自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヤマトシジミの卵(続)

2017-07-28 | ヤマトシジミ

卵がすべて無事に孵化するというほど,自然はなまやさしくはありません。卵を見ていくと,意外に途中でダメージを受けたものが目につくのです。

小さな穴が開いて,どうやら中身がなくなっていそうな例がありました。なにかの外敵にやられたのかもしれません。 

 

大きめの穴が開いた例もあります。中身は空っぽです。 

 

無残な例では,中身が飛び出した例も。いったいどんな経過をたどったのでしょう。

 

穴が開いたようには見えない例で,中央付近が窪んでしまっているものが。ふしぎなことがあるものです。

 

かたちは元のまま。変色してグレーになっています。この例は度々見かけます。中で異変が起こっているようで,孵化には至りません。

 

卵の時代にすでに,たくさんの受難にさらされます。これが自然界におけるいのちの実態なのです。 

 


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