古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

錦織圭が優勝した‼ その他あれこれ。

2015年08月10日 06時46分44秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ブログがとどこおり気味だったのは、実は「錦織圭のテニスの試合・テレビ観戦」のせいでした。
「シティー・オープン」の試合は日本時間の夜中から明け方にかけて行われます。ぼくがちょうど起き出してブログを書く時間です。試合を見るほうを優先してしまい、気がつくと朝になっていました。
 シティー・オープンは錦織圭の優勝でおわりましたが、8月から9月にかけてまだ試合はつづきます。選手は大変です。が、こちらは見てドキドキしたい。むかしNHKが深夜にウインブルドンの大会をライブ放映し、ナブラチロア/マッケンロー/ボルグなどが活躍した時代、ぼくは仕事で遅く帰宅して、よくぼんやりテレビを見て神経を休めたころがありました。
 それがいまや日本の選手がトップ舞台で活躍するのですから、見ないわけにいきません。神和住選手が解説で「こんな時代が来るとは……」と言ってましたが多くの日本人の〈思い〉でしょう。
 我が家でもいろいろありました。                     
                     
 裏山の池を背に立つ野球選手はなんと孫の大志くんではありませんか。
 4年生になって少年野球に参加するようになり、「楽しすぎる」と暑中見舞いが来ました。街に暮らして元気があふれすぎていましたからいい活躍の場ができました。ぼくらはこの地に移り住んで9年目です。でも孫の大志くんには「ずっとむかしから田舎に暮らしてるおじいちゃん・おばあちゃん」に見えるでしょう。満足です。
                     
 日曜日の夕方、我が家の夏休み恒例のデッキ・バーベキューをしました。おじいさんは照明塔(向こうの黄色い棒)を立ててテーブルやコンロをセットし、おばあさんは畑の収穫物をととのえ、トウモロコシ、カボチャ、タマネギ、サツマイモ、ジャガイモなどを供して「やぶ蚊バリアー」で蚊を追い払い、子たち孫たちにBBQをたのしんでもらいました。
                     
 スイカは5個食べましたがどれも「当たり!」。今年はハズレがありません。スイカのツルが枯れ枯れになってきたので残りのスイカを全部収穫し、カボチャ・スイカ畑は草を刈ってきれいにしました。
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介護の勉強中です。

2015年08月07日 00時49分19秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                      
 きのうは午前中汗だくになりながら裏の小屋で、写真のような座椅子をつくりました。余っていた塗装コンパネと木材の切れ端をつかった頑丈な座椅子です。
 母・妙子さんはいま、車イスに座らせて食事を食べさせています。ベッドに座るとだんだん体が傾いて寝てしまいますので。でも車イスに座らせるにはこちらが腰を入れて立ち上がらせなくてはなりません。抱き起してベッドに座らせ、後ろに座椅子を置いて体を支えてはどうか。というわけで座椅子を作ったのです。でも強度の関係でどうしても下の板が必要ですし、実際に使ってみたらうまくいきませんでした。やはり車イスに座らせて、こちらが食べさせることにします。
 介護でもう一つの問題は排泄です。
 おそらくどなたでも、力が残っておれば自分で便所に行こうとします。便所に行こうとして転んで、大腿骨(頸部)骨折 ⇒ 入院 ⇒ 手術 ⇒ リハビリ ⇒ 「歩行器生活」 または 「寝たきりになる」 というのはよく聞く話です。母も転びますが「骨粗しょう症」でないので打ち身だけで済んでいます。
 でも便所に行く力は衰えました。ベッドから60センチのところが「押入れを開けると水洗トイレだった」というドアなのですが(家を建てるとき母の要望を入れてそうしました)そのトイレに行く途中で転びます。行くのが間に合わないときもあります。
 汚れたら自分で処理しようとしてかえって汚れが広がることがあります。何度かそういうことがありました。いまのオムツパンツは優秀なので意識を切り替えられたらいいのですが、これがとてもむずかしい。
「自分で衣服を脱げないようにしたい」と介護用品を調べたら「つなぎの寝間着」がいろいろあります。自分で脱いでしまう人がいるのでしょう。朝アマゾンに注文したら夕方には届き、夜中に着せ替えました。これでうまくいくでしょうか。
 
 介護のことを書いてすみませんが、ぼくたち高齢者はいずれ避けて通れない問題です。「便所で排泄する」という意識がいかにしぶとく、根強いか。どうしたらその「便所で排泄する意識」を手放して、(介護する人が)気持ちよく介護できるような被介護者になれるか。
 いままで「PPK」と気安く書いてきましたが、そんなに簡単にコロッと死ねるものではない。自分が食事や排泄の世話になるときはかならずくるでしょう。
 傍(はた)から見ると無理でも、本人は「できる」と思い込み「やろう!」をいう強い意志を持っています。そして無理にでも「やります」。そして「失敗します」。その意識は実に頑強です。
 いちばんのしあわせは、「便所で排泄する」意識を手放し、介護してもらう人に「心から感謝して」(愛をあげて愛をもらって)、できるだけの協力に残る体力をつかうことです。
 母を介護しながら自分の意識をトレーニングして鍛えます。
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デイ・サービスの間に「出掛け用事」をいっぱいしました。

2015年08月06日 05時58分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは母・妙子さんはデイ・サービスでした。朝、車イスごと乗れる軽自動車で迎えに来てもらい、ぼくらは「出掛ける用事」を自動車に乗って片づけました。数えてみたら用件は7件。「買いもの」(3つの店)/忘れ物を受け取る/ガソリンを入れる/図書館で予約した本を受け取る/払い込みをする。
 夕方妙子さんが帰るまでに出掛ける用件はすませ、妙子さんの帰宅後畑に出ました。水やり・大豆・黒豆に《馬酔木の煎じ汁・ニンニク》を散布する・葉巻ムシの葉っぱをちぎる・スイカや夏野菜を収穫する・刈った草を片付ける・電気柵にふれている草を刈る……。夏は畑仕事がいっぱい。道子さんは「体が三つほしい。山仕事/畑仕事/家の仕事。どこもすることがいっぱいありすぎる」といいます。その通りだと思います。
                         
