自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"で見たカマキリ(幼虫)

2022-09-03 | 昆虫

ギラギラと太陽が照りつける夏の日のこと。お気に入りの池の畔を歩いていると,草むらカマキリの幼虫が一匹。イネ科の草に紛れ込んでいるので,パッと見ても判別しにくいでしょう。カマキリにとっては,それこそが生きるのに好都合と答えるにちがいありません。

 

のっそのっそと歩いていきます。もちろん,餌を求めてのことでしょう。

 

近寄り過ぎました。後脚がレンズに触れました。

 

相手の気持ちになったつもりで,辛抱強く付き合います。これが接写の心得です。

撮影している間は獲物を捕獲するチャンスはありませんでした。

 


"魚露目"で見たショウリョウバッタ(続)

2022-09-03 | 昆虫

N公園の池畔にて。

ツツジの生垣にショウリョウバッタ(メス)がとまっていました。炎天下で人影はなし。気持ちよさそうです。

 

写真に収めていると,飛んで草地に移動しました。追いかけて,こちら向きの頭部を写しました。このショウリョウバッタは警戒心がまったくありません。それも,ふしぎなほどに。

 

歩いて,すぐ近くの水際に移動しました。それ以上歩くことはできません。

 

このバッタには環境がどんなふうに見えているのでしょう。そんなふしぎが浮かんでくる風景です。

 

この公園はわたしのお気に入り。適当に草刈りが行われ,散歩する人影がまばら。それでいてトンボやバッタのなかまがいろいろ。じっくり自然観察ができ,撮影に没頭できます。