自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ハッチョウトンボ(1) ~初見~

2024-05-04 | 昆虫

5月3日(金)。最高気温25.5℃。

「この時期,暑いと,きっとハッチョウトンボが見られるかもしれない」。そう思いたって,自宅から自動車で10分とかからない隣り町の生息地に行ってみました。

湿地を探してみても,一向に羽化した気配はなし。それでもと思いつつ,さらに目を凝らして見ていきました。すると! 一匹いました! メスです。色彩が枯れ草に似ているので,その間にいると見分けがつかないほど。大急ぎで撮影したものの,ピントが合わないまま。その後見失ってしまいました。

がっかりしながら,しばらく探しました。そしたら,いたー! 湿地の水面から突き出た枯れ草にとまりました。「よし,よし:。今度はさらに慎重に慎重にレンズを近づけました。最初は離れたところから。

 

そのままの姿勢でさらにレンズを寄せていきました。このトンボのサイズは一円玉程度。うんと近づけて翅がレンズに触れた瞬間があったほど。それでも逃げませんでした。

 

この日は今季の初見日となりました。これから度々訪れてハッチョウトンボのあれこれを記録しようと思っています。とりわけ記録したいのは交尾,羽化です。本記事をハッチョウトンボのシリーズの一回目とします。