古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

歴史を知ると思いが深くなる

2009年05月07日 03時20分43秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 4月の『拝む』に載せた写真を再掲します。先日『モーニング』にありつこうと車で出掛けて、道の駅に来てしまいました。そのときに案内所で買った地元の歴史の小冊子を見ると、大将軍神社のことが書いてありました。
 想像心をかきたてる記述ですがそのまま写してみます。
 
馬場にあるこの城は、別所氏の一族で衣笠氏歴代の城であった。衣笠親信のとき三木合戦が起り、秀吉軍の夜襲を受けて城主親信は討ち死にしたが、このとき忠臣がその屍を持って城を逃れ、近くの林に遺骸を埋めて、その前で自害したという。その地を大将軍の林といい小さな神社が建っていて大将軍神社という。
 里人はその忠節を憐れんで厚く葬り、君臣の二霊を祀っていたが、現在は祭神が変わっている。世を憚って(はばかって)、豊臣秀吉を祭神としているが本当は、衣笠親信とその忠臣である。

 そうだったのか。小さな神社にそんな歴史があったのか。
 ありふれた田舎の景色を慈しみながら散歩していましたが、歴史を知ると思いの奥行が深くなります。今日の散歩は、またこの神社周辺を歩いてみることにしましょう。

 
 
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