自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

チューリップの実生,三年目の挑戦(9)

2024-05-16 | 植物

5月14日(火)。球根を掘り上げることにしました。実生三年目の球根がどのような様子なのか,どの程度膨らんでいるのか,早く見たいという気持ちがはやります。なにしろ初めて見る事例なのですから。

 

掘り上げ前です。地上部が枯れたもの,枯れていないものが混在しています。

 

いよいよ掘り上げます。掘り上げた球根を見ると,新しい球根が地中深くにできていることがわかります。元の球根から遠く離れたところに養分が運ばれ,その先が太るのです。これは前年同様です。

 

土の深さは6cmでした。球根が一つ,二つ。二つの場合,細長いものもあります。これは中途半端な出来です。

 

一円玉と比較。

 

球根の表皮が茶色くなっていきます。その過程が観察できます。

 

二個の例です。複数にすることで,生き残る確率を高めようというわけでしょうか。

 

地上部が枯れ始めると,球根の内部を環境から守るために表皮が形成されます。大きさを比べるとごく小さなものもあります。

 

まだ続きます。