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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

今年のロウバイ(12)

2015-03-09 | ロウバイ

このユスリカのなかまは,マンサクでは頻繁に見られるのですが,ロウバイではめずらしいぐらいです。好みではないのでしょうか。

それでも,このときの格好からは,結構熱心に餌を口にしている様子でした。 

 

 
からだに花粉が付いていることで印象深いこのユスリカ,このときはそれがまったく付着しているように見えませんでした。もしかすると,訪れて間もないのかもしれません。 

夕方,ロウバイの木で目にとまったのが,クモの巣に引っ掛かったユスリカ。よく見ると,二匹が絡み合っています。 


そこに,巣の主が現れました。そうして,獲物を抱きかかえました。ユスリカが体長5mm程度。クモはそれよりすこし小さく見えます。


小枝から張ったクモの糸が功を奏したのです。クモ自身も糸を頼りにからだを支えています。


小さな訪問者にも,小さな外敵の目がいつも光っています。 自然の掟は手綱を緩めません。