
昨夜1日遅れでバースデーブーケを持ってきてくれた娘、さ、今日は片づけよう!とうるさいので、本の断捨離決行。
最近は図書館利用で滅多に自分では買わなくなって溜まらないけど、それでも35年分くらいは買ってたし。
場所ごとに片づけるのはダメ!、家中の本を全て積み上げて断捨離せよ!と。
本棚からラックからクロゼットからパソコンラックから、本を運んで2階の和室いっぱいに広げて…
本棚一本も処分したほうがよい、2階の踊り場には本棚を置くな。
数年開いてない本、もう読まないのは不用本で処分しろ。
家を建てるときに本棚は踊り場に置けるように間取り組んだのに、自分の家に置くものをなんで出たきりの娘に指図されなアカンねん!
と途中でケンカになって、あとは黙々と選別して、どうしても残しておきたいのだけ書棚に戻した。
文庫本含めて400冊くらいはブックオフに持ち込むか譲るかなんとかするつもりで、廊下に積み上げるところまでできた。
電子書籍ならそもそも処分するという行為は無い。
文庫本もまあ処分するにやぶさかではない。
しかし、単行本というのは、その本を買ったときの空気感みたいな郷愁みたいなもんが漂っていて、手に取ると愛着にくっつかれそうになってしまう。
たとえ、たいして面白くもなかったとしても、カバーがあり、帯があり、表紙のデザイン、色合い、手触り…
紙の本は消耗品でない、生活必需品でない。
読まないからといって要らんということはない。
完全に趣味のもんである。
しかし、あと20年もすれば、いや、20年もせんうちに私の本なんて邪魔もんなんだから今、自分ができるうちに断捨離したほうがよい。
わかっているけど、うーむ。