 いまは日が長くて7時前まで畑仕事ができます。東の空を見たら大きな積乱雲が盛り上がっています。しばらく見とれました。
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『看取り』について話し合いました。

2015年08月04日 05時57分02秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 母・妙子さんは、週に一度デイ・サービスに行き、一週間単位でショート・ステイをします。筋力が落ちて体は思うように動かなくても元気です。しかし102歳の高齢ですから、いつ・どんなこと・があるかわかりません。そこでケア・マネージャーさんとショート・ステイ先の担当の方、デイ・サービスの看護師さんに寄っていただいて、『看取り』について話し合いました。
 我が家では家族の話し合いで「家で看取る」と決めています。いま病院で検査しても「わるいところ」はありません。
 命の火はいつか消えます。100年を越えて燃えた火が自然に消えるときを静かに見守ります。「生」は無常ですから、いつ、だれに、なにが、起こるかわかりませんが、心構えとしては「家で看取る」です。
 デイ・サービス先で、ショート・ステイ先で、そのときがくればどうするか。
 起こった事態に臨機応変に対応するしかありません。基本的には「家に連れ帰って看取る」ですが、ショート・ステイ中に動かしにくいようなことが起こればそこの「看取り室」も考慮に入れます。

 先日紹介した、うちの村の101歳の方は、車イスでうちの畑のそばを散歩されます。ぼくたちがこの地に移り住んだ9年前は、小高い山すその我が家のほうまで散歩で登ってこられました。出来上がったばかりのウッドデッキでおしゃべりしたこともあります。
 きのう、畑仕事をしていたらおじいさんが声を掛けられ、カレンダーを切って裏に書いたメモを渡してくださいました。
                   
    ウグイスの唄が流れる見事な菜園
    ここち良い作物の香り漂い
    天女も恋する夢の楽園
    見させていただく度に何時もウットリ
    老いた身にはとても楽しく感謝しています
 
 ほめ過ぎですがわるい気はしません。ありがとうございます。野菜たちもいい波動をいただいてすくすく育ちます。
 それにしてもメモの字。101歳になられても指の力がしっかりこもって見事です。
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「ふなっしー」が話題になって考えたこと

2015年08月02日 01時12分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 大志くんのうちにはテレビを置いていません。宇宙ロケットが好きな大志くんは、このまえイプシロン・ロケット発射のときは、お父さんにパソコンで見せてもらいました。三木のおじいちゃん・おばあちゃんの家に来たときはテレビを見ることもありますが、ふだんは自分の時間をたのしんでいます。
 このまえ萌ちゃん一家と大志くん一家が我が家に来ておしゃべりしていたとき、大志くんのお母さんが「ふなっしー」を知らないことがわかり、ちょっとした話題になりました。でも「ふなっしー」を説明しようとして馬鹿馬鹿しくなりました。あんなくだらんモノ、知らなくて結構。そんなレベルの番組をずっと見せられる人たちのほうがかわいそうです。
 集団的自衛権を論議する今の国会は、後世の歴史家たちからどう見られるでしょうか。「あのときが日本の曲がり角だった」といわれる大事な時なのに。「そのとき国民は何してたんだ!」「ふなっしー見てました」ではすまない。
 そんなレベルの番組を見せられ頭は空っぽになり、時間を吸い取られています。
 
 
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大きな西瓜ができました。

2015年08月01日 00時14分18秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 道子さんが「収穫どきと思うから採ってよ」といいます。スイカのところに行ってみると「ウン、これは大きい!」。
 動物ネットの中に入って持ち上げました。(アライグマを防ぐために動物ネットで囲んでいます)スイカを家で計ったら9,8キロ。まだ切ってませんがいい音がします。軽トラに積んで、転がらないようにカボチャでガードしました。これでカボチャはほぼ全部採りました。でもゴミ捨て場のあのカボチャはまだ4つ、大きくなりつつあります。
 ホクホクの美味しいカボチャなんだけどちょっと採れすぎたかなー。
 ひと雨欲しいところですが、天気予報では向こう10日間も晴れ晴れ晴れ晴れ。で、畝間潅水をすることにして4,5ミリホースに付け替えました。落花生・胡麻は花どきだし、大豆・黒豆も間もなく花が咲きます。水が必要です。いつも湿った状態にしたい小芋・山芋の畝間も乾いてきたので、畝間に水を流しました。
 午後4時以降は畑の半分が山の陰になるので、それから6時半までが畑仕事のはかどる時間です。朝は5時~7時に畑に出たいのですが、早起きできなかったり母の介護があって時間がとれていません。でも畑仕事は、まあ、順調です。

 ≪備忘録コーナー≫
○ 畑の電気柵の電池を今日交換しました。単一電池8本。たしか5月に交換したと思うので3ヵ月。チェックしたら黄色(交換せよ)でした。次の交換は10月の終わりです。覚えられないので記録しておきます。
 ※ 下の製材所(元)の家庭菜園で、サツマイモが荒らされました。現場を見たらイノシシの仕業です。
○ アライグマの檻にトウモロコシ・スイカを入れて道端に仕掛けているのですが、いまのところ成果なし。7/31に小ドーナツを夕方入れて仕掛けました。カラスが横取りするかもしれないけど、4日ほど連続して仕掛けてみます。

 
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