『フォトテクニックデジタル』誌、2014年1月号、ネイチャー・風景部門に掲載されました。
この雑誌は、『フォトテクニック』の時代から、2001年1月号に掲載依頼、14年連続、年間に最低1回以上は掲載されています。
『フォトテクニック』の時代も、上位入賞者、掲載者には、ポイントが付くようになっていて、ランキングに入った人は、名前が毎号掲載さていたのですが、『フォトテクニックデジタル』になってからも、ポイント制が復活したようです。
ポイントランキングに入るためには、基本的に毎月応募する必要があります。
なかなか、毎月応募するのは難しいです。
しかし、ランキングに入るためには、できるだけ、毎月応募しようとは思います。
現実には、撮影する時間がなくなっているので、撮影環境は厳しいです。
『フォトテクニック』の時代には、シルバー賞を受賞し、年間連続掲載賞をあと一回だけ掲載されずに、惜しくも逃しました。
今回掲載された写真は、室戸岬、月見ヶ浜で撮影したものです。
低気圧が沖を通過して、波がある時の夕暮れ時に撮影しています。
こういうふうに撮影すると、ほぼ間違いなく、コンテストには入賞します。
この場所でこういうふうに長時間露光をして撮影すると、波が消えて幻想的になります。
こういう撮影は、リバーサルを使っていた時代から、何度も撮影しているのですが、今回は、過去に撮った時とは条件が違っていました。
自然の光だけではなくて、人工の光が左側から当たっています。
岩に影ができていて、これまでに撮ったものとは違った雰囲気になっているのですが、実は、その影があまりよくなかったようで、審査員の先生は、影によって、雲のようになった波がムラになっていると指摘しています。
ただ、長時間露光で素直に撮ったたけでは面白くもなんともないので、影ができたほうが個性的だと思ったのですが、逆にそれが良くなかったようです。
撮影状況としては、この時は、かなり暗くて、AFが合わなくて、マニュアルでピントを合わせようとしたのですが、ピント自体が見えないくらい暗くて、実はピントもきっちりとは合ってはいないし、構図もはっきりとは分からないままに、撮影しました。
レンズが標準ズームしか持っていなくて、画面全体が間延びしています。
望遠で撮っていればもっと印象的な作品になったはずです。
このような写真は条件がそろえば、誰でも撮れます。
露出の時間とIOS感度はいろいろと撮って、データを撮るべきですが、デジタルであれば、RAWで撮って後で露出とホワイトを変えることができます。
この写真もRAW撮って実際の見た目よりも露出を上げています。
ホワイトバランスもいろいろとやってみたのですが、できるだけ自然なホワイトバランスにしてみました。
もしかしたら、もう少し、色温度を低くして、ブルートーンで全体の色の統一をすれば、上位入賞したかも知れません。
今後も、細々とではありますが、この雑誌への掲載と、ポイントランキングの上位を目指して撮影は続けたいと思います。
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