NHKの録画は無事終わりました。
担当者ディレクターの安里さんが
「大丈夫、ご心配なく」
と仰るから~~たぶん大丈夫なんだろう。
私としては、うまく話せたのか~~超心配なのだが~~
昨日の私の行動を、朝から、スタジオ入り・録画終了までを
順を追ってご紹介します
まずは午前中に青年能の申合があり、
長男・尚生が、はじめて地謡に出るので指導のため喜多能楽堂へ。
NHKのスタジオに12時入りなので、急いで移動した。
さて、13時から打ち合わせ、14時録画スタートとの指示を受けていたので
早めに到着、
通用口の監視員に
「112スタジオの粟谷です」
「はい、どうぞ」
と順調なスタートだ
NHKは何度も来ているので、112スタジオを目指して
常連の雰囲気を醸し出し闊歩する
ところが人間の習慣、習性というものは恐ろしいもの・・・・
日頃、足が慣れている?
身体が慣れているのかな~~?
勝手にいつもの501スタジオに向いて足が~~~
右、左・
右、左と動いている、じゃない~~
「うあ!こっちじゃない~~
112スタジオって~どこだなんだろう?」
と気が付き、左右をグルグル見回す完全にオノボリさん状態の明生。
でも、そこは芸人、役者ですから、
迷っているな~~~この田舎者が!
なんて局の人に思われないように~~
平静を装い
112スタジオを捜す、のである。
「あ!なんだ、こっちか~~」と直ぐに見つけるところが
真のオノボリサンじゃない証拠でしょ~~
と、自らに言い聞かせながら、内心ほっと一息、しちゃう明生。
見つけたスタジオに入り
業界の雰囲気で~
「よろしくお願いしま~~~す、粟谷明生です 」
とそれっぽく名乗る。
しかし、反応は~~~??
「なに、このオッサン?」
と不審そうな顔で見る人もいれば、
「どなたかしら?」
と笑顔だけで喋らない人もいた
「粟谷ですが・・・・」と再度名乗ると、
「あ~~~~~~~~~~~、あわや~~~先生~~~」
と、係の方若い女性が走りより、
これまた笑顔で
「はい、お待ちしておりました。
こちらにお部屋をご用意させていただいておりますので、ご自由にお使い下さい・・・
オートロックですから、ご注意下さい!」
と説明してくれた。
見ると~~私の名前があるじゃないの
部屋に入り、
「まず自分が喋る科白の再チェックだ~~!!!」
と意気込んでいると~~~~
「お昼の軽食です~~召し上がって下さい」
と サンドイッチが運ばれてきた
腹が減っては戦は出来ぬではないか
と、すぐに手を出してしまう 出演者 明生である。
モグモグとやや硬めのカツサンドを口一杯にほおぼっていると、
「はい、そろそろ 打ち合わせです、
そちらにコーヒーのご用意があります!どうぞ~~」
と言われ、いきなり催促の案内で、口動かしながら移動だ。
最初から、飲み物があるところで食べさせろよ!
と、軽く思いながらも~~、
「はい!すぐ行きます!」と
笑顔で答える二重人格、粟谷明生。
打ち合わせに、司会の葛西アナが登場。
「あ~~~葛西さん、よろしく!!」
「あら、粟谷さん、山崎先生、こちらこそよろしくお願いしますね」
とお返事。
お互い、
知らない仲?
知らぬ仲?
誤解を招く言い方かもしれないが~~
初対面ではない、知っている!ということね
話は ディレクターから説明され、葛西さんが
相づちをうって~~トントンと話はスムーズに流れる。
「すいません、私が言い残したことがあったら
葛西さんフォロー、よろしくお願いします」
「大丈夫ですよ、そんなに緊張しないで、気楽にやりましょう!」
と、笑顔で緊張をほぐすようにお話をしてくれた。
すると、そうだよな~
と直ぐにその気になる明生だから~~
気分よくなり、お口も軽やかになり、
「あ!これはこんな裏話があるんですよ!」
と喋りはじめちゃう~軽い明生なのだ
さて、
「2時から本番です、その前に山崎先生からメイクして下さい」
と指令が出た!
「粟谷さんは、お着物を着てからメイクお願いします~~」
と、言われ初体験のメイク
それをして下さった方が~この方
自分で気を静めるために技として~~
メイクさんと少々会話しちゃう
会話内容は秘密
「さあ~~スタンバイオッケー」
と、スタジオに入りして、所定の位置に座らされ~~~
「よっしゃ~頑張るぞ!」
と、その途端に~
「粟谷さん、すいません。
真ん中に移動して下さい」
「・・・・・ここかな?」
「はい、オッケー」
さて、軽くマイクの音量テストです。
葛西さん、山崎先生、粟谷さんの順番です
スタート!
