Jサテライトリーグ
大宮0×6浦和@鴻巣市立陸上競技場
このクソ暑いのにわざわざ鴻巣くんだりまで行こうと思い立つ。いつもながら途中らーめんでも食べようと大宮で途中下車すると、どうも土砂降りの直後だったようで、ただでさえ暑いのが余計に蒸し暑くなっており、さらにキックオフの時間を30分間違えていたことを知り、いよいよ心が折れそうになる。
が、それでも思いなおしてエキュートでおにぎりを頬張って慌てて高崎線に飛び乗る。ふらついた大宮駅東口の商店街は栗鼠の旗がこれでもかとはためいていて、↓こんな鉢まで置いてあった。その実態はさておき、まあよく頑張ってるねぇ。

鴻巣駅に到着したのがほぼキックオフ予定時刻。バスもないので已む無くタクシーに飛び乗る。サテの試合行くのに一人でタクるってどんだけブルジョアなのかと(ちなみに初乗り料金660円でOKした)。とにもかくにも10分遅れてスタに到着し、ようやく芝生席にスペースを見つけて座って顔を上げるや否やいきなり浦和が先制。#26、えーと、おー中村祐也か!ってな感じ。
小池の1トップに、先制の中村祐也とともにトップ下に入っていたのは#42、そして赤星のボランチを組むのは#41と、恐らくこの40番台の選手たちはユースの子だろうと思っていたが、帰って調べてみると#42は高橋君、#41が山田君。いずれもU-17代表の浦和の「黄金世代」のメンバー。大差がついた後半に入ると#7永田君、#43原口君、#44田仲君らも投入される。ちなみに3バックは左から坂本、堤、細貝。トップでの試合も経験している堤と細貝はさすがに落ち着きがあった。右WBには西澤、左WBには復活して間もない平川が調整出場。GKは今日はヒマだっただろう加藤。
暑さの中でも中盤からガンガンと激しいプレスをかけていた浦和と対照的に、大宮は暑さでやる気がないのか、森田、佐伯、若林、奥野らトップ経験者も少なからずいたにもかかわらずバックラインでちんたらボールを回すばかり。トップの選手にもボールが収まらず、挙句ボールを受けてもたついているところや、あるいは縦に入れようとするボールを浦和の選手に掻っ攫われて再三ピンチを招く始末。後半に入って桜井が投入されてようやく前線でボールが収まるようにはなって多少活性化したものの、結局チャンスらしいチャンスも作れないまま。他人事ながら、金取って試合やってんのにありゃないよなと。まあそもそもスタジアムからして・・・だけど。
この試合ではトップ下に入った中村祐也がハットトリック達成。裏への飛び出しがよかった。赤星のスルーパスに反応して裏に抜け、GKをかわして流し込んだ4点目が印象的。その赤星は交代するまで終始攻撃のタクトを振っていた。状況は厳しいだろうけど、2人とも早くトップで観たい・・・。その日まで腐らず精進して欲しいもんだ。
5点目は調整出場ということでステルスに徹していた平川の「左足」でのドンピシャクロスをファー目にいた小池が頭で叩き込んだもの(小池もこれで2点目)。先日の広島戦でも途中から左WBに入って縦の動きから良質のクロスを上げていたし、なかなか好調。こりゃ相馬もうかうかしてらんないのでは?平川の左足め、やるようになった!
黄金世代の中でも注目度の高い原口君は高1ながらプロ相手にも臆することなくドリブルで突っかけて頼もしい。2本(多分)シュートを放ったのは立派。U-16代表の欧州遠征で日本のほとんどの得点を叩き出したっつータレントは伊達じゃない!
最後は右サイドで奮闘していた西澤までもが得点。結局0×6の大差で文字どおりの「大虐殺」。去年同じ場所で同じ顔合わせの際はコテンパンにやられたのだが、同じメンバーでここまで異なる結果になるとは正直まったく予想していなかった。トップチームの層が厚くてなかなか出場機会がなくて何かと心配なサテライトだが、この試合に限らず今季のパフォーマンスは上々のようで、ユースの子たちを含めてこれは頼もしいことこの上ない。

うーん気分がいい!!
しかしユースの子が#7着けて出場していたのはほんのりと・・・
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