室戸岬には、謎の岩があります。
灌頂ヶ浜から、月見ヶ浜に至る、乱礁遊歩道の途中に、『牛角の岩』があります。
しかし、それがどの岩なのか、長い間、疑問に思っていました。牛角の岩と書かれた、木の杭は、海側から乱礁遊歩道の方向に向かって建っています。
ですから、牛角の岩は、乱礁遊歩道から海方向に見える岩だろうとばかり思っていました。
ところが、乱礁遊歩道から海方向には、牛の角のような岩は見えません。
何かの間違いで、この『牛角の岩』という杭が建てられたのではないかと、思っていました。
しかし、その杭の標示は間違いではなかったようです。
『牛角の岩』は存在していました。
『牛角の岩』の標示のある杭から、月見ヶ浜方向の乱礁遊歩道沿いの岩が『牛角の岩』だという事です。
この岩に向かって右側が牛の頭の部分で、左側が胴体だという事ですが、そのように見えるでしょうか。
見る角度が間違っているのか、牛には見えません。
はたして、牛角の岩がどの岩なのか知っている観光客はどれほどいるのでしょうか。
牛角に岩の向かい側には、『子授けの岩』があるのですが、この岩が、子授けの岩と言われる由来も不明です。
ご利益がどの程度なのかも不明です。
これも、室戸岬の謎の一つです。
子授けの岩には石が積んであるのですが、石ではなくて、サンゴを積んである場合があります。
サンゴを積み上げると、「産後(サンゴ)の肥立ちがよくなる」らしいです。
これも、どこまでがほんとなのか分かりません。
室戸岬には、空海伝説もあり、不思議な物がいろいろとあります。
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