「山崎さんは粟谷さんとは子どものころからのお付き合いなんですって?」
「そう、もうちっちゃい時から、知ってるんだよ」
「明生さんにとっての菊生さんは~~?」
「はい、父は・・・・・・」
「は~~い、皆様 マイク オッケー!
では本番です、はい10秒前、9,8,7・・・・・・」
はじまった!
で~~~
「はい、お疲れ様! はい!これで終わりです」
と、終わった、
あ~~安堵して気楽になったら~~そうだ記念撮影
「すいません、三人で記念撮影させて下さいよ、
どなかたこのカメラで撮って下さいませんか?
山崎先生と葛西アナにも、ご一緒にお願いします~~」
とパチリが~~これだ!!
「はい、ではメイク落とし、お願いします」
と言われ、先ほどの彼女にまた優しくほほえむ粟谷明生。
顔をフキフキされながら
「写真撮ってもいい?」と聞き
作業中の二人をパチリ
これだ
撮影後
「私、葛西さんだから出来たんですよ、
助かりましたよ、
もし違う方だったらこんなにスムーズには~~
あ~あなたのお陰です感謝しますよ、本当に有難うございました」
「そんなに言って下さると、嬉しいな~~」
「いや、本当に、父と私で感謝、感謝」
どこの世界も同じ!
やはり、本物やベテランの味、技が最高だ!
ナンバーワン。
最後にこの場を借りて御礼申し上げます。
「有難うございました 葛西さん
プロの技を拝見させていただきました」
「そして 95歳になられても矍鑠たる、山崎有一郎先生
有難うございました。いつまでもお元気でいて下さい」
「いろいろ アクシデントがありましたが、
これを企画実行して下さった安里さん
お世話になりまして、有難うございました。
屹度、父は喜んでいると思います」
そしてスタッフの皆様、お世話になりました。
みなさまのご協力に感謝します
父の説く、「創造と継承の役者魂」
これをを忘れずに、
これからも芸道精進いたします。
放送日 10月22日木曜日 14時
再放送 10月25日日曜日 23時半
私は、たぶん
恥ずかしさ、と~~
なんだか~怖くて、
見られない、かもしれないが、
みなさんは、絶対、ご覧になって下さいね~~~
担当者ディレクターの安里さんが
「大丈夫、ご心配なく」
と仰るから~~たぶん大丈夫なんだろう。
私としては、うまく話せたのか~~超心配なのだが~~
昨日の私の行動を、朝から、スタジオ入り・録画終了までを
順を追ってご紹介します
まずは午前中に青年能の申合があり、
長男・尚生が、はじめて地謡に出るので指導のため喜多能楽堂へ。
NHKのスタジオに12時入りなので、急いで移動した。
さて、13時から打ち合わせ、14時録画スタートとの指示を受けていたので
早めに到着、
通用口の監視員に
「112スタジオの粟谷です」
「はい、どうぞ」
と順調なスタートだ
NHKは何度も来ているので、112スタジオを目指して
常連の雰囲気を醸し出し闊歩する
ところが人間の習慣、習性というものは恐ろしいもの・・・・
日頃、足が慣れている?
身体が慣れているのかな~~?
勝手にいつもの501スタジオに向いて足が~~~
右、左・
右、左と動いている、じゃない~~
「うあ!こっちじゃない~~
112スタジオって~どこだなんだろう?」
と気が付き、左右をグルグル見回す完全にオノボリさん状態の明生。
でも、そこは芸人、役者ですから、
迷っているな~~~この田舎者が!
なんて局の人に思われないように~~
平静を装い
112スタジオを捜す、のである。
「あ!なんだ、こっちか~~」と直ぐに見つけるところが
真のオノボリサンじゃない証拠でしょ~~
と、自らに言い聞かせながら、内心ほっと一息、しちゃう明生。
見つけたスタジオに入り
業界の雰囲気で~
「よろしくお願いしま~~~す、粟谷明生です 」
とそれっぽく名乗る。
しかし、反応は~~~??
