古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ぼくの「時代劇」の好み

2022年02月19日 14時36分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 若い頃は見向きもしなかったテレビの「時代劇」を見ます。『時代劇専門チャンネル』をとっていて、一日中時代劇を見られます。好きな時代劇の一つが池波正太郎の『剣客商売』です。いろんな人が演じていますが、主役の〈秋山小兵衛〉を藤田まことが演じるのが一番です。40歳も若い嫁〈おはる〉を演じる小林綾子も、天真爛漫な感じがなかなかいい。彼女が登場すると、『切った張った』話のきびしい画面が明るくなります。
 同じく池波正太郎の『鬼平犯科帳』も見ます。中村吉右衛門が長谷川平蔵を演じます。これが実にいい。まわりをかためる俳優も粒ぞろいです。続き物でなく、一話ごとに完結しているので、順番に見なくてもたのしめます。
『子連れ狼』も好きな番組です。古いビデオで、萬屋錦之介が拝一刀を演じるビデオがいまも放映されています。(北大路欣也版もありますけど)何度見てもおもしろい。第3部の終わりのほうは別として、作者に神が舞いおりたようなストーリーの冴え。
 池波正太郎の/鬼平犯科帳/剣客商売/を本で読むのもいい。昨日から『剣客商売』16『浮沈』を読みはじめたらやめられなくなって
昼までに読了しました。おもしろかった。剣客商売の最後の巻です。
 東条図書館で本を借りるとき、池波正太郎の『剣客商売』と『鬼平犯科帳』をどれか一冊ずつ加えます。読むときも読まないときもありますけど。
 藤澤周平の作品はほとんど読んだし、『風の果て』『蝉しぐれ』『海鳴り』などは、ページをひらいて読み返すことがありますが、いまは池波正太郎が中心です。
 
 
コメント
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