6月10日が室戸の日ということです。
午前中には室戸岬周辺を掃除して、夜は、スーパーバンドのコンサートなどが開催されるということです。
室戸の日ですから、室戸の歴史を知る公演などもあるといいと思うのですが、そういう研究をしている人はあまりいないのかも知れません。
空海の時代にはもちろん、室戸市には人が住んでいたはずです。
それ以前の大和朝廷の時代は室戸には人は住んでいたのか、それ以前の縄文・弥生時代はどうだったのか。
古墳時代の室戸の地形は今とは大きく違っていたはずです。
土地がおそらく、現代よりは2メートル以上は低かったはずですから、平野部の面積は狭くて人が住んでいたとしても、極端に、人口が少なかったはずです。
人が住める場所といえば、農耕ができる場所ですから、当然、川沿いになります。
室津川沿いの奥のほうに人が住んでいただろうと思います。
いつ頃から室戸に人が住み着いたのかということも興味がありますが、地名にも興味が惹かれます。
面白い地名がいくつもあります。領家、郷、里という地名が室津川沿いにあります。
ということは、室戸には城があっただろうと思われます。
場所としては、現在の室津八幡の裏あたりか、室津神社の近くだろうと思うのですが、その場所は特定できるのでしょうか。
他にも、吉良川の西の川の奥には、『古矢橋』という名前の橋があり、『長者野』という地名があります。
そういう地名の由来も気になります。
平家伝説と関係があるのではないかと思われます。
室戸の地名はたいへん興味深い。
『室戸の日』のイベントは下記のページで確かめてください。
http://www.city.muroto.kochi.jp/hopweb/joho/html/joho00000457.htm
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