落下した、孵化寸前の卵のことが気になります。観察をこのままやめたくないし。それでやむなく、万一に備えて併せて見てきた卵を観察対象にすることにしました。
朝見ると、それも同じように孵化が近づいていることがわかりました。口と眼が形成されています。「しめた!」。
夕方に見ると、頭部と毛がかなりはっきり見えて来ました。頭部後方の黒斑紋も認められます。できれば孵化を見ながらシャッターを切りたいですね。
ここまではよかったのですが、深夜に見ると、なんとなくなっているー! ショック! どうしたというのでしょう。一度あることは二度ある、そんな感じです。
この卵の代わりは手元にないので、改めて畑で探しました。そうしたら,なんと複数個が隣り合うようなかたちで産付されたものが見つかりました。見ると,側単眼がどれにも形成されているのがわかります。同じ成虫が産み付けたものなのです。これらを観察していくことにします。慎重に,慎重に。