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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

あなたなら「ナメクジの本」にどう反応しますか。

2020年09月12日 20時35分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんが本の新聞広告を見て、いいました。
「読みたい本があるんだけど…」/「なんていう本?」/『考えるナメクジ』っていう本だけど……」/「へー。ま、注文したらどう?」/
 というようなことでいま手元に『考えるナメクジ』という本があります。
(松尾 亮太〈福岡女子大学国際文理学部教授〉著・2020年5月刊 さくら社発行)
 今年の5月に初版が出て7月には三刷になっていますから、かなり売れていますね。世の中には、ナメクジに好意というか敵意というか関心をもっている人が結構いるんだ。
 ぼくが思うに「世の中の人はいろいろで、ナメクジと聞いただけで遠ざかる人と、『なに、ナメクジだって?』と近寄ってくる人がいるみたいです」ね。
 道子さんとナメクジの〈付き合い〉というか〈たたかい〉というか、その歴史は長いです。ぼくもいろいろ話は聞きました。須磨区北落合に住んでいた頃は、ナメクジがよく花びらを食い荒らしました。(花好きの道子さんは玄関先の庭を花壇にしていました。)道子さんは、ナメクジの好きなビール/ピーナツ/バナナの皮/などで退治していました。食い逃げ/飲み逃げ/するナメクジもおりました。ぼくは「ビールやピーナツが好きって、ナメクジも生意気だな」と思って見ていただけです。
 三木の田舎に来てからもナメクジには被害を受けています。道子さんはナメクジ退治に苦心しています。落花生の苗を作ろうとポットに種を播いて小屋に置くと、種のピーナツをナメクジが食いに来る。高いところにポットを置いても上ってくる。なかなか「しぶとい」というか「粘り強い」というか「食い意地が張ってる」というか。
 そのナメクジに、脳があり、肺があり、あれこれ考え、悩み、……。ホントかな。と思うようなことが書いてあるそうです。道子さんが読んだら、そのうち読んでみるかな。ナメクジとは仲良しになりたくないけど。