自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツマグロヒョウモン,産卵と孵化(1)~産卵~

2024-05-26 | ツマグロヒョウモン

5月17日(金),午後2時。玄関先のプランターで。

このプランターにはビオラを植栽しています。よくそこにツマグロヒョプモンが産卵に訪れます。産卵を見たくてプランターを置いていて,期待通りその場面を目撃できているという感じです。

この日も偶然ここでツマグロヒョウモンを見かけました。翅を盛んにこすり合わせる姿が見られました。これは卵を産みたくてしかたない行動です。こういうときは,じっと観察を続けるのがいちばん。観察者の姿に気づいていても,脅かさない限り産卵に至るまでの様子を目撃できます。ただ,すこしばかりの辛抱が必要です。

葉にとまったらしめたもの。

 

このときは,株の中に入って行きました。わずかな隙間から産卵を確認しなくてはなりません。しばらくすると,案の定産卵行動が! 腹部を葉に触れています。

 

チョウが去ったあと,葉を確かめました。葉裏に一粒。真っ白な卵です。産卵時刻は午後2時。

    

 

目印として茎にビニル紐をくくっておきました。

孵化までの経過を観察して,孵化場面を撮影したいと思います。一週間後が目安です。