はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(53)   野毛  中華「第一亭」

2011-03-07 00:36:09 | 日記



前回 書いた「相馬コウタ」君が お勧めの店 「第一亭」
近所には「第二亭」 「第三亭」なんどは無い

とにかく「第一」 なのである

上の大きい目立つ看板には 「中華 第一亭」とあり 周りを
「ラーメン」 「餃子」 「ホルモン鍋」 「ホルモン炒」
その下の赤い看板にも やはり「第一亭」とあり 周りを
「舌尾頭耳豚足」 「スタミナ料理」 などなど

まぁ とにかく書けるメニューを書けるだけ看板に書きました~
的でもあるが これが野毛^^  野毛の看板の楽しさなんですね
黄昏時に のんびり歩いていると 看板を見ているだけで楽しくなってしまう

それが野毛なのである

さて 「第一亭」
場所は  B級横浜散策(49)でも書いた 狭い裏道 
石鹸の館(ソープランド)が数軒ある道の先端あたり位置している




外にある ショーウィンド  
変わり種で 「豚足うまに」 「しじみ醤油漬」あたりかな





はげまるが 最初に注文した コウタ君御推薦の「しじみ醤油漬」
同時に注文したのは ウーロン杯

ここで店の中 そう「第一亭」の状況を書かずにはおられまい

はげまるが店に入ったのは 日曜日 のんびりの昼下がり 午後3時ごろ
のんびりガラガラと 店の入口のドアを開けたのである

そこは シリアみたいな 大戦慄緊迫の世界であったのである
 どんどんどんどんどどど~ん とパソコンの机を叩く
(はじまりました)

テレビだったら ここいらでCMでも入れたくなるな

店の中はそこそこ広く 超満員 
空いている席は入口の手前テーブルのみ
しかも相席である
その席に座ってから気が付いたのであるが 
お客さん全員がはげまるの上のあたりを見ている

なんと はげまるの上の方には デカイTVが設置してあったのである

そう  はげまる以外の客 全員が競馬中継を見てる
流石 場外馬券場がある野毛である

はげまる一人対30人以上の客が 相対自しているのである
思わず ピースマークでもするかな~ とも思ったが
誰ひとりとして はげまるの存在など眼中には無い





そうなのです  全員 はげまるの頭の上あたりのテレビを

みなさん 真剣に真面目に見入っておりました





得意の ま~いいか^^~ と
「しじみ醤油漬」を食べてみる  
醤油にニンニクがかなりしみ込んだ 絶品の美味さ
酒のツマミには最高^^~

競馬に興味がないはげまるは
シジミの殻で 醤油の残骸スープをすすって飲んだりして
一人の世界に入っていったのである





次に注文した「八宝菜炒」

ニンニクの小片が沢山入っていて もう うみゃ~てうみゃ~て
文句無し 500円  いいぞ~





はげまるの座っている テーブル写真

目の前に座っている デブのおじさん (はげまるよりかなり若い)の
競馬新聞が見える






八宝菜の皿の中は 跡かたもなく きれいに食べつくされている

これは はげまるが皿を両手で持って 八宝菜の汁を吸ったあとである
もちろんウーロン杯をおかわりして これから「シジミ汁」を
またまた 皿ごと飲むのである

なんたって はげまるの行動なんて 誰も見ていないのである
コノ場で 布団をひいて 寝転んでいても
誰一人気が付かない感じである
気楽は  いい  いいな~





「第一亭」のリビア内戦状態は 4時少し前には  
すっかりと冷静さを取り戻していた
先ほどまでいた 沢山の人達は雲散霧消
残っている客は少ない

負けた馬券をいつまでも眺めながら ブッブッ独り言を言う人
店の人や 仲間と負け具合を反省している人達などが 
負けの余韻を楽しんでいるのである
(楽しんでねいぞ こ~の)






店の猫ちゃんも 店が一段落したので 出てきたみたいである
これから 各テーブルを廻って 負け組の人達を
慰めるのかにゃ~

野毛には 
ぅ~わかっちゃいるけどぉ やめられねえ^^~
(この乗りが分かる人は だびん 同年代だにゃ~)
の男達が集まってくる 気持ちいい場所なのである。
コメント (2)
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