肉眼ではほとんど確認できない大きさですが,なにか虫でもいるようだなと思ってようく,ようく見ると,ユスリカの一種でした。体長が4,5mmです。
この種のユスリカについては既に取り上げています。にもかかわらず改めて記事にするのは,口が退化している(らしい)のに,どうも吸蜜行動らしき動きを見せるからです。単に身の安全を確保するためとか,寒さよけとか,そんな動きには見えないのです。
花の中を,ゆっくり動いていました。
口吻のように見える器官が花弁方向に伸びて,先が触れています。前にも見たスタイルです。
しばらく,この花から離れようとしませんでした。
後日,また同種のユスリカを見かけました。まったく同じ生態に見えました。
黄色い花を付けたマンサクでも同種のユスリカを目撃しました。これよりも小型に見えました。これらの虫たちはわたしにはまだ解き明かせない,謎の持ち主です。