能『竹生島』女体のご紹介 その5 2021-10-08 07:27:31 | 能はこうなの、と明生風に能の紹介 能『竹生島』の謡に 「月海上に浮かんでは兎も波を走るか」 (月の影が湖上に浮かべば、その月の中の兎も波の上を走るかのようだ) が、あります。 昔はお月様に兎がいると思っていたから、このような詞章が生まれたのでしょう。 釣り舟を漕いで白波が立ち、そこを兎がぴょんぴょんと飛び跳ねるのを追うように面を切るんだ! と、父が教えてくれた事を思い出します。 「秋麗特別公演」まで、 あと二日! 皆様のご来場をお待ち申し上げております。 « 能『竹生島』女体のご紹介 ... | トップ | 能『竹生島』女体のご紹介 ... »