きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

龍馬伝 『寺田屋騒動』 ①

2010年09月06日 09時41分44秒 | 日常

寺田屋の前を流れる濠川



『寺田屋騒動記念碑』 寺田屋は、この碑のある場所に建てられていたようです。現在の寺田屋は、鳥羽伏見の戦いで焼失した後に、建て直されたらしいです。



龍馬が泊っていた部屋から濠川の方向を見る



風呂に入っていたお龍さんが駆け上がった階段





昨夜の龍馬伝の、『寺田屋騒動』は、会心の作品だったと思います。

テレビドラマの域をはるかに超えています。

『寺田屋騒動』だけで、大作の映画のようでした。

役者の気合いの入り方、演技、光の捉え方、カメラワークにしても、超一級品です。

福山・龍馬はほんものの龍馬になっていました。

大河ドラマの金字塔を打ち立てたと言ってもいいと思います。

弥太郎と龍馬の対話の場面は、カットがない、カメラの長回しでした。

弥太郎にピストルを向けた龍馬の表情は凄味がありました。

注目をしたのは、龍馬と三吉慎蔵がどのようにして寺田屋を脱出したのかという事です。

ドラマでは窓から逃げたのではなくて、正面突破で階段を駆け下りていました。

龍馬と三吉慎蔵のいた部屋はあまり広くなくて、階段も狭かったはずで、捕り方が二階に上がった時は、行燈の火も消していたはずなので、ほとんど暗闇の中での捕りものになっていたはずです。

暗闇の中で、龍馬がピストルを発射すると、その音に、捕り方は腰が引けたのではないかと思います。

暗闇だとしたら、捕り方は相手の動きがはっきりとは分からないだろうし、むやみやたらに動く事はできなかったのかも知れません。

それにしても、龍馬と三吉慎蔵が寺田屋を脱出できたのはほんとに幸運だったという事です。

龍馬はピストルで捕り方を二名射殺したらしいですが、ドラマでは捕り方を撃ったようには見えませんでした。

この捕りもので、龍馬は左手の親指の付け根を切られて、大量に出血します。

なんとか材木小屋に逃げ込んだのですが、意識朦朧となります。

この材木小屋と伏見の薩摩藩邸は距離にして数百メートル程度でした。

伏見の薩摩藩邸からは船を出して、龍馬を救出に向かうわけですが、ドラマでは陸路で救出しています。

この『寺田屋騒動』によって、龍馬は、『おたずね者』になって、龍馬・慎太郎暗殺へと繋がるわけです。


画像を何枚か掲載します。


数が多いので、2回に分けて掲載します。




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