にある三角公園の北側通路から入る。振り向いてパチリ。

 

「立ち入らないでください」と書いてあって、テープで囲んだ一角がある。ならばこごんで入ろうかと思ったが、

 

テープの上から覗き込むと、とくに何もないが、白く薬剤を撒いたような跡がある。最近毒キノコが増えているとの報道があった。それか??

 

そういえば、2020年5月、このあたりで大きなキノコが木の幹に生えているのを見た。疑心暗鬼になる。

 

すぐに喉元過ぎてしまう能天気な方は、井の頭線のガード下を過ぎて、

 

ひょうたん橋の定点観測地点に至る。

 

高い木を見上げ、あごの下のしわを伸ばす。

 

東京都に20万円ほど払いベンチを寄付すると、背中の板に好きな文章を刻むことができる「思い出ベンチ」で一休み。

このブログの「思い出ベンチ」を検索したらこんなにあった。座るたびプレートを眺め想いを致すのも私の楽しみの一つだ。

私が申込むとすると、こうだろうか。

「私たちはこの公園で結ばれ、このベンチで休みながら幸せな50年を過ごしました」。過去形??

 

 

ベンチに座りながら上を見上げると、木々の隙間から薄日が差していた。

 

目の前の滑り台には幼子が列をなし、その向こうには「アートマーケッツ」の品が並んでいる。いつもの土曜日、井の頭公園の光景だ。

 

 

まだ10時半、白鳥ボートもパラパラ。

 

七井橋からは、羽を広げたマンションと、

 

スマホを左に振れば、昭和11年植樹の高くそびえるラクウショウの並木。

 

土曜日となると、10時半でも「いせや公園店」は階段下まで列が出来ていた。

 

帰りは、公園北側の端を行く「緑の小道」を。

 

柔らかな枯葉を踏みながら二人でちょっとしたハイキング気分。

 

 

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雨上がり、夕方の井の頭公園

2022年09月13日 | 散歩

 

三鷹台で1時間ほど時間が空いて、スマホいじって過ごすのもどうもと思い、急ぎ足で井の頭公園へ行ってみた。テーマは「雨上がり、夕方の井の頭公園」かな?

 

神田川沿いを歩いているとカンナが咲いていた。昔、半世紀前のことだが、庭に咲いて、古い花というイメージがある。

 

あちこちで、庭木に絡みついているのを見かけるノウゼンカズラ。

雨の露を乗せて、結構あでやかだ。

 

中国から平安時代に日本に渡来したという。

 

オシロイバナ(白粉花)の群生。

大きな種子におしろいのような粉末が入っているから白粉花らしい。南アメリカから江戸時代に渡来とあった。

夕方から翌朝10時ごろまで咲くとあるが、この写真は夕方5時。

 

顔を振って左右を見てもオシロイバナだらけの大群生。

 

雨上がりの夕方の井の頭公園。ひょうたん橋の定点観測地点からパチリ。日照はないし、夕方なので暗い。

 

たまにはと上を見上げると、そびえたつ樹木。吉祥寺駅から10分ほどとは思えない木々生い茂る小道。

 

対岸の池沿いの小道を上下対称になった光景を撮ったつもりなのだが??

 

繁った木々、雨で濡れた道、ほとんど人影の見えない光景。柄にもなくしんみりしてしまう。

 

5時半近く、ボートは乗り場に勢ぞろい。

 

約40分、急ぎ足のミニ散歩でした。

 

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9月(1)の花

2022年09月11日 | リタイヤ生活

 

 

9月5日に届いた花

 

バラの紅が3本、ピンクが2本。ガーベラの紅2本、ピンク1本。白いクジャクソウが2本、レザーファンの葉が1本。

 

バラもガーベラも、珍しく届いた時からほぼ満開。バラのピンク色が淡くほのぼのとしてゆかしい。

 

クジャクソウは咲き始めだったが、バラもガーベラも盛りのようで、さきゆきに不安!

