自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサクと昆虫(37)

2014-04-01 | マンサク

肉眼ではほとんど確認できない大きさですが,なにか虫でもいるようだなと思ってようく,ようく見ると,ユスリカの一種でした。体長が4,5mmです。

この種のユスリカについては既に取り上げています。にもかかわらず改めて記事にするのは,口が退化している(らしい)のに,どうも吸蜜行動らしき動きを見せるからです。単に身の安全を確保するためとか,寒さよけとか,そんな動きには見えないのです。 

 
花の中を,ゆっくり動いていました。


口吻のように見える器官が花弁方向に伸びて,先が触れています。前にも見たスタイルです。


しばらく,この花から離れようとしませんでした。 

 
後日,また同種のユスリカを見かけました。まったく同じ生態に見えました。


黄色い花を付けたマンサクでも同種のユスリカを目撃しました。これよりも小型に見えました。これらの虫たちはわたしにはまだ解き明かせない,謎の持ち主です。

 


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