昨日はホワイトデー。
先月にバレンタインのお祝いをして下さった中野稽古場の女性陣には
お礼のお返しをと考えた。
いや!
本当のことを書こう!
「今日ご馳走しますから、お返しはここでまた奢って下さればいいですから~」
という半分脅迫めいた、条件付バレンタインだったのだ。
最近の中野稽古場の夜の部は女性人ばかりの4名。
最近、減少気味なのでここいらでテコ入れして会員を
増やさないといけないと思って . . . 本文を読む
今、広島にいる。
昨日は大阪、いろいろなところに出向くと
その土地、その土地のルールがあり驚くことがある。
例えば、エスカレーターの乗り方。
東京なら急ぐ人のために右側を空けて左に寄って立つが、
大阪、広島では逆だ。
右に立っていなければ、いやな顔をされる。
だれが右側優先や左側優先にしたのか?
どこからが、右側になるのか?
箱根の山を越えると?
い~~や豊橋ではまだ左に立っていても文句はいわ . . . 本文を読む
昨日の打ち上げ会での話を書くぞ!
司会者
せんせ~~そろそろ本日のご講評をお願いしますわ(関西弁)
菊ちゃん
よ~し!
みんなね~~頑張って舞って、謡ったね!
明生が番外仕舞で『鞍馬天狗』を舞ったでしょ
『鞍馬天狗』の謡に「薄手をも斬りつけ」というのがあるでしょ
あなた方の今日の出来は完璧ではないよ
薄手程度の間違いはあるよ
100%良く出来たなんて言わないよ!
プロじゃないんだから!
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昨日の夕食会のこと
いつものように菊ちゃんが席の真ん中にドンと座る。
その周りは同じ話を何度聞いても、いやな顔をしない
心広い・心やさしい方々で固める。
で~~~乾杯!
それからだいぶ時間が経っても、ちっとも食べ物が出ない!!
ビールでお腹が一杯になってしまう。
その間での菊ちゃんから、毎度のクイズが出題された。
「オイ!浩之!!清経は誰と入水したんだよ?」
「????」
「河童だよ」
「 . . . 本文を読む
昨日は大阪への移動日。
羽田から伊丹空港まで、うとうと寝ていたらあっという間に着陸体制。
速いね~~~。
で~~
伊丹からどう移動するかだ!
モノレール?
タクシー?
ま~~時間もあるし、リムジンバスで上本町の都ホテルまで
乗り換えなしに惹かれて乗車。
ところが道路がド渋滞。
全然動かない!!
まわりを見ると、みなさんはもう諦めモードよ。
で~~私も諦めモードにスイッチオン。
PCをひろげて . . . 本文を読む
あちこちで白や赤の梅が咲き始めた。
中野の稽古場でも白梅が咲いた。
梅は花そのものよりも、香りだ。
この時期、鼻がつまって調子が悪いと損をするぞ。
あの梅の香りは春が近い!と季節を感じる!!
「梅は咲いたか~~桜はまだかいな~~」
桜は華やかだが、梅は地味な感じを受けるのは私だけかな?
梅と桜から連想するものは~~~
梅は万葉の花 桜は古今の花
梅は花の香り 桜は葉の匂い
能の曲では~~
梅 . . . 本文を読む
今週は『青野守』一色で書いていくぞ!
コメントのお答えとして写真をアップしました。
前シテの面は「三光尉」です。
今回これを選ぶにあたって我が家の「三光尉」を全部出してもらい、
その数全部で6面。
まず『項羽』で使用した「左卜全型」はすぐに面袋に戻し落選!
残念でした!卜全さん~~
お顔の色が茶色に照り輝いている、よく使う面も~落選!
これは父がよく使っていた面でして~~
残念でした!
また . . . 本文を読む
3月11日の東京新聞夕刊に粟谷菊生が「芸ひとすじ」で登場します。
私たち親子は大阪だよ~~~ん。
夕刊が買えないので、どなたか5部程度ご購入下さい。
あとで60円で買い戻したく考えていますが~~~
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『青野守』を演じるにあたって悩んだのは面のこと。
どうしても白頭でやりたかったので、
はじめは我が家の「大ベシミ」でやるつもりだったが
幸運にも今回の「黒ベシミ」と出会えた。
この面、よ~~く見ると型は「大ベシミ」だが色が黒い。
白頭にこの黒い顔が合うかな?と悩んだ。
とそのとき
ある先生がこう仰った。
「黒ベシミね~~あれは系統でいえば~青ですよ」
これで決まり!
という暴露話でした。
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粟谷能の会無事盛会で終わりました!
皆様応援有難う!
『柏崎』も『青野守』も玄人にしか判らない新しい工夫をしたよ!
私たちは作品の主張を第一に考えていきたいと思っているんだ。
そこをご理解いただきたいね。
演能に燃えていた魂は成し遂げると、少し弱火になる。
今、私は抜け殻のよう。
演者は、特にシテ方は一曲を演じ終えると身体の活力が萎む~~~
しかし、萎んだままではいけないから~~
また自分で . . . 本文を読む
あ~~もう昨日になってしまったかあ!
申合が終わった。
『柏崎』は森さんが小太郎役を、私の『青野守』は宝生先生におワキをお願いすることになった。
日頃の自分たちだけでの稽古では感じられない、ワキのパワー・エネルギーをお二人に感じてしまった。
森さんの小太郎は品があってべたつかず、いかにも良い家来という感じでぴったり。
宝生先生は、修行を積んだ力ある山伏を髣髴させます。
こんなエネルギーを醸し . . . 本文を読む
「鮑」と「トコブシ」は似ている。
同じように見えるこの二つ、実は中身が全然違う。
では~その違いは?
細かいことは専門家に任せるとして、簡単に言えば~~
「生命力が強く、生でも食べられるのが鮑。
その逆にすぐにノビてしまって生命力が弱く、
熱を通さなければ食べられないのがトコブシ」これが答え、
馴染みの寿司屋のご主人が教えてくれた。
同じようで違う二つ!となると『野守』『鵜飼』もそうだ。
この . . . 本文を読む
団塊の世代が定年を迎えはじめる。
優れた技能・技術をもった人たちがまだ働けるのに退職する。
なぜだろう?
会社が必要としないから?
規則、契約だから?
実に、もったいない話だ。
次世代のためにポストを空けることも必要だろうが、優れた技術・技能者ならば、いわゆる熟練工といわれる方たちはこれには当てはまらないんじゃないかい?
優れた技術者・熟練工は自分の限界を知っていると思う。
例えば、手が震える . . . 本文を読む
平成18年3月1日の毎日新聞の夕刊に粟谷能の会の記事が記載された。
ワクワクして夕刊を買おうとしたら携帯メールが鳴った。
思わずメールを優先してしまうアキくんだ。
「夕刊見ましたよ!こちらの写真の方がいいですね、
山海塾の天児さんと一緒なんてすごい~~」
うーー「オレがまだ見ていないのに~~」と心でつぶやき、
「種明かしするなよ!」って気持ちになりながらも差出人には
有難う!!とつぶやく。
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