 

以下、花の元気回復策の試みと、無残な結果。

 

ピンクのガーベラの花びらが丸まり、取り出すと、茎の下の方がドロドロ。短く切って一輪挿しに挿したが、復活せず、2日後に無念のゴミ箱行き。
そういえば、ガーベラは水を汚しやすいと以前書いてあった。まだ暑いので2日に一度の水替えでは不足のようだ。

 

バラ4本も、うつむき加減で、明らかに水揚げできていない。茎を短く切って、小さな花瓶に移したが、回復せず。「湯上げ」というのはいかにも難しそうなので、茎の切り口の導管に空気が入り込まないという「水切り」というものをしてみたが、変化なし。

 

ネットを検索して、「深水」なるものを試みた。

萎れた花の茎の下数センチを残して新聞紙をきっちり巻きつける。花が半分つかるくらいの水を張った花瓶(本当はバケツ)に花を入れる。水に浸かっていない新聞紙には霧吹きで水を吹きかける。そのまま、涼しい場所で4、5時間放置する。

結果は、バラ5本のうち、1本だけ何とか上を向いたが、望んだほどの出来ではなかった。

 

結局4日目に残った、というか無理に残した花は下の写真。

クジャクソウだけが元気が良いのが憎たらしい。結局生き残るのは雑草と言いたくなる。

 

 

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「吉祥 吉祥寺」でランチ(7回目)

2022年09月09日 | 食べ物

 

吉祥寺で一番お気に入りの「吉祥 吉祥寺 Kissho KICHIJOJI」でランチした。

第Ⅱ大栄ビルの2階にある。一階は4月に再び空き店舗になった。

2階にある店は広々とした部屋にゆったりと席が並び、雰囲気は上品でしゃれている。和風創作料理は器も工夫されていて品が良く、料金もランチならそう高くない。前回までは中央に巨大な花が活けてあったのだが、残念ながら取り払われていた。4月の見事な桜が思い出される

 

近くから予約の電話を入れたのが13時過ぎ。かなりの席が埋まっていて、壁際の席に案内された。

見上げれば、我がお好みの棟方志功ではないか。

「伊豆も見ゆ 伊豆の山火も稀に見ゆ 伊豆はも恋し 吾妹子のごと」

それにしても、力強いが丁寧さは微塵も見えない彫だ。あの強度の眼鏡をかけて、顔を擦りつけるように板を削る棟方のイメージが浮かぶ。手前の花は残念ながら造花(アーティフィシャルフラワーと言うべきか)だった。

 

私が頼んだのは「お刺身御膳」

刺身の量は、私でも多少物足りないが、その他の鉢数が多いし、相方からのおさがりもあり結構満腹になる。

 

我が相方は、「昼の小会席」で、次々と運ばれてくる。

 

 

何じゃ何じゃ、この輪っか?

 

 

デザートにコーヒー

 

私も負けじとコーヒーを追加。

 

9か月振りの「吉兆吉祥寺」、二人で5千円足らずならお得感でにっこり。

久しぶりのレストランでのランチに満足なご様子の相方に、私めも幸せです、はい!

 

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宇佐見りん『くるまの娘』を読む

2022年09月07日 | 読書2

 

宇佐見りん著『くるまの娘』(2022年5月30日河出書房新社発行)を読んだ。

 

Web河出のそっけないが、力こぶの紹介。冒頭9頁ほどの試し読みがある。

車で祖母の葬儀に向かう、17歳のかんこたち一家。思い出の景色や、車中泊の密なる空気が、家族のままならなさの根源にあるものを引きずりだしていく。52万部突破『推し、燃ゆ』に次ぐ、慟哭必至の最高傑作!

