実生から育てて来たツクバネの一本が,このほど雌株とわかりました。やっと,やっと。
ツクバネは雌雄異株です。数年栽培して花を付けないと雌雄どちらなのか,さっぱりわかりません。雄株はずっと前に大きくなって前栽に植わっていますが,雌株については途中で枯れたりしてさっぱり確認できるまでには至っていませんでした。
それで再び実生を行って,やっと今年小さな花を付けたのです。ほんとうにやっと! 種子をたくさん蒔いておかないと,この試みは大変苦労します。
雄花はこれ。
ユニークなすがたです。
そして,初対面できた雌花の蕾はこれです。右端の先にあります。
雄花とすがたがまったくちがっています。
この先端にも蕾が。
二日が経ちました。
うまく受粉することができたら結実に至るでしょう。今のところ,木自体が小さいので雌花は数えるばかり。したがって,結実の確率はとても低いと思われます。さて。