幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

空がくれるもの

2009年10月12日 07時30分52秒 | ひとりごと
 すっかり秋になって、空は青く高い。
この美しさが、嬉しく楽しいときと、逆に悲しく辛いときがある。
己の心が晴れているとき、空の美しさはなお華を添える。
しかし、心が辛く悲しいときは、その美しさが却って己の辛さを増徴させたりするのである。
「私はこんなに辛いのに・・・、私はこんなに苦しんでいるのに・・・」
と。

 けれど、そんな時、どっぷりと空の青さに浸ってしまうとよい場合がある。
ほんの一瞬、空に意識を向けるだけではなく、思い切って寝転んだりして、ただただ、空の青さを眺めるのである。流れる雲を見つめるのである。心の中の重たさから意識をそらし、ひたすら無になって空を眺め続けて見るとよい。

小一時間もそうやっていて、やがて、ほんの一瞬でも、空との一体感が持てればしめたものである。
その一瞬の感覚を少しでも維持してみよう。
もしかしたら、あなたは地上にいながら、空になれるかもしれない。
ふわっと、意識が舞い上がるかもしれない。
そうなったら是非、暫くその感覚に身を浸してみてほしい。

あなたの意識が、自分の身体に戻ったとき、
もしかしたら、
先ほどまでの悩みや辛さが、小さなことに見えてくるときがある。

「まっ、いいか
もしくは、
「考えるの、や~~~めた
と言う気分に成れるかもしれない。
そして、心が少し、軽くなったのを感じるに違いない。

それが、空がくれる優しい癒しなのである。