能楽・喜多流能楽師 粟谷明生 AWAYA AKIO のブログ

能楽師・粟谷明生の自由気儘な日記です。
能の世界も個人の生活もご紹介しています!

地方紙にも書評が~

2007-12-13 07:07:31 | 粟谷明生の日常
岩手日報に「粟谷菊生能語り」の紹介記事が出た!
との知らせを受けました。
しかし、まだ私、確認しておりません。

ご覧になられた方がいらっしゃいましたら、
詳細をお知らせ戴ければ
嬉しいのですが~~~

他にも、まだまだ記載されるかもしれない~~
との情報もあるので、地方紙から目が離せません。

掲載記事を見つけられた方は、
当方までご連絡戴きたく、よろしくお願い申し上げます。

来年の喜多流自主公演の初会は「氷室」シテ・粟谷能夫の副地頭です。
今から、懸命に覚えていますが、中々頭にスムーズに入らないで
困っています。
昔、宮島の御神能で出雲康雅氏の「氷室」を能夫氏と二人で謡ったのに~~
残念ながら、私の頭脳に何もその形跡がない!

覚えるという作業。
役者稼業はたいへんでしょうな~~~
毎回、毎回覚えなきゃいけない、

それに比べて、私は~~
一度覚えれば~また使えるチャンスがあるのだから~~~~

朝、公園でストレッチ体操をしていたら~
かわいい男の子が縄跳びに挑戦している。

アドバイザーのお父さんは必死に一緒飛んで教えている。
諦めかける子供は~~
休んだり、でもまた挑戦したり、

あ~~でもうまくいかない。

お父さんはバトミントンの用意を始めた。
今度はバドミントンをしてあそんでみたりする。

たまに違うことをするのも一考ですな~~
あ~~
男の子、ラケット捨てて、縄跳びはじめた!
自主的に取り組む姿勢が、なんともかわいい。

運動したら休みが必要、
なにも考えずに無心になるのも良いし、違うことに取り組むのも、またよし!

で~~~
私も謡いを覚えようと集中するが~~~
すぐ他の事が気になるのか~~
飽きちゃうのか~~、

あ~~~
私の場合はひたすら集中、集中

ま~~公演間近になれば、焦るのですが、それじゃ~~
いけないのでありまして。
来週から集中して覚えることを!
ここに誓います!
阿~~面(ア~~メン)



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (宮島です)
2007-12-13 19:28:57
お能を拝見するたびに、先生方の記憶力はすごいな!と思っています。
学生時代は、お謡いを覚えるために紙に書いたりもしましたが、声に出して謡う!謡いまくる!に勝るものはありませんでした。。。あの頃のお稽古で何が辛かったといって、連吟のお謡いが覚えられないことでした~。連吟で大変な思いをしたくらいですから、お能一曲を演じてしまう学生さんはすごいな~と感心しています。
返信する
覚え方 (粟谷明生)
2007-12-14 07:41:44
宮島様
コメント有難うございます。

そうですね、覚え方のコツは
やはり繰り返しですね。

それも大きな声で謡わないとだめですね
いざ!と言うときに
大きな声で謡っていないと、役に立ちません。

小声で電車の中でちゃんと謡えても、
舞台は電車の中ではないので~~~、
これに満足していると、舞台で~~

あ~~~文句が出てこない!
ということ、
始終あります。(笑)

ところで狂言の野村又三郎先生がご逝去されました。
ここに謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

又三郎先生と父はよく親しく話されていたお仲間でした。

「又さん、あなたのその黒々とした毛は~本物?」

「そうだよ(笑)菊ちゃん」

「うらやましいな~~」

これ、名古屋で私もご一緒した時の
タクシーの中での会話です。

あ~~人生儚いですね、
返信する
菊生先生の御本 (HN 班女)
2007-12-14 12:57:29
数日以前につきました。早速食事を30分挟んでほぼ二時間で楽しく完読いたしました。

次の日には学生に紹介いたしました。

ご生前の先生のお言葉やおはがきお電話能楽堂の外交などが走馬灯のようによみがえり、やはりそう考えておいでだったか?と納得するところが多くありました。
乱文ですが取り急ぎブログに書かせていただきました。学生は一部読ませたところ、楽しそうに笑ったり、興味深そうにまじめな顔をしたりして、なかなか面白かったです。

またいずれ自分の家のパソコンからイーメイルさせていただきます。ありがとうございました。
切手も舞台を思い出すものがはってあり、ご家族ご一同の並々ならぬ意気込みが感じられました。
返信する
二時間で (粟谷明生)
2007-12-15 12:08:54
ご購読有難うございました。
二時間で読めますね

出版作業は何十時間でしたが~~(笑)

学生さんへの宣伝有難うございます。

これからも粟谷明生のブログ
よろしく応援のほど、お願い申し上げます。

コメント有難うございました。
返信する