 

本作に関する著者インタビューでの冒頭の内容紹介

物語の主人公は17歳の女性、かんこ。真面目なのにときどき家族に暴力を振るったり暴言を吐いたりしてしまう父、脳梗塞で倒れてから感情のコントロールが利かなくなった母との3人暮らしだ。兄と弟は、そんな家庭に嫌気がさし、気がついたら家から出ていっていた。そんな家族が父方の祖母の死をきっかけに久しぶりに集まる。父の実家への長い道中、車中泊で旅をするのだが……。

 

かんこは思う。自分はひとりだけ逃げ出したいわけではない。自分も地獄を巻き起こす一員だ。誰かだけが加害者なのではない。みんな傷ついて、どうしようもないのだ。

 

 

初出:「文藝」2022年春季号

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)

 

感情のコントロールが効かない家族4人の車での旅。うんざりの話が続き、「これは途中で投げ出すな」と思った。崩壊ぎりぎりの家族の話など当方読みたくないのだが、ともかく読ましてしまう筆力のせいなのか、意外と読めてしまった。

でも、面白くはないし、深く考えさせられたり、感動する話でもない。極端な家族だが、確かに普通の家族の中にも、こんな要素はあるかもな、と思わされた。

 

 

宇佐見りん(うさみ・りん)

1999年静岡県沼津市生まれ、神奈川県育ち。

2019年、『かか』で第56回文藝賞(遠野遥と同時受賞)、史上最年少で第33回三島由紀夫賞を受賞。
2021年、『推し、燃ゆ』で第164回芥川賞を受賞。50万部を超えるベストセラー。

 

 

かんこ:17歳の高校生。姓は秋野。動けなくなるか、何かを反復し続けるか、どちらかになり高校に行けなくなった。授業中は熟睡するし、持物や課題を忘れてしまう。

母親:脳梗塞の後遺症で悩む。リハビリでも感覚が戻らず、子どもらが背を向けていくことに耐えられず、いきり立つ。

父親:ひとたび火が付くと、人が変わったように残忍になり、DVで家族の誰かが半狂乱になる。母親(かんこの祖母)は奔放で、末っ子の父はほとんど放置されて育ち、独力で大学を出た。

:あきら。昨年独断で大学をやめて家を出て行った。職場の同僚(夏さん)と結婚し栃木の家に住む。

:「ぽん」。母の実家近くの高校を受験し、来年から祖父母の家へ行く。

 

 

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この頃散歩で目立つのは、赤いサルスベリの花だけ

2022年09月05日 | 散歩

 

サルスベリの木は、表面の皮が剥けてつるつるしているために、木登りが上手な猿でも滑りそうだと言うことから付いた名だ。実際は人でも登れるし、猿も登るらしい。

 

夏から秋にかけて次々と開花し、開花期が長期間なので、百日紅(ひゃくじつこう)の名もある。

 

こちらにも、

 

あちらにも、百日紅。

 

ピンクのサルスベリも百日紅。

 

白い花の木を見つけた。

 

サルスベリ?

 

幹を見ると、皮が剥げていて、花は白くても間違いなく『百日紅』。

 

 

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8月(2)の散歩

2022年09月04日 | 散歩

 

 

今年の夏はとくに熱く、早朝も、夕方も散歩する気にならず、たまに夜に散歩しても写真は撮れず。花を巡るお散歩ブログはお休みが続いた。ようやく、8月下旬からそろそろ開始。

 

白く曇ったような葉はオリーブではないだろうか?

 

拡大すると……ピンボケ!

 

5弁の白い花と、対になって並ぶ葉はジャスミン?

 

Googleの画僧検索すると「メキシカン アジサイ クロデンドラム 文藝」と出たが、要するにアジサイでしょ。

 

道路端の巨大な葉は?

