古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

あの「竹薮退治」のあとはどうなっているだろうか。

2013年02月14日 05時27分13秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 この写真を説明します。場所は篠山市の奥にある『集落丸山』に行く途中の山です。「丸山」はほとんど廃村という限界集落でしたが、宿泊施設がつくられ、「ろあん松田」(蕎麦懐石料理の店)ができて、変りました。この店はミシュラン・ガイドに載ったとか。
 写真は3年前の2010年2月に撮りました。数十年前に杉や桧を植林した山で、木はよく伸びています。でも間伐されないので、暗い山になっています。そして山すそは竹薮がはびこっていたのでしょう。その竹を切り倒し、枝を払って横に積み上げてあります。
「ははーん、竹薮をやっつけだんだな」
 これを見て家に帰ってから、猛然と裏山の竹を切り倒しました。そして裏山の頂上まで切り登りました。1000本も切ったでしょうか。実際は低い、低い山ですが、竹藪だったときは3メートル先でも未知の<藪の中>でした。それが頂上まで登ってみたら、胸ふくらむ世界が広がりました。
 で、ふと思ったのは「いまあの写真のところはどうなっているだろうか」です。
 竹薮が戻ってはいないだろうか。
 実は我が家のまわりには1970年代に分譲地として売りに出されていた土地が沢山あります。うちより山寄りには一軒の家も建っていませんが、かつて70区画の分譲地でした。
 土地を親から譲ってもらった人でしょうか。ある年毎日のように来て、自分の敷地の竹を切って燃やしていました。でも1年たつとまた竹がびっしり生えました。2年目も毎日通って竹を切り、更地にしました。しかしまた竹がびっしり生え、いまはそのままです。思いつきで竹を「皆伐」してもすぐ竹薮に戻ります。
 今年は写真の場所に行ってみることにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする