父の検診、入院にともない
私の実家滞在日数も多くなる。
それゆえに
しばしばブログがアップできなくなるし
話題も
なんだかそっち方面になって恐縮である。
・・・と思いつつも
今日もそっち方面の話をしばし。
リビング・ウィル
ご存知の方もあるだろうが
「リビング・ウィル」というのは
日本語に直すと
「終末期医療における延命治療中止の意思表示書」
とでもいうのだろう。
要は
自分の死に際して
人工呼吸器や心臓マッサージ
胃婁、降圧剤など、延命のための処置を
いっさいしないでほしいという意思表示書である。
これを
意識がはっきりしているうちに書いておくことにより
意識のない状態になった時
医師が本人の意思を尊重して処置を中止できる
唯一の方法なのである。
日本の法律では
本人に意識のあるうちは
治療を中止されることはない。
本人が拒否しようとしても
延命の処置がなされる。
それは
今の日本の医学会では
「命をつなぐ」ことが「善」であるからである。
ゆえに
時折
尊厳死が無視されてしまう事もあるのだ。
・・・とは
あくまでも誰かの受け売りなのだが
実際に義父や叔父は
「あんな風に死にたくはない」という
最後の迎え方をした。
で、私はすでにリビング・ウィルを書いて家人に預けてある。
本当は主治医にも渡しておくとよいのだそうだが
残念ながら病院に行かない私に主治医はいない。
このリビング・ウィルを
先日、わが両親にも紹介した。
あとはただ、サインだけすればよいようになっている物だった。
母は
前々から、そのことを書いておかなければと
思っていた。
でも、どんなふうに書いてよいかわからなかったので 書けずにいた、
よくぞ、持ってきてくれた。
というようなことを言い
すぐにサインし、印を押した。
が、父は
私の説明を聞きながら
途中で涙ぐんでいた。
そして
母に随分遅れてサインした。
先回、帰った時にそのような話になったので
今回こうして
二人にそれを示し、説明したのだが
同じように言っていた二人なのに
母はサバサバとすぐにサインし、
父は涙ぐんで
サインをするまでに多少の時間が必要だった。
「いざというときは女のほうが強い」、と誰かが言っていた。
両親を見ていると本当にその通りだと思う。
私の実家滞在日数も多くなる。
それゆえに
しばしばブログがアップできなくなるし
話題も
なんだかそっち方面になって恐縮である。
・・・と思いつつも
今日もそっち方面の話をしばし。
リビング・ウィル
ご存知の方もあるだろうが
「リビング・ウィル」というのは
日本語に直すと
「終末期医療における延命治療中止の意思表示書」
とでもいうのだろう。
要は
自分の死に際して
人工呼吸器や心臓マッサージ
胃婁、降圧剤など、延命のための処置を
いっさいしないでほしいという意思表示書である。
これを
意識がはっきりしているうちに書いておくことにより
意識のない状態になった時
医師が本人の意思を尊重して処置を中止できる
唯一の方法なのである。
日本の法律では
本人に意識のあるうちは
治療を中止されることはない。
本人が拒否しようとしても
延命の処置がなされる。
それは
今の日本の医学会では
「命をつなぐ」ことが「善」であるからである。
ゆえに
時折
尊厳死が無視されてしまう事もあるのだ。
・・・とは
あくまでも誰かの受け売りなのだが
実際に義父や叔父は
「あんな風に死にたくはない」という
最後の迎え方をした。
で、私はすでにリビング・ウィルを書いて家人に預けてある。
本当は主治医にも渡しておくとよいのだそうだが
残念ながら病院に行かない私に主治医はいない。
このリビング・ウィルを
先日、わが両親にも紹介した。
あとはただ、サインだけすればよいようになっている物だった。
母は
前々から、そのことを書いておかなければと
思っていた。
でも、どんなふうに書いてよいかわからなかったので 書けずにいた、
よくぞ、持ってきてくれた。
というようなことを言い
すぐにサインし、印を押した。
が、父は
私の説明を聞きながら
途中で涙ぐんでいた。
そして
母に随分遅れてサインした。
先回、帰った時にそのような話になったので
今回こうして
二人にそれを示し、説明したのだが
同じように言っていた二人なのに
母はサバサバとすぐにサインし、
父は涙ぐんで
サインをするまでに多少の時間が必要だった。
「いざというときは女のほうが強い」、と誰かが言っていた。
両親を見ていると本当にその通りだと思う。