中学校だかの教科書に「大きな蓮だか、フキだかの葉を頭の上にかざして日差しの中を歩いてくる女の子」が出てくる芥川龍之介の短い話が載っていたのを思い出した。芥川の作品の中では、頭でこねくり回したような話ではなく、「トロッコ」(青空文庫で無料で読める)のような素直な作品が好きだ。もっとも「トロッコ」は友人から聞いた話を元にしているらしいが。

 

ムクゲ

 

ムクゲは近づいて見ないと、美しさはわからない。

 

「秋桜」とも書くように、秋といえば「コスモス」。

 

 

 

ヒャクニチソウ。花が長持ちするから「百日草」なのだろう。「百日紅」はサルスベリで、千日赤いのは「千日紅」。

 

花の形はさまざま。

 

 

この形はよく見るような気がする。

 

 

散歩が長引いたら、カフェ・ベローチで一休み。

ピクルスセット、チキン南蛮サンド、SDブレンドと、

 

プレーンセット、SDアイスレモンティーを頼んで、

 

合計、¥1540。 安い!

 

 

 

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小野寺史宣『ひと』を読む

2022年09月01日 | 読書2

 

小野寺史宣著『ひと』(祥伝社文庫お-25-3、2021年4月20日発行)を読んだ。

 

特設ページのあらすじ

母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、
交通事故死した調理師だった父。
女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を
東京の私大に進ませてくれた母。
──その母が急死した。

柏木聖輔(かしわぎせいすけ)は二十歳の秋、たった一人になった。
全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、
大学は中退。
仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。

そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた
商店街の惣菜(そうざい)屋で、買おうとしていた最後に残った
五十円のコロッケを見知らぬお婆(ばあ)さんに譲(ゆず)った。
それが運命を変えるとも知らずに……。

2019年本屋大賞第2位。

 

父母を亡くし、大学をやめて、夫婦でやっている商店街の惣菜屋でアルバイトすることになった聖輔は、鳥取の高校の同級生の青葉と偶然であい、ときどき話すようになる。

やがて、結果的に料理人への道を目指すことになる。料理人だった父の跡をたどり、かって勤めていた料理店の縁故の人を訪ね、住んでいたところを訪ね歩く。

 

 

柏木聖輔:江東区南砂のアパートに一人住む。父・義人は3年前に交通事故で死亡。母・竹代も突然死して、聖輔は法政大学経営学部を退学。

田野倉督次:砂町銀座の「おかずの田野倉」の店主。67歳。妻は65歳の詩子(うたこ)。

稲見映樹(えいき):聖輔の先輩店員。要領がよい。24歳。督次の友人・民樹の息子。彼女は野村杏奈。

芦沢一美(あしざわ・かずみ):シングルマザーの店員。37歳。息子は14歳の準弥。

出島滝子:婦人服「おしゃれ専科」店主。夫は貞秋。

小堀ちさと:義父は「リカーショップコボリ」店主の進作。夫は裕作、娘は3歳のちなっちゃん

 

篠宮(つるぎ):聖輔の大学でのバンド仲間。彼女は成松可乃。ドラマーは川岸清澄、母はいよ子。

船津基志(もとし):母のいとこ。44歳。母の葬式を手伝ってくれた。

井崎青葉:聖輔の高校の同級生。旧名八重樫。は高瀬涼。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)

まじめに働き、何事も控え目で、すぐ他人に譲ってしまう聖輔の日本人好みの人柄が、周囲の人の助けを誘うという優しい小説だ。先の見込みもなく、今日の食事を心配する厳しい状況の中で誠実に暮らす態度には好感が持てるが、現実は損ばかりしていては……と、思ってしまう。今の世の中、こんな小説があっても良いのかも。

 

話は平凡で、とくに大きな盛り上がりもなく、さらりと終わってしまう。これが本屋大賞2位?という感じ。

 

 

小野寺史宣(おのでら・ふみのり)

千葉県生まれ。法政大学文学部卒。

2006年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞
2008年「ROCKER」でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。

著書に『ホケツ!』『家族のシナリオ』(小社刊)『みつばの郵便屋さん』『ひりつく夜の音』『近いはずの人』『リカバリー』『本日も教官なり』『それ自体が奇跡』『夜の側に立つ』など。

 

 

 

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