阪大の自演会もあと一ヶ月後となった。
(阪大自演会 12月5日(土) 山本能楽堂 2時開演 入場無料)
今日は、山本能楽堂を拝借しての最終稽古。
3時から、能『田村』そして仕舞の稽古。
前シテの舩原枝里香さんはいつも、傘や棒を花箒木(はなぼうき)に見立てて
の稽古だったが、今日は本物の箒木を持って嬉しそう。
花箒木の感触を覚えてもらった。
後シテの菅田陽平君も、橋掛りから本舞台への入り方をマスターしてもらった。
いくら言葉で説明しても、やはり実際に動いてやってみないと判らないもの。
その感覚を体験出来て、もうこれで~心配ない、ないね?
仕舞の稽古は、細かな気に入らないところまで注意して
概ね、全員お上手になったので~はい出来上がり!
あとは当日、舞台で妙な緊張をしないこと、
気持ちを楽にして~~~
これが、難しいのだ、出来るかな~~~?
まあ、大丈夫でしょう、私の愛弟子だもん
稽古が終わっていつものように、では記念撮影!
「今日は、各々方、自分の勤める曲の型、
ポーズを決めてね!」
「どう?陽君?」
「う~~~もう一枚お願いします」
で、撮り直し
「さあ、みんな早く、帰り支度して、私も着替えて「豊」に行こう!」
と言うと、
「センセ、タクシーが来てます」
と、まあ準備がよいこと。
今日の宴席会場は天満橋の「豊」
いつもは二次会で幹部しか連れて行かない高級会員制和食屋さんだが~~
今日は私の出血大サービスで~~
部員全員を連れて大宴会。
7時の予約だったが、ちょっと遅れてしまい・・・・・
8時近くの開始となった。
ガラガラと引き戸をあけると~~
ありゃ~~~
吉坊さんがいる
「センセ、大倉源次郎先生の小鼓の稽古がありまして、
帰りに豊さんに、ちょっと顔出しましたら、
明生先生が来られる、というのでご挨拶したいと思い、
お待ちしてました」
「うあ~~嬉しいね~~これから暇?」
「うま~~」
「みんな学生ばかりだから、一緒に呑まう!」
「え~~ええんですか?」
「13名で予約していて~学生が10名、
私を入れて11名、余裕だよ。
ねえ、豊さん、12名のお席をにして~~」
「はい、ほな1席とればいいんや 簡単ですわ」
とまあ、突然の芸能人のゲスト出演で盛り上がり!
「みんな、僕のとなりの、この人知ってるか?
噺家さんの桂吉坊さんです、去年の阪大の自演会にも
観に来て下さった人です、今日は、ご一緒に~呑むよ!
では~~今日はお疲れ様!
自演会の成功を祈って、さあ乾杯!」
うあ~~きゃ~~~乾杯!乾杯!!!
と、はじまった。
「あ!吉坊はビールだめや、豊さん熱燗つけて~」
「あら、せんせ、よく御存知ね」
「なんでも知ってんねん」
とまあビールが口に入ったから、饒舌の特上状態にスイッチオン
で~~~
呑みながら話題は
吉坊の師匠の桂米朝さんの文化勲章受章の話
上方落語と東京の落語の違い
先日の芸能花舞台の裏話
そんな話していたら、豊さんが~~
「センセ、この間のテレビで菊生先生のお顔みたら~~
また涙が出て・・・・・・」
とまあ笑いあり涙ありの、話題満載。
学生諸君も、私の話をちゃんと聞きながらも
口は動きっ放し、食べ物がどんどん口に運ばれていく
それを見ていると~~私も、気持ちがいい。
「吉坊、小噺?小話(こばなし)と落語の違いって教えて~?」
「え~、んま~こばなし、っちゅうのは~~」
「ちょっと、やってみてよ」
「ほな、こんなもんですわ・・・」
といっせき話してくれた。
なるほどね~~
と銭払わないで聞いてしまった。
「センセ、船弁慶という落語がありまして~
そもそもこれは桓武天皇九代の後胤なんて、しゃべりますねん」
「ほう~~面白そう~聞きたいな」
今度、どなたかがやりますねん
さすがに、それやって~~
とは図々しい私も言えず~~~
銭お払いして聞くことにした。
で、先生自ら皆さんにお酌にまわり~~
で~~あっという間に
「先生、10時ですよ、遠いところの学生さんは
そろそろ~~」
「そうだね、では記念撮影して、解散にしよう!
