![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/76/5f68041f2efea61f12849a635c3c6074.jpg)
『蝉丸』ゆかりの地「蝉丸神社」の謡蹟めぐりをして参りました。
幼少の時より盲目であった延喜帝の第四の皇子・蝉丸を、青年になる頃、帝は逢坂山に捨てることとし、重臣の清貫(きよつら)を同行させます。逢坂山に着くと、蝉丸の髪をおろし、手慣れた琵琶と笠、杖を持たせ、ひとり置き去りにします。
途方に暮れる哀れな蝉丸を見つけた博雅の三位は蝉丸を介抱し、藁屋を拵え、世話をします。
そこへ姉の逆髪が現れて再会し、また涙を流しながら別れていく・・・というのが能『蝉丸』です。
百人一首の蝉丸は、見窄らしい乞食のような絵で描かれていますが、能の蝉丸はそれとは違い、皇子としての風格、気品を崩さずに残して演じるのが演者の心得となっています。
では、写真でご紹介いたします。
京阪京津線の大谷駅を下車すると目の前に「蝉丸神社」があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/9b/03eeb61b3c7ffa93f73e74fe14f7a8ad_s.jpg)
急な階段を上ると神楽殿がありますが、やや寂れた感じがします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/ff/ca72c57005c05b7d950ced2885f2b030_s.jpg)
神楽殿奥に本殿があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/2c/0b77d88772988802b9b0ff1c059612af_s.jpg)
蝉丸神社から蝉丸神社上社を目指し浜大津方面に歩くと、整備された「逢坂関跡」があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/44/45a278089bc0506c9e0041e57a9dd98f_s.jpg)
立派な関跡の石碑があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/a9/aec7667952fbdd4a1597ae33fc88d2f5_s.jpg)
逢坂の関から上社までは国道沿いを歩いて移動となりますが、大型トラックが猛スピードで走る側を移動するのは危険極まりない行為でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/d6/3a2cb0a9a454401bd69a263a0fe7009c_s.jpg)
逢坂の関より、徒歩10分ほどで蝉丸神社上社があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/ac/74bb5bed8426e4d33e7861d0c9edc5e4_s.jpg)
蝉丸神社も蝉丸神社上社も急な階段を上がると神楽殿があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/5b/dab014efa956cb2f297e2b310238bcb3_s.jpg)
神楽殿から本殿を見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/3d/663ecfb6e905d6ea8b8a1e087f1ce9a1_s.jpg)
小さな上社本殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/97/41644d85e15b500b19893cb20aa6b361_s.jpg)
本殿からふり返ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/21/3699b6644f23b240169b718ce30f0e02_s.jpg)
上社から下社への国道沿いの歩行はとても危険なので、対向車線の側道を歩く事をお薦めします。
二股に分かれる国道の左側を進み京阪電車の踏切を渡ると、蝉丸神社下社が左手に見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/dd/5b6118d193aa7ed1d1459f210f11b818_s.jpg)
蝉丸神社、上社、下社すべてに神楽殿が設置されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/58/cc3507332fb167e67cb4fe9c7655551f_s.jpg)
下社神楽殿から本殿を見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/44/ecc8580230dd55c7dfcd11acaf170d6c_s.jpg)
神楽殿右手前に「関の清水」がありますが、もちろん枯れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/e6/cc62b7fe90b5f0124edeef5e606b45b8_s.jpg)
歌碑は隣にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/3e/b3b49984e284ef9c9c26698ffa9a66b5_s.jpg)
下社本殿の側に謡蹟保存会の駒札が設置してありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/4d/a2d4d93725446152328440ae41069f5b_s.jpg)
駒札
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/f0/773c20fa15265d84fa6f767a1baf9979_s.jpg)
無人駅「上榮町駅」より京阪電車に乗り、三条に戻る途中、車中から下社を撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/3e/dcdb449480b89611c25f349fe261dec9_s.jpg)
幼少の時より盲目であった延喜帝の第四の皇子・蝉丸を、青年になる頃、帝は逢坂山に捨てることとし、重臣の清貫(きよつら)を同行させます。逢坂山に着くと、蝉丸の髪をおろし、手慣れた琵琶と笠、杖を持たせ、ひとり置き去りにします。
途方に暮れる哀れな蝉丸を見つけた博雅の三位は蝉丸を介抱し、藁屋を拵え、世話をします。
そこへ姉の逆髪が現れて再会し、また涙を流しながら別れていく・・・というのが能『蝉丸』です。
百人一首の蝉丸は、見窄らしい乞食のような絵で描かれていますが、能の蝉丸はそれとは違い、皇子としての風格、気品を崩さずに残して演じるのが演者の心得となっています。
では、写真でご紹介いたします。
京阪京津線の大谷駅を下車すると目の前に「蝉丸神社」があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/9b/03eeb61b3c7ffa93f73e74fe14f7a8ad_s.jpg)
急な階段を上ると神楽殿がありますが、やや寂れた感じがします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/ff/ca72c57005c05b7d950ced2885f2b030_s.jpg)
神楽殿奥に本殿があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/2c/0b77d88772988802b9b0ff1c059612af_s.jpg)
蝉丸神社から蝉丸神社上社を目指し浜大津方面に歩くと、整備された「逢坂関跡」があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/44/45a278089bc0506c9e0041e57a9dd98f_s.jpg)
立派な関跡の石碑があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/a9/aec7667952fbdd4a1597ae33fc88d2f5_s.jpg)
逢坂の関から上社までは国道沿いを歩いて移動となりますが、大型トラックが猛スピードで走る側を移動するのは危険極まりない行為でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/d6/3a2cb0a9a454401bd69a263a0fe7009c_s.jpg)
逢坂の関より、徒歩10分ほどで蝉丸神社上社があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/ac/74bb5bed8426e4d33e7861d0c9edc5e4_s.jpg)
蝉丸神社も蝉丸神社上社も急な階段を上がると神楽殿があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/5b/dab014efa956cb2f297e2b310238bcb3_s.jpg)
神楽殿から本殿を見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/3d/663ecfb6e905d6ea8b8a1e087f1ce9a1_s.jpg)
小さな上社本殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/97/41644d85e15b500b19893cb20aa6b361_s.jpg)
本殿からふり返ると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/21/3699b6644f23b240169b718ce30f0e02_s.jpg)
上社から下社への国道沿いの歩行はとても危険なので、対向車線の側道を歩く事をお薦めします。
二股に分かれる国道の左側を進み京阪電車の踏切を渡ると、蝉丸神社下社が左手に見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/dd/5b6118d193aa7ed1d1459f210f11b818_s.jpg)
蝉丸神社、上社、下社すべてに神楽殿が設置されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/58/cc3507332fb167e67cb4fe9c7655551f_s.jpg)
下社神楽殿から本殿を見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/44/ecc8580230dd55c7dfcd11acaf170d6c_s.jpg)
神楽殿右手前に「関の清水」がありますが、もちろん枯れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/e6/cc62b7fe90b5f0124edeef5e606b45b8_s.jpg)
歌碑は隣にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/3e/b3b49984e284ef9c9c26698ffa9a66b5_s.jpg)
下社本殿の側に謡蹟保存会の駒札が設置してありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/4d/a2d4d93725446152328440ae41069f5b_s.jpg)
駒札
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無人駅「上榮町駅」より京阪電車に乗り、三条に戻る途中、車中から下社を撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/3e/dcdb449480b89611c25f349fe261dec9_s.jpg)