観察しているホトケノザの株に,クロヒラタアブとホソヒラタアブが盛んに訪れています。もちろん産卵のためです。
産卵場所はいろいろで,株の奥の方もよく選ばれます。そこは日当たりが悪く,湿気が多いと見えて,アブラムシがたくさんいるのでしょう。そんなところに入ってしまうと写真に撮れないので,諦めるほかありません。
株の外側だったら,観察がしやすいのですが……。
アブの行動を見守っていると,たまには葉に降りて休憩することもあります。そういうときが撮影のチャンスです。
産卵場所は,葉の裏だけとは限りません。表にも,茎にも産み付けられます。目が慣れると,卵がいくつでも見つかるようになります。