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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

淡路景観園芸学校を見学しました。

2010年10月20日 04時43分13秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

 うちのの保健衛生委員をして二年目です。選ばれたり押しつけられたのでなく、うちの近くの7軒が回覧板の4班でその班長が毎年保健衛生委員をすることになっています。ぼくは小学生か中学生の頃から久しぶりに『委員』と名のつくものになったので、張り切ってゴミステーションの世話とかしています。
 さて三木市保健衛生推進協議会で視察旅行があり、一部自己負担で参加しました。行き先は『淡路景観園芸学校』です。『園芸』は耳にしますが『景観』のつく学校というのはピンときませんでした。でもお話のあと学校の庭を見学して「なーるほど、『景観』と入れる学校だけのことはある」と納得しました。
 ここはオープンキャンパスになっており、見学者のためのカフェテラスがあり、年間22000人の見学者が訪れるそうです。庭を歩いてゆくとつぎつぎと花や木が見えてきます。その景観の展開にわくわくして、デジカメでいっぱい写真を撮りました。ここの庭は、よくわからないけれど、こころをそっとなでてくれる風が吹いているのを感じました。
 さてここは『園芸療法士』を養成する学校です。兵庫県立の学校で、学費は無料・全寮制・定員15名で、卒業すると『兵庫県園芸療法士』と認定されます。すでに107名の療法士がさまざまな施設で活躍しているそうです。頂いた資料には神戸新聞の記事が引用してあります。(2010.8.14より)

 健常高齢者と健常成人にダイコン、トマト、ジャガイモといった身近な野菜から思いつく記憶やエピソードを話してもらう。意欲や計画的な行動、感情の制御をつかさどる「脳前頭前野」の血流量を測定すると、高齢者の98パーセント、成人の91パーセントで会話中に脳の血流量が増加。第三者のよる表情分析でも9割以上が「快適」と判断された。
(ぼくらが話を聞いた)この学校の豊田先生は「身近な野菜は心地よい記憶を引き出しやすく、食事や日常生活の中で会話の糸口として有効」と分析。高齢者は若い人に比べると脳が活性化するまでに時間がかかるため「認知症高齢者に対しては共感的に接し、ゆっくり話を促す必要がある」としている。
 
 のんびり半日くらい過ごすのにはいいところだと思いました。
 

 
 
  
 
 
コメント (1)
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