「なに、このオッサン?」
と不審そうな顔で見る人もいれば、
「どなたかしら?」
と笑顔だけで喋らない人もいた
「粟谷ですが・・・・」と再度名乗ると、
「あ~~~~~~~~~~~、あわや~~~先生~~~」
と、係の方若い女性が走りより、
これまた笑顔で
「はい、お待ちしておりました。
こちらにお部屋をご用意させていただいておりますので、ご自由にお使い下さい・・・
オートロックですから、ご注意下さい!」
と説明してくれた。
見ると~~私の名前があるじゃないの
部屋に入り、
「まず自分が喋る科白の再チェックだ~~!!!」
と意気込んでいると~~~~
「お昼の軽食です~~召し上がって下さい」
と サンドイッチが運ばれてきた
腹が減っては戦は出来ぬではないか
と、すぐに手を出してしまう 出演者 明生である。
モグモグとやや硬めのカツサンドを口一杯にほおぼっていると、
「はい、そろそろ 打ち合わせです、
そちらにコーヒーのご用意があります!どうぞ~~」
と言われ、いきなり催促の案内で、口動かしながら移動だ。
最初から、飲み物があるところで食べさせろよ!
と、軽く思いながらも~~、
「はい!すぐ行きます!」と
笑顔で答える二重人格、粟谷明生。
打ち合わせに、司会の葛西アナが登場。
「あ~~~葛西さん、よろしく!!」
「あら、粟谷さん、山崎先生、こちらこそよろしくお願いしますね」
とお返事。
お互い、
知らない仲?
知らぬ仲?
誤解を招く言い方かもしれないが~~
初対面ではない、知っている!ということね
話は ディレクターから説明され、葛西さんが
相づちをうって~~トントンと話はスムーズに流れる。
「すいません、私が言い残したことがあったら
葛西さんフォロー、よろしくお願いします」
「大丈夫ですよ、そんなに緊張しないで、気楽にやりましょう!」
と、笑顔で緊張をほぐすようにお話をしてくれた。
すると、そうだよな~
と直ぐにその気になる明生だから~~
気分よくなり、お口も軽やかになり、
「あ!これはこんな裏話があるんですよ!」
と喋りはじめちゃう~軽い明生なのだ
さて、
「2時から本番です、その前に山崎先生からメイクして下さい」
と指令が出た!
「粟谷さんは、お着物を着てからメイクお願いします~~」
と、言われ初体験のメイク
それをして下さった方が~この方
自分で気を静めるために技として~~
メイクさんと少々会話しちゃう
会話内容は秘密
「さあ~~スタンバイオッケー」
と、スタジオに入りして、所定の位置に座らされ~~~
「よっしゃ~頑張るぞ!」
と、その途端に~
「粟谷さん、すいません。
真ん中に移動して下さい」
「・・・・・ここかな?」
「はい、オッケー」
さて、軽くマイクの音量テストです。
葛西さん、山崎先生、粟谷さんの順番です
スタート!
「山崎さんは粟谷さんとは子どものころからのお付き合いなんですって?」
「そう、もうちっちゃい時から、知ってるんだよ」
「明生さんにとっての菊生さんは~~?」
「はい、父は・・・・・・」
「は~~い、皆様 マイク オッケー!
では本番です、はい10秒前、9,8,7・・・・・・」
はじまった!
で~~~
「はい、お疲れ様! はい!これで終わりです」
と、終わった、
あ~~安堵して気楽になったら~~そうだ記念撮影
「すいません、三人で記念撮影させて下さいよ、
どなかたこのカメラで撮って下さいませんか?
山崎先生と葛西アナにも、ご一緒にお願いします~~」
とパチリが~~これだ!!
「はい、ではメイク落とし、お願いします」
と言われ、先ほどの彼女にまた優しくほほえむ粟谷明生。
顔をフキフキされながら
「写真撮ってもいい?」と聞き
作業中の二人をパチリ
これだ
撮影後
「私、葛西さんだから出来たんですよ、
助かりましたよ、
もし違う方だったらこんなにスムーズには~~
あ~あなたのお陰です感謝しますよ、本当に有難うございました」
「そんなに言って下さると、嬉しいな~~」
「いや、本当に、父と私で感謝、感謝」
どこの世界も同じ!
やはり、本物やベテランの味、技が最高だ!
ナンバーワン。
最後にこの場を借りて御礼申し上げます。
「有難うございました 葛西さん
プロの技を拝見させていただきました」
「そして 95歳になられても矍鑠たる、山崎有一郎先生
有難うございました。いつまでもお元気でいて下さい」
「いろいろ アクシデントがありましたが、
これを企画実行して下さった安里さん
お世話になりまして、有難うございました。
屹度、父は喜んでいると思います」
そしてスタッフの皆様、お世話になりました。
みなさまのご協力に感謝します
父の説く、「創造と継承の役者魂」
これをを忘れずに、
これからも芸道精進いたします。
放送日 10月22日木曜日 14時
再放送 10月25日日曜日 23時半
私は、たぶん
恥ずかしさ、と~~
なんだか~怖くて、
見られない、かもしれないが、
みなさんは、絶対、ご覧になって下さいね~~~