みんな集まれ! 豊さんも吉坊も、お願い入って~~」
「ねえ最後にさあ、吉坊と二人のところ撮ってよ」
「ほな先生、これ、自分たちも写せますわ、
これ見て下さい、はいチーズ」
と、携帯を持ち上げて~~~カシャ
そこを部長の吉村くんがカシャ
これだ!
とまあ、撮影会も終わり解散
え~~お勘定も済んで
「お~~い、タクシーは梅田を通るからね、
女の子3人は乗っていきなさい
男性は~~~ここで~~
バイバイね」
「は~~い」
とちゃんと梅田でお姫様をおろして帰宅!
とこれが今日一日か~~~
オシマイ
(阪大自演会 12月5日(土) 山本能楽堂 2時開演 入場無料)
今日は、山本能楽堂を拝借しての最終稽古。
3時から、能『田村』そして仕舞の稽古。
前シテの舩原枝里香さんはいつも、傘や棒を花箒木(はなぼうき)に見立てて
の稽古だったが、今日は本物の箒木を持って嬉しそう。
花箒木の感触を覚えてもらった。
後シテの菅田陽平君も、橋掛りから本舞台への入り方をマスターしてもらった。
いくら言葉で説明しても、やはり実際に動いてやってみないと判らないもの。
その感覚を体験出来て、もうこれで~心配ない、ないね?
仕舞の稽古は、細かな気に入らないところまで注意して
概ね、全員お上手になったので~はい出来上がり!
あとは当日、舞台で妙な緊張をしないこと、
気持ちを楽にして~~~
これが、難しいのだ、出来るかな~~~?
まあ、大丈夫でしょう、私の愛弟子だもん
稽古が終わっていつものように、では記念撮影!
「今日は、各々方、自分の勤める曲の型、
ポーズを決めてね!」
「どう?陽君?」
「う~~~もう一枚お願いします」
で、撮り直し
「さあ、みんな早く、帰り支度して、私も着替えて「豊」に行こう!」
と言うと、
「センセ、タクシーが来てます」
と、まあ準備がよいこと。
今日の宴席会場は天満橋の「豊」
いつもは二次会で幹部しか連れて行かない高級会員制和食屋さんだが~~
今日は私の出血大サービスで~~
部員全員を連れて大宴会。
7時の予約だったが、ちょっと遅れてしまい・・・・・
8時近くの開始となった。
ガラガラと引き戸をあけると~~
ありゃ~~~
吉坊さんがいる
「センセ、大倉源次郎先生の小鼓の稽古がありまして、
帰りに豊さんに、ちょっと顔出しましたら、
明生先生が来られる、というのでご挨拶したいと思い、
お待ちしてました」
「うあ~~嬉しいね~~これから暇?」
「うま~~」
「みんな学生ばかりだから、一緒に呑まう!」
「え~~ええんですか?」
「13名で予約していて~学生が10名、
私を入れて11名、余裕だよ。
ねえ、豊さん、12名のお席をにして~~」
「はい、ほな1席とればいいんや 簡単ですわ」
とまあ、突然の芸能人のゲスト出演で盛り上がり!
「みんな、僕のとなりの、この人知ってるか?
噺家さんの桂吉坊さんです、去年の阪大の自演会にも
観に来て下さった人です、今日は、ご一緒に~呑むよ!
では~~今日はお疲れ様!
自演会の成功を祈って、さあ乾杯!」
うあ~~きゃ~~~乾杯!乾杯!!!
