『烏頭』から箕面大滝へ写真探訪

喜多流では能『烏頭（うとう）』は、
烏の頭と表記します。

『善知鳥』と書く流儀もありますが、内容は同じです。
その中で「和田の笠松や、箕面の滝つ浪も私が袖も・・・・」と
謡われている、「箕面大滝」を散策して来ました。

『烏頭』のゆかりの場所は立山連峰と青森県、みちのくの外の浜ですが、
なぜか、箕面が出てきます。
どうしてか？
それは後日調べるとして・・・・・・

季節もちょうど紅葉の時期、
東京は朝からの雨でしたが、伊丹では雨も上がり、
お天気も回復したので、阪大の稽古まで時間があったので
デジカメもあるし～～～
写真探訪を兼ねて訪ねてきました。

阪急石橋駅で箕面線に乗り換え、終点箕面駅で下車し、
徒歩５０分で滝が見られるというので～～～
箕面大滝を目指しました！


箕面駅から滝に向かい歩き出すと、早速、
「お客さん！おいし～い、紅葉の天ぷらはどうですか？」
と声が聞こえてくる。

「ちょっと試しに一つ食べてみようかな～～」と思ったのですが～、
己の突き出た腹を見て、ここは我慢、我慢～～と誘惑を振り切り
早足にスイッチオン！！

紅葉の天ぷらやお土産のお店がたくさん並ぶ滝道を
どんどん登って進んでいくと箕面公園となり辺りは紅葉で綺麗です。

すぐに、山の空気が感じられ、木も多くなり右手には川が流れ
赤、黄色と紅葉が最高に綺麗！！

箕面の駅員さんからは、「たいへんな混雑かと思いますよ」と
驚かされが・・・・
まあ、これぐらいなら～～～よい方としよう！！

３０分ほどで瀧安寺が見えて来てこの辺りの紅葉もまた最高！！
ここでお参りをして例の通り、ご朱印戴き、
さあ滝を目指します。

早足で歩いたつもりですが、
滝に着いてみるとやはり４５分はかかっていました。

滝の前はさすがに見物客が多く、撮影を終え、帰路につきました。
さすがに帰りは下り坂ですので、行きほど苦労しないですみます。

で～～～～～
感想。

山道を歩いて、清々しい空気を吸い、川音を聞き、
鳥の声を～～～～～

聞こえてこない、
その代わり・・・・・・・・・・・

メッチャ大阪弁のおばちゃん達の大きなお喋りの声、声、声。

ホンマ、このおばちゃん達って～～～～
元気ですね

で～～～～～
滝の話は終わり！！！


約束の３時に大阪モノレール少路駅に到着すると
阪大生が出迎えてくれた。

すぐに豊中不動の紫苑閣舞台にて稽古となったが、
この舞台がすごくいいのです。

関大観世会の皆さんもご使用されているようですが、
阪大もこれからは、ちょくちょく使用させていただきたいと
思いました。

ということで、
それについては・・・・・・・
明日の投稿


阪大生から聞いた話！！！

「先生！あの箕面の滝、道路拡張工事で水源の水がなくなり
今は～～～あれポンプで水を汲み上げているんですよ！
で～～その経費が大変なので、箕面市が
困っているとか・・そのうち水が落ちてこない滝になるか～～も・・・・・」


「え～～～～人工！！！」


あ～～～～～
なにかな～～、どこかの力が抜けたよ