古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『火の国パタゴニア』を読んでみたい。

2022年02月13日 20時29分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 寒かったり、雨がパラついたりして、外に出られないと、老人でも、いろんなことを思いつきます。
 ぼくは40歳から気持ちに少しゆとりができて、本をよく読みました。神戸の大倉山図書館で本を20冊(2週間)借りてきます。その中に『火の国パタゴニア』(1964年=昭和39年発行・中公新書・津田正夫 著)がありました。
 もともとアマゾン河の探検記やインカ帝国には興味があったのですが、南米大陸の南端・パタゴニアを知りたくなったのです。この本を読んでさいはての町=ウシュアイア/マゼラン海峡をはさんだ島=ティエラ・デル・フェゴ島/の名前を憶え、生涯訪ねることはないだろうけど、憧れをもちました。マチュピチュに憧れをもつように。
 40年も前に読んだのに、『火の国パタゴニア』の内容はかなり頭に残っています。著者はアルゼンチン大使だった人です。
 古い本で「図書館でも見つからないだろう」と検索してみました。なんと古本で出ています。注文しました。
 いま手元には、中公新書・カラー版『パタゴニアを行く』(世界でもっとも美しい大地)野村哲也・著2011年発行 を借りています。この本を読みながら、本の届くのを待ちます。

 左にいる鳥はシロハラ、右に群れている20羽超はスズメです。シロハラはスズメになれたのか、おどさなくなりました。ナフコで買った粟粒がもう数日でなくなります。また買いに出ます。

 40年も前に読んだ『火の国パタゴニア』を読みたくなって注文したら、つぎつぎと思い出しました。図書館で借りたのでなく、中公新書を買ったのでした。最初に読んだのは『アマゾン』(神田錬三)(お医者さんで日本からの移民船でブラジルに行き、長年暮らした生活を書いています)……日本とあまりにちがう世界を読んで、もっと知りたくなりました。次は『奥アマゾン探検記』(上/下)向 一陽・著を読み、さらに同じ著者の『アタカマ高地探検記』、それから津田正夫のパタゴニアの本を読んだのでした。これらの本は手元に置いていましたが、15年前、引っ越しのときに処分しました。
 いまはパタゴニアの本をもう一度読み返してみたい気持ちです。
  
コメント
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