go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

好天に誘われて~兼六園散歩

2012年11月22日 | インポート
北陸地方はこのところ天気が悪くショッピングに出かける以外は外出の機会がありませんでしたが昨日はこの時期の北陸には珍しく青空の好天に恵まれました、どこに出掛けようか迷ったのですが結局近くの兼六園を散歩する事にしました。
兼六園は自宅から車で20分余りで行けますが花見の時期に行ったきりで今度で2回目です、駐車場に車を置いて紺屋坂を登って桂坂口から入りました。
通常は入園料が一般で¥300かかりますが顔パスならぬ歳パスで入りました、(石川県民で65歳以上は無料)goも家内も免許証を提示して無料で入園できました。

この時期の平日は観光客もまばらで色付いたモミジと松の緑が綺麗な園内をゆっくりと散策できました。
初めは兼六園のシンボルの徽軫灯籠(ことじとうろう)から見て廻りました、逆光になってうまく写せませんでした。
画像




画像




園内の松は雪吊りがされていて枝ぶりの良い松に幾何学模様の線が幾重にも広がって綺麗でした。
画像




園内で一番の枝ぶりの松は「唐崎松」です、13代藩主の斉泰公(なりやす)が琵琶湖湖畔の唐崎から種を取り寄せ実生でで育てた黒松です、枝は霞ヶ池にせり出していて見事な枝ぶりです。
画像



画像





雪吊り作業中の松も有りました、一本の松に4~5人の庭師の方が作業していました、どの松も枝ぶりが違うので縄の本数や張る方向を見極めてしなくてはいけないので経験と技術が必要だと思います。
画像




画像



画像




画像




霞ヶ池に映る紅葉と雪吊りの松、池に張り出した茶室「内橋亭」の景色。
画像



画像




画像




画像




霞ヶ池の対岸の栄螺山(さざえやま)から見た唐崎松、枝が霞ヶ池に張り出しています。
画像




水の自然落差を利用した噴水です、ポンプは使っていないそうです。
画像




瓢池(ひさごいけ)に注ぐ翠滝、周辺の木々が紅葉していました。
画像




茶室の夕顔亭は園内で一番古い建物で1774年(安永3)に建てらたと伝えられています。
画像




金沢城址公園の入り口の石川門です、昔はお掘りに架かった橋を渡って城内に入りますが現在はお掘りが道路になった為に陸橋になっています。
画像



石川門から入ると復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が最初に目に入ります、左奥が橋爪門続櫓(はしずめもんつづきやぐら)、右手前が菱櫓(ひしやぐら)、二つをつなぐ回廊が五十間長屋(ごじゅけんながや)です。
画像



画像




ごく最近復元されて河北門、門の木組みは欅造りで力強く素晴らしい。
画像




画像




画像




兼六園の紅葉はすでに散り始めいて時期的に遅かったようです。
画像



好天に誘われて久しぶりに兼六園を散歩しました、1時間半程の散歩でした。
今度の3連休にライトアップがあります、去年は来ましたがとても寒くて早々に引き揚げた覚えがあります。
天気予報では連休は雨模様のようです、来年の花見の時期まで兼六園ともしばしの別れです。

いつも有難うございます。