古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『なばなの里』に行ってきました。

2010年11月19日 04時41分08秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

『なばなの里』イルミネーション・日帰りバスツアーに、二人で行ってきました。母・妙子さんには昼食と夕食を用意しましたから自分であたためて食べます。電子レンジと妙子さんの健康に感謝です。先に寝ておいてもらい、11時頃に帰ってきました。
 写真は「富士山と海」のイルミネーションです。富士山が赤い富士になったり、波が押し寄せるように色が変化します。ときどき波間にイルカが跳びます。見事なイルミネーションに寒さを忘れて立ち尽くしていました。その手前の光のトンネルも見事なんですが、富士山と波には圧倒されました。そして人の多さにびっくりしました。ここのイルミネーションは11月中旬から3月中旬までやっているそうですが、ぼくたちは新聞の全面広告を見て参加しました。連日こんなに多くの人が見に来るのでしょうか。たいしたものですね。
 イルミネーション点灯までに時間があったので、園内の食堂に入って天ぷらうどんを注文しました。木の良さを生かした民家風の食堂で、高めの料金設定ですが満員でした。出てきたうどんを見たら、濃い色のおつゆにうどんが泳いでいます。
「えっ? ここは三重県でしょ。うどんの出汁は関西風じゃないの?」
 娘が北海道の学校に行ってたときのことを思い出しました。学食のうどんは「関東風」の濃い出汁で、関西出身の学生たちはどうにもなじめません。「うどんを食べた気がしない。うすくち醤油のうどんを食べたい」
 その声を代表して、学生協の役員をしていた娘が学生食堂に掛け合い、関西風のうどんがメニューに載ることになりました。「ご要望のうどんを出すことになりました」といわれて、娘たち関西出身の学生が食堂に行ってみると、新メニュー『いなかうどん』と出ていました。
 関東以外は「いなか」というのか。
 ぼくは山陰の片田舎と関西でしか生活したことがありませんから、日本の東京中心という風潮を知りません。でもそんな屈辱を味わった人は世間にたくさんおられるでしょうね。そういえば赤穂の殿様も「田舎侍!」とののしられてカッとなったんでしたかね。
 うどんの出汁は一口も飲まずに残しました。あー、おいしいうどんを、タベタイ!
 
 
 
 
コメント (1)
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