能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

雨の中の撮影もまた、楽しいものでした~

2009-06-07 06:59:07 | 粟谷明生の日常
昨日は朝から雨模様だったが、予定は変更出来ない。

午後からの山寺見学を考慮して、朝早く出発することにした。
まずは、虎女が源融の面影を写したと言われる文知摺石のある「文知摺観音」に出かけた。
朝 8時15分到着

あれ?
門が閉まっている、普通は8時から開門でしょ~~~?
でも開門9時と書かれている。

傘をさして途方に暮れていたら、受付の方が現れた。
「すいませんが入れませんか?」と頼むと
「いいですよ」と親切に入れて下さった。
今回の旅では、東北の方って、本当に優しくて親切だと思った。

ということで~~
境内をひとり独占して見られたのは、何ともラッキーでした。

雨は残念だが、木々の新緑は輝きを増していろいろ不自由だが撮影は楽しい。
その素人腕前は近日中に公開することにして~~

で~次は次の部、あれ?
うまく変換しない
継信(つぎのぶ)と忠信(ただのぶ)の墓がある「医王寺」に向かう。

写真は謡蹟保存会の駒札を撮影する私。
昨日の駒札はこれのみ。

福島電鉄、医王寺駅から福島駅に移動して次ぎに仙台駅と計画通りだが、
駅に着くと電車が走り出した!

車掌さんが
「あ~~残念、ごめんね~~」の表情を見せてくれる、
ここにも東北人にやさしさが見られた。

で~~待つこと、30分
「まあ仕方がない、予定していた電車に乗るまでのことよ」
と悟るように…諦めの境地。

福島駅から仙台駅で仙石線に乗り換え山寺駅までの行程で、
なにしろ乗り換え時間がうまく行かない、
時間をロスが多く、あ~~時間がもったいないな~と
思ったが、こういう旅もまたいいのかもしれない。
とまた悟るように、自分に言い聞かせる…

で、13時45分山寺駅到着、まだ雨はやまない。
傘をさして、カメラをぶらさげ、
800とも1000とも言われる階段が待っている山寺の展望台を目指すことにした。

この階段、登っていると聞こえて来るのが、

「おい、まだ登るのか?」

「きつ~~あとどのくらい?」

「あ~ここまで来たから戻れないが、戻りたいな~~」

「だれよ、たいしたことない!って言った人!」

と声が聞こえてくる。

が~~しかし、パチパチ撮影していると、これは気が晴れて楽なもの
傘をさしながらも楽しく登れたのは~~~~
カメラ観音のお陰かもしれない

さて展望台からの絶景を見て、
あ~~~ここまで来てすぐに仙台駅に戻るのは~
ちょっと勿体なくなってきて~~
途中に作並温泉が気になりだした
やはり運動の後には癒やしが必要です

ということで途中下車して「旅館・一の坊」でひとっ風呂
仙台に戻ったのは、7時だった。

夕食はお弟子さんの経営している「○△□=まるさんかくしかく」で乾杯!
あいにくひとっ風呂のため、お弟子さんのT・M氏にはお会い出来なかったが、
吉次(きちじ)がメチャクチャ美味かったですよ!
と今日お礼を言うつもり。

さて、今日は東北大喜多会自演会のリハーサルだ。
久しぶりに東北大生と逢えるのが楽しみだ。
特に新入生のお顔を拝見するのがはじめてなので、
非常にワクワクしている。

よっしゃ~
気合いをいれて、
判りやすく指導!

即効果が出る~~こと、

あると思います。

追加、寝不足の皆様、サッカーワールドカップ出場、万歳!ですね

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