![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/78/49bc1fb285211e0870c456b040d2e938.jpg)
ようやく能『玉井』モードになってきました
来年28年1月10日(日)の喜多流自主公演は、本来は27年1月に予定されていました。十四世六平太記念財団の公益財団法人化により、自主公演は財団主催の事業となり、年度初めが4月からに変更となり、27年1月から3月まで予定されていた番組はすべて28年1月から3月に移動となり、私の『玉井』はその先送りのトップとなりました。その待ちに待った『玉井』がようやく間近に迫ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/3c/3be0eb760eb3903370a431fea3c8e8c3_s.jpg)
11月から『玉井』の稽古に入ろうとしましたが、どうしても昨日の『伯母捨』の地謡が気になり、なかなか『玉井』に気持が集中しませんでした。が、もう今日からは、豊玉姫(前シテ)と海神・竜王(後シテ)をどのように勤めるか、に気持が切り替りました。
『玉井』の簡単なあらすじはこちらをご覧下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/25/b2eae821c65fcdec67e485b6c6bff011_s.jpg)
さて『玉井』で思い出すのは、伯父・新太郎の無念の「大悪尉」(鬼神面の一種)事件です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/fa/2a876370430cb18befcf824519f61bcc_s.jpg)
この面白話は私が編集・出版した「粟谷菊生・能語り」に記載していますので、是非お読みいただきたいのですが、少しお話しますと、「大悪尉」を手に入れた伯父はどうしても使いたく『玉井』を選曲し、当日を迎えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/6b/6eeaac151967ca205154c8bff642a2a2_s.jpg)
しかし、そこに待っていたのは十四世喜多六平太先生からの、いちゃもんでした。結局、伯父は生涯一度も「大悪尉」をつけることが出来ませんでした。今回の『玉井』では、その「大悪尉」を使用して海神の竜王を勤めようと思っています。
チケットは正面席は完売ですが、ワキ・中正面はまだお席はございます。
お問い合わせ・お申し込みは
「喜多六平太記念能楽堂」 03-3491ー8813 までご連絡下さい。
文責 粟谷明生
来年28年1月10日(日)の喜多流自主公演は、本来は27年1月に予定されていました。十四世六平太記念財団の公益財団法人化により、自主公演は財団主催の事業となり、年度初めが4月からに変更となり、27年1月から3月まで予定されていた番組はすべて28年1月から3月に移動となり、私の『玉井』はその先送りのトップとなりました。その待ちに待った『玉井』がようやく間近に迫ってきました。
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11月から『玉井』の稽古に入ろうとしましたが、どうしても昨日の『伯母捨』の地謡が気になり、なかなか『玉井』に気持が集中しませんでした。が、もう今日からは、豊玉姫(前シテ)と海神・竜王(後シテ)をどのように勤めるか、に気持が切り替りました。
『玉井』の簡単なあらすじはこちらをご覧下さい。
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さて『玉井』で思い出すのは、伯父・新太郎の無念の「大悪尉」(鬼神面の一種)事件です。
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この面白話は私が編集・出版した「粟谷菊生・能語り」に記載していますので、是非お読みいただきたいのですが、少しお話しますと、「大悪尉」を手に入れた伯父はどうしても使いたく『玉井』を選曲し、当日を迎えます。
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しかし、そこに待っていたのは十四世喜多六平太先生からの、いちゃもんでした。結局、伯父は生涯一度も「大悪尉」をつけることが出来ませんでした。今回の『玉井』では、その「大悪尉」を使用して海神の竜王を勤めようと思っています。
チケットは正面席は完売ですが、ワキ・中正面はまだお席はございます。
お問い合わせ・お申し込みは
「喜多六平太記念能楽堂」 03-3491ー8813 までご連絡下さい。
文責 粟谷明生