遊泳に注意

夏休みとなると、小・中・高校生が、山、川、海の近くでキャンプしたり、合宿をします。

そして、必ず、事故が起こります。

合宿というと浮かれた気分になるのだろうけれど、事故に遭わないように気を付けてください。

川で泳いだり、海で泳いだりする場合、その場所が安全なのか、地元の人がそこで泳いでいるのか、地元の　人に確認する必要があります。

先日、室戸岬に行ったとき、観光客が、地元の人なら決して泳がない場所で泳いでいるのを見ました。

室戸岬は、遊泳に適した場所などありません。

灌頂ヶ浜の先端の、スランプ構造の岩がある海側は、遠浅になっているのですが、これは、波食台だろうと思われます。

遠浅のようであっても、少し沖のほうに行くと、深くなっているかもしれません。

その場所で子供が浮き袋をつけて泳いでいました。

しかも、その日はやや、波の高い日でした。

なんで、こんな波のある日に、こんなところで泳いでいるのだろうと、唖然としました。

地元の人は、室戸岬の灌頂ヶ浜で、わざわざ泳いだりしません。

室戸市の海岸で遊泳に適した場所などありません。

砂浜はあるのですが、砂浜は遠浅ではなくて、急激に深くなっています。

では、どこで泳いでいたかというと、港で泳いだり、川で泳いだりしていました。

とにかく、室戸市の海岸は、遊泳には適さないので、室戸市の海岸では泳がないでください。





『第４回室戸ジオパーク写真コンテスト』開催。応募締め切りは、２０１２年９月２４日。


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