と、はじまった。
「あ!吉坊はビールだめや、豊さん熱燗つけて~」
「あら、せんせ、よく御存知ね」
「なんでも知ってんねん」
とまあビールが口に入ったから、饒舌の特上状態にスイッチオン
で~~~
呑みながら話題は
吉坊の師匠の桂米朝さんの文化勲章受章の話
上方落語と東京の落語の違い
先日の芸能花舞台の裏話
そんな話していたら、豊さんが~~
「センセ、この間のテレビで菊生先生のお顔みたら~~
また涙が出て・・・・・・」
とまあ笑いあり涙ありの、話題満載。
学生諸君も、私の話をちゃんと聞きながらも
口は動きっ放し、食べ物がどんどん口に運ばれていく
それを見ていると~~私も、気持ちがいい。
「吉坊、小噺?小話(こばなし)と落語の違いって教えて~?」
「え~、んま~こばなし、っちゅうのは~~」
「ちょっと、やってみてよ」
「ほな、こんなもんですわ・・・」
といっせき話してくれた。
なるほどね~~
と銭払わないで聞いてしまった。
「センセ、船弁慶という落語がありまして~
そもそもこれは桓武天皇九代の後胤なんて、しゃべりますねん」
「ほう~~面白そう~聞きたいな」
今度、どなたかがやりますねん
さすがに、それやって~~
とは図々しい私も言えず~~~
銭お払いして聞くことにした。
で、先生自ら皆さんにお酌にまわり~~
で~~あっという間に
「先生、10時ですよ、遠いところの学生さんは
そろそろ~~」
「そうだね、では記念撮影して、解散にしよう!
みんな集まれ! 豊さんも吉坊も、お願い入って~~」
「ねえ最後にさあ、吉坊と二人のところ撮ってよ」
「ほな先生、これ、自分たちも写せますわ、
これ見て下さい、はいチーズ」
と、携帯を持ち上げて~~~カシャ
そこを部長の吉村くんがカシャ
これだ!
とまあ、撮影会も終わり解散
え~~お勘定も済んで
「お~~い、タクシーは梅田を通るからね、
女の子3人は乗っていきなさい
男性は~~~ここで~~
バイバイね」
「は~~い」
とちゃんと梅田でお姫様をおろして帰宅!
とこれが今日一日か~~~
オシマイ
昨日はお稽古をありがとうございました。
また、豊でのご馳走の数々、本当に生きていて良かったです!
おそらく、あの豊での出来事は喜多会史上の大事件として語り継がれると思います。
稽古不足で大変恐縮でしたが、残りある時間で精一杯稽古したいと思います。
自演会でも、宜しくお願いします。
お稽古に於いて先生に指摘いただいた点を修正し、特に能では先輩の舞台を台無しにしてしまわぬよう、一層気を引き締めて参ります!
自演会に於きましてもよろしくお願い申し上げます。
お稽古をつけていただき、ありがとうございました。
そして、ご馳走様でした!また、梅田まで送っていただきありがとうございました。
今まで500円のビニール傘を箒木に見立てていましたが、やはり、本番用の箒木を持つと気合が入りました。
しかし、使っていたビニール傘が軽すぎたのか、花箒木だとだんだん右手がプルプルしてきました。今回の自演会前に実際に持つことができて良かったです。
卒業論文やその他もろもろ、ドタバタしておりますが、自演会まであと一ヶ月間、しっかり練習して、悔いのないようにしたいと思います。
コメント有難うね。
自演会まであと少し、
あっという間に、当日が来るよ
健康に気をつけて、お稽古また頑張って下さい
番組が出来たら、豊さんにも送って下さいね。
私はこれまでのコンパで、2,3杯のチューハイ・梅酒で肝臓にダイレクトアタックをくらうことがしばしばでしたが、豊さんのお酒はうまし。翌日も気持ちよく朝を迎え、奈良女子大学観世会さんの自演会を観劇することができました。
仕舞の決めポーズがいまだに決まらない今日この頃ですが、先生や陽さんにご指導いただいたことをおさらいして、本番にむけ精進したいと思います。
恥かきついでに、コンパ係からのお知らせです。今年の自演会の後席ですが、去年と同じく、一次会は17:30から東通りの「えん」、2次会は19:30から「丸まん寿司」となりました。先生にはパンフレットと一緒に、あらためてご案内を送付いたしますね。
それでは失礼いたしました。
嵐山、蔵王権現様になってね~
首を引いて、腰も引いて、
がんばれ!
豊さんでも大変おいしいお料理をいただき、パワーがみなぎる思いです。
初めての能楽堂で面をつけての稽古で、最初は距離感がつかめないかたちで、四苦八苦していましたが、先生のご指導を頂き、とにかく残り一ヶ月精一杯がんばっていかねばとの気持ちでいっぱいです。
しっかり準備して本番に臨もうと思います。
本当にありがとうございました。