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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

日本木管コンクールでクラリネットを聴きました。

2011年10月16日 02時47分49秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 いま我が家から車で10分の加東市コスミックホールで、『日本木管コンクール』≪クラリネット部門≫が行われています。きのう15日(土曜日)は第二次予選がありました。第一次予選に参加した160人の参加者の中から16人が選ばれ、その人たちがモーツアルトのクラリネット協奏曲(KV622)を演奏します。30分の曲をピアノ伴奏で演奏するのです。(もちろん暗譜して)
 モーツアルトのクラリネット協奏曲はぼくの好きな曲なので、それを一日中聴けるのをたのしみにしていました。でも朝から晩までとなると退屈してしまうかもしれない。居眠りしていびきをかいたりするかもしれない。心配です。そこで退屈なときに読む本をカバンに入れ、しっかり昼寝をしてから午後出掛けました。
 コスミックホールは生の音楽がきれいに聴こえることでは日本屈指のホールです。写真のようにコスモスをあしらった簡素なステージで、つぎつぎと若い出場者が精魂こめて演奏します。ぼくらが聴くとみんな上手すぎてただ感心するばかりです。ピアノ伴奏の人も舌を巻くほどうまい。クラリネットに合わせて曲を引き立ててくれます。予選を通過したら知り合いのピアノ教室の先生にでも頼むのかな。それにしてもうまいな。
 帰ってから伴奏者の名前を入力してネットで調べてみました。上手いはずです。みなさん輝かしい経歴の方で、中央で幅広く演奏活動を展開しておられます。16人の二次予選出場者の伴奏をされたのは、中島由紀、小澤佳永、森本麻美、石橋尚子、大島史子、仲地朋子と6人の美しきピアニストでした。失礼いたしました。
 結局ぼくは午後2時半から6時半まで8人の演奏を聴きました。どの人がうまいかなんて考えないで、ただ心に浮かぶいろんな思いを映画を観るように流しながらすごした4時間でした。退屈したり眠くなったりしませんでした。しあわせでした。
 きょうはコスミックホールで本選が行われます。