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幸運な事が起こりました。昨日の、谷口睦美さんの凱旋リサイタルに行ってきました。
開演前から、続々と観客が詰めかけて、室戸市保健福祉センターは満席の状態でした。
こういうことを予想して、早めに会場に行ったのですが、それでも混雑していました。
この混雑を見たら、当日券など販売されていないのではないかと思ったのですが、当日券もありました。
CDで、歌声は、聴いてはいるのですが、実際に、ライブで目の前で聴くのとでは大違いでした。
生での聴くほうがはるかに声量が大きくて、ステージ映えのする容姿と衣装を堪能できました。
室戸でオペラなど聴く機会はないので、谷口睦美さんの凱旋リサイタルを聴けた事は幸運でした。
ピアノ伴奏の五味こずえさんもなかなか愛らしい方でした。
メゾ・ソプラノの声は、生で聴くといかにボリュームがあるのかという事が分かります。
喉だけで声を出すのではなくて、身体全体を使って声を出しているようでした。
不思議なのは、どうやって音を拾っているのかという事です。
普通に歌手が歌う場合は、歌手の目の前にマイクがあるはずなのですが、目の前にはマイクはありませんでした。
どこにマイクがあったかというと、ピアノ台の上です。
そこにマイクが一本だけ寝かされていました。
それだけで音が拾えるのですから、オペラ歌手の声量がいかにボリュームがあるのかが分かるというものです。
谷口睦美さんのトークもなかなかうまかたのですが、故郷に錦を飾る凱旋リサイタルという事で、ほとんど泣きそうになる場面が何度かありました。
故郷に錦を飾るのはどんな気分なのでしょうか。
たいへん緊張していたという事です。
室戸でオペラを聴ける機会は二度とないかもしれないので、谷口睦美さんの凱旋リサイタルをただ聞き流すだけではもったいないので、動画で撮影しようとも思ってはいたのですが、さすがにそれはできませんでした。
でも、リサイタルの主催側はこの一期一会の谷口睦美さんの凱旋リサイタルを録画しているだろうと思います。
オペラのリサイタルの進行は、一部と二部に分かれていて、サッカーと同じような時間配分で、45分ハーフで、ハーフタイムが20で、アンコール曲を加えて、約、2時間のリサイタルでした。
曲目は、第1部が、『ブンガワンソロ』マルトハルトノ作曲、
『浜千鳥』弘田龍太郎作曲
『華麗なる大円舞曲変ホ長調』ショパン作曲(ピアノソロ)
『オンブラマイフ』ヘンデル作曲歌劇セルセより
『ベェネツィアの競艇』より3曲ロッシーニ作曲
『あなたの声に私の心は開く』サンサーンス作曲歌劇サムソンとデリラより
第2部 『私は行くが、君は平和に』モーツァルト作曲歌劇皇帝ティトの慈悲より
『ノクターン20番嬰ハ短調遺作』ショパン作曲ピアノソロ
『恋とはどんなものかしら』モーツァルト作曲歌劇フィガロの結婚より
『恋は燃えて』ヴェルディ作曲歌劇トロヴァトーレより
『涙そうそう』森山良子作詞
『悲しみと涙のうちに生まれて』ロッシーニ作曲歌劇チェネレントラより
アンコール曲 『ハバネラ』歌劇カルメンより、『川の流れのように』美空ひばり
谷口睦美さんのリサイタルを聴けなかった方は、テレビで歌声を聴けるようです。
放送日ははっきりとは分からないですが、8月にテレビ朝日で放送される、『題名のない音楽会』に出演されるようです。
室戸ではテレビ朝日は見られないのですがBS朝日では見られるようです。
YOU TUBEに動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=pQ3JURt_MWU
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/b0/9623ba452de3e782b79d17ea9a2779ea.png)
マイクなんて使いませんよ(笑)
音域、音量の幅がひろすぎて、われますから、司会してから電源は影のスタッフさんがピアノの上においたときにオフされるんです。
東京では2000人のホールでマイクなしが普通なので問題ありませんよ☆
なにぶん室戸バージョンだったのでしゃべりすぎて予定時間オーバーしてしまいました。
足を運んでくださり、ほんとうにありがとうございました。
もっともっと修練鍛錬いたしますので、これからも応援してやってください。
なるほど、マイクなしだったんですね。
さすがに、オペラ歌手の音量と、音域はすばらしいです。
室戸出身のオペラ歌手のリサイタルを室戸で聴けたことに感激しました。
谷口さんは、さぞ、万感胸に迫る感じだっただろうと思います。
谷口さんのその想いは、聴衆にしっかりと伝わっていたのではないかと思います。
近い将来には、日本を代表するオペラ歌手となられることを期待します。
そして、再び室戸でリサイタルを聴けることを期待します。