古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

電動ウォーカーで50日歩いています。

2022年02月26日 22時25分35秒 | 古希からの田舎暮らし
 1月8日に電動ウォーカーで歩くことをブログで宣言しました。「100日つづけたい」と書きました。
 2月26日が50日目になります。現状を報告します。
 50日目の2月26日も元気に2キロメートルを歩きました。1月8日に歩きはじめたころは、時速3,6キロメートルでした。2キロメートル歩くのに34分かかりました。毎日歩くうちに「少し歩く速度をあげてみよう」という気になり、時速3,8キロ⇒4,0キロ⇒4,2キロ⇒4,4キロで、30分以内に歩くようになりました。これ以上速度をあげるつもりはありません。自分をきたえる気持ちはありません。「歩く機能の衰えがスローになるように」願うだけです。
 歩きながら思います。若い頃(といっても60歳くらいまで)、「歩く」といえば目的地に行くことでした。「目的地に行く」という意識が自分の速度でした。いまの「福地池を一周する」/「マイ・トレーニング・ロードを往復する」/と意識がちがいます。スピードが落ちてしまう。なにか空想したりして歩く。気が散る。
 電動ウォーカーはありがたい。スピードが落ちません。トレーニングになる。100日をめざして、明日からも歩きます。
 50日も歩いたのだから「朝めしまえ」/「お茶の子さいさい」か。そうではありません。気力がいります。一度あれこれ仕事をして、夜になってから歩いた日がありました。その日は時速3,4キロで2キロをやっと歩きました。何度も「やめようか」と思いました。
 いまはなるべく朝食後/午前中に歩くようにしています。

 今日は2月26日。『2.26事件』の日です。ぼくの生れる前の年=1936年に事件は起きました。この事件は突発的に起きた事件ではありません。事前に陸軍にも海軍にも警察にもわかっていました。でもおさえられなかった。おさえようとしなかった。陸軍参謀本部は、事件の関係者を処刑し、皇道派を徹底的に抑え込みましたが、「あの事件の脅し」は存分に利用しました。そして日本は戦争にまっしぐらに突き進んでいきました。まさに歴史の〈曲がり角〉でした。
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