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「私が死んだら、何が残るかな・・?」
と思うと~~
即答します。
父の「粟谷菊生・能語り」の出版と
そして・・
能『采女』の短縮版の小書「小波之伝」の創作
である、と・・・・・・・。
ここで喜多流の能『采女』の小書について、
ちょっとお話します、マジメにね。
『采女』の小書は、先代喜多実先生が土岐善麿先生と
お二人で創作されまして、当初は「佐々浪之伝」と命名され、
二回目の公演以降、「小波之伝」と変更されました。
実先生の「小波之伝」は下記の通りです。
前シテがアシラヒ出しとなり、
サシコエ、下げ歌、上げ歌が削除されます。
後シテは「恥ずかしながら古の」から「生まれんことも頼もしや」
までを削除して、直ぐにサシとなり、曲も舞い、替えの序の舞となります。
私は、実先生の創作された「小波之伝」を
もっと、もっと~~より良いものにしたい!
と考えてきました。
工夫をこらし主題を外さないこと、
やや冗漫で敬遠されがちな能『采女』を
もっと身近な曲にしたいのです。
研究公演と粟谷能の会の二回、
この小書作成に取り組み公開してきましたが
今回は、過去二回の経験に基づいて、
更に工夫と削除を重ね、
コンパクトでありながら
主軸が見える、完成度を高くした作品を目指しています。
その出来上がりが~~見えてきた!
ような~~気がする~~のです。
ですから~~
是非、観ていただきたいのです!
9月5日 大阪の大槻自主公演
19時半から~~はじまります
私、精一杯勤めます。
これは喜多流の愛好家だけにとどまらず、
大勢の「能のファン」に観て戴きたいのです。
現時点でのお申込は~~
akio@awaya-noh.com
来週には粟谷能の会ホームページや大槻能楽堂にて
お申込が可能となります。
では、そのコンパクト小書「小波之伝」のあらすじをご紹介します。
下記は、私の大槻事務局から戴いた資料を基に公開します。
能『采女 小波之伝』
昔、帝の寵を失った采女が、悲嘆のあまり猿沢の池に身を投げた。
奈良春日の里を訪れた旅の僧の前に現れた女は、
僧を猿沢の池に案内して読経を勧め、
自分こそ、かの采女の霊だと告げて池の底に消えた。
夜、僧が弔うと、月下の水面に采女の霊が浮かび出て ――。
大槻能楽堂自主公演に数々の名演の歴史を刻んだ
故粟谷菊生(人間国宝・芸術院会員)の子息明生が、
自ら工夫を加えてきた小書「小波之伝」を
名手友枝昭世の地頭で関西初演。
[文・石淵文榮]
写真はゲラ状態のものを携帯カメラで撮影しましたので、画像が悪いですが、
ご勘弁下さい。
来週には、綺麗なチラシをお見せ出来るでしょう~~
お楽しみに~~~
と思うと~~
即答します。
父の「粟谷菊生・能語り」の出版と
そして・・
能『采女』の短縮版の小書「小波之伝」の創作
である、と・・・・・・・。
ここで喜多流の能『采女』の小書について、
ちょっとお話します、マジメにね。
『采女』の小書は、先代喜多実先生が土岐善麿先生と
お二人で創作されまして、当初は「佐々浪之伝」と命名され、
二回目の公演以降、「小波之伝」と変更されました。
実先生の「小波之伝」は下記の通りです。
前シテがアシラヒ出しとなり、
サシコエ、下げ歌、上げ歌が削除されます。
後シテは「恥ずかしながら古の」から「生まれんことも頼もしや」
までを削除して、直ぐにサシとなり、曲も舞い、替えの序の舞となります。
私は、実先生の創作された「小波之伝」を
もっと、もっと~~より良いものにしたい!
と考えてきました。
工夫をこらし主題を外さないこと、
やや冗漫で敬遠されがちな能『采女』を
もっと身近な曲にしたいのです。
研究公演と粟谷能の会の二回、
この小書作成に取り組み公開してきましたが
今回は、過去二回の経験に基づいて、
更に工夫と削除を重ね、
コンパクトでありながら
主軸が見える、完成度を高くした作品を目指しています。
その出来上がりが~~見えてきた!
ような~~気がする~~のです。
ですから~~
是非、観ていただきたいのです!
9月5日 大阪の大槻自主公演
19時半から~~はじまります
私、精一杯勤めます。
これは喜多流の愛好家だけにとどまらず、
大勢の「能のファン」に観て戴きたいのです。
現時点でのお申込は~~
akio@awaya-noh.com
来週には粟谷能の会ホームページや大槻能楽堂にて
お申込が可能となります。
では、そのコンパクト小書「小波之伝」のあらすじをご紹介します。
下記は、私の大槻事務局から戴いた資料を基に公開します。
能『采女 小波之伝』
昔、帝の寵を失った采女が、悲嘆のあまり猿沢の池に身を投げた。
奈良春日の里を訪れた旅の僧の前に現れた女は、
僧を猿沢の池に案内して読経を勧め、
自分こそ、かの采女の霊だと告げて池の底に消えた。
夜、僧が弔うと、月下の水面に采女の霊が浮かび出て ――。
大槻能楽堂自主公演に数々の名演の歴史を刻んだ
故粟谷菊生(人間国宝・芸術院会員)の子息明生が、
自ら工夫を加えてきた小書「小波之伝」を
名手友枝昭世の地頭で関西初演。
[文・石淵文榮]
写真はゲラ状態のものを携帯カメラで撮影しましたので、画像が悪いですが、
ご勘弁下さい。
来週には、綺麗なチラシをお見せ出来るでしょう~~
お